<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:「自分ごと」だと人は動く
著者:博報堂DYグループエンゲージメント研究会
発刊日:2009年11月27日
出版社:ダイヤモンド社
ページ数:225
<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:2時間15分
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)
読んで頂きたい方:
<HIMETAKUが搾り出した本書の格言> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆
自分が感動をした経験を誰かに伝えたいという欲求は、私達の本能的な性質
★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★
<目次>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
はじめに
第1章 細分化する社会
第2章 タグ化する個人
第3章 99%の情報がスルーされる!?
第4章 コミュニケーションは「自分ごと」で成功する
第5章 「自分ごと」は社会を動かす
第6章 社会の主導権は誰が握るのか?
おわりに
<本書を読む目的>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これからのマーケティングを勉強する
<思いがけず線を引いたポイント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
・世に溢れる莫大な情報は、意識的にやり過ごしながら生きていかなければ生活は送れません。
→意識的に「関係しない」ことで、自分を守っているのです。
・うまく「自分ごと」にしてもらえたならば、情報は行動に変化していきます。
→試してもらえたり、買ってもらえたり、ファンになってもらえたり…。
・幸せを測るための「物差し」が消えつつある。それがいまのニッポンです。
・mixiのコミュニティは「属する」のではなく「参加」するものなのです。
→主導権を持っているのは個人であって、コミュニティそのものは単純な「場所」。時間の使い方は自分が決める。
・ここ数年、ヒット商品の履歴を見ても、社会が瞬間的になっていることを実感します。
・生活者が「情報の受け手」から「情報の取扱者」への変革が起こっている
・これからのブランディングは、企業がつくり出す渦と生活者がつくり出す渦が共振・共鳴するムーブメントのことになります。
・私達は人間が「タグ」の集合になったという見立てをしています。
→タグとは関心。タグとは興味。
→生活者が個人的に興味・関心を持っているそれぞれの対象ごとに一枚ずつペタリと貼られていくイメージです。
→つまり、一人の人間が持っている興味の数だけタグの数があります。
・タグ化とは、それぞれの人が興味・関心ある領域だけで関係を持てる、結びつくことができる方法です。
・ステレオタイプな「らしさ」で整合性をとる必要はない。
・細分化の進展によって個人はタグ化する。
→そしてタグ同士のコミュニケーションによって個人間のネットワークが形成されていく。
・1990年代生まれのあたりの若者たちにとって、いわゆる「友だち」は3段階に分かれるそうです。
→友だち、親友、マブダチ
→「マブダチ」には彼女のことや恥ずかしいヒミツごとも話せる関係。「親友」にはそこまでいえないんだそうです。
→われわれオトナの感覚ですと、マブダチ=親友、友だち=知り合い、だろうと思ってしまいます。
・「届く」と「受け取る」とはまったく次元の違うこと。
→コミュニケーションが直面している大きなハードルです。
→相手の目の前にキチンと届くのはもう当たり前の大前提。その次に受け取ってもらえるかどうかが、コミュニケーションの成否の境界線である。
・メッセージが生活者の「自分ごと」になると、その情報は生活者同士でシェアされ、また次のシェアを生み、世の中に大きな影響をもたらしていきます。
→それは情報発信者の意図を超えた、大きなうねりとなって、いわば「社会ごと」化されていきます。
・生活者との接点となるタグを発見することが、広告コミュニケーションのプロフェッショナルの新しい仕事です。
・情報溢れる世の中では、「ちゃんとした人のちゃんとした情報」はスルーされがち。
→生活者は普通の、言い換えればどこか既視感のある情報に目をやる暇を持ち合わせていないです。
→少々厳しめの言い方をすれば、普通の情報は価値が低いのです。
・「突っ込み」どころを用意する。
→これなしには、コミュニケーションが先に進まない。
・「自分ごと」のプロセス
ステップ1 「エンゲージメント・テーマ」を発見する
ステップ2 スルーされないように突っ込まれどころあるメッセージを用意
ステップ3 「エンゲージメント・テーマ」を「装置」の上で体験してもらう
ステップ4 生活者に「自分ごと」が起こり…
ステップ5 生活者の間に「自分ごと」の共有/シェアが始まり、連鎖していく
<この本を読んでHIMETAKUが実践すること>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「自分ごと」を起こす仕組みを考える
<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
個人が情報を容易に発信できる世の中では、企業のマーケティングも様変わりする。
商品やサービスを受けた消費者が感想・評価をブログやSNS等で他の消費者に広める。
企業は消費者が情報を発信する事を意識して、マーケティングやプロモーションを行わなければならなくなっている。
マーケティングやメディアに関する勉強にはお勧めです。
<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
忘年会のシーズンになりましたね。
新聞の情報では、今年の忘年会の傾向は景気が影響して「回数少なく豪華に」が流行のようですね。
1日1冊の読書を始めて、本の影響でさまざまな事に興味を持って行動を起すようになり、私の財布のキャッシュフローが途端によくなりました(泣)
営業CFのプラスが90%強、投資CFのマイナスになっている気がします。
ヒトも会社と同じようにおカネを使わないとよりよくならないと信じて(祈る!?)います。
<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
メールでのご意見・ご感想はこちらへ → himetaku@mail.goo.ne.jp
もちろん、コメントでもOKです。
題名:「自分ごと」だと人は動く
著者:博報堂DYグループエンゲージメント研究会
発刊日:2009年11月27日
出版社:ダイヤモンド社
ページ数:225
<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:2時間15分
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)
読んで頂きたい方:
<HIMETAKUが搾り出した本書の格言> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆
自分が感動をした経験を誰かに伝えたいという欲求は、私達の本能的な性質
★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★
<目次>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
はじめに
第1章 細分化する社会
第2章 タグ化する個人
第3章 99%の情報がスルーされる!?
第4章 コミュニケーションは「自分ごと」で成功する
第5章 「自分ごと」は社会を動かす
第6章 社会の主導権は誰が握るのか?
おわりに
<本書を読む目的>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これからのマーケティングを勉強する
<思いがけず線を引いたポイント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
・世に溢れる莫大な情報は、意識的にやり過ごしながら生きていかなければ生活は送れません。
→意識的に「関係しない」ことで、自分を守っているのです。
・うまく「自分ごと」にしてもらえたならば、情報は行動に変化していきます。
→試してもらえたり、買ってもらえたり、ファンになってもらえたり…。
・幸せを測るための「物差し」が消えつつある。それがいまのニッポンです。
・mixiのコミュニティは「属する」のではなく「参加」するものなのです。
→主導権を持っているのは個人であって、コミュニティそのものは単純な「場所」。時間の使い方は自分が決める。
・ここ数年、ヒット商品の履歴を見ても、社会が瞬間的になっていることを実感します。
・生活者が「情報の受け手」から「情報の取扱者」への変革が起こっている
・これからのブランディングは、企業がつくり出す渦と生活者がつくり出す渦が共振・共鳴するムーブメントのことになります。
・私達は人間が「タグ」の集合になったという見立てをしています。
→タグとは関心。タグとは興味。
→生活者が個人的に興味・関心を持っているそれぞれの対象ごとに一枚ずつペタリと貼られていくイメージです。
→つまり、一人の人間が持っている興味の数だけタグの数があります。
・タグ化とは、それぞれの人が興味・関心ある領域だけで関係を持てる、結びつくことができる方法です。
・ステレオタイプな「らしさ」で整合性をとる必要はない。
・細分化の進展によって個人はタグ化する。
→そしてタグ同士のコミュニケーションによって個人間のネットワークが形成されていく。
・1990年代生まれのあたりの若者たちにとって、いわゆる「友だち」は3段階に分かれるそうです。
→友だち、親友、マブダチ
→「マブダチ」には彼女のことや恥ずかしいヒミツごとも話せる関係。「親友」にはそこまでいえないんだそうです。
→われわれオトナの感覚ですと、マブダチ=親友、友だち=知り合い、だろうと思ってしまいます。
・「届く」と「受け取る」とはまったく次元の違うこと。
→コミュニケーションが直面している大きなハードルです。
→相手の目の前にキチンと届くのはもう当たり前の大前提。その次に受け取ってもらえるかどうかが、コミュニケーションの成否の境界線である。
・メッセージが生活者の「自分ごと」になると、その情報は生活者同士でシェアされ、また次のシェアを生み、世の中に大きな影響をもたらしていきます。
→それは情報発信者の意図を超えた、大きなうねりとなって、いわば「社会ごと」化されていきます。
・生活者との接点となるタグを発見することが、広告コミュニケーションのプロフェッショナルの新しい仕事です。
・情報溢れる世の中では、「ちゃんとした人のちゃんとした情報」はスルーされがち。
→生活者は普通の、言い換えればどこか既視感のある情報に目をやる暇を持ち合わせていないです。
→少々厳しめの言い方をすれば、普通の情報は価値が低いのです。
・「突っ込み」どころを用意する。
→これなしには、コミュニケーションが先に進まない。
・「自分ごと」のプロセス
ステップ1 「エンゲージメント・テーマ」を発見する
ステップ2 スルーされないように突っ込まれどころあるメッセージを用意
ステップ3 「エンゲージメント・テーマ」を「装置」の上で体験してもらう
ステップ4 生活者に「自分ごと」が起こり…
ステップ5 生活者の間に「自分ごと」の共有/シェアが始まり、連鎖していく
<この本を読んでHIMETAKUが実践すること>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「自分ごと」を起こす仕組みを考える
<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
個人が情報を容易に発信できる世の中では、企業のマーケティングも様変わりする。
商品やサービスを受けた消費者が感想・評価をブログやSNS等で他の消費者に広める。
企業は消費者が情報を発信する事を意識して、マーケティングやプロモーションを行わなければならなくなっている。
マーケティングやメディアに関する勉強にはお勧めです。
<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
忘年会のシーズンになりましたね。
新聞の情報では、今年の忘年会の傾向は景気が影響して「回数少なく豪華に」が流行のようですね。
1日1冊の読書を始めて、本の影響でさまざまな事に興味を持って行動を起すようになり、私の財布のキャッシュフローが途端によくなりました(泣)
営業CFのプラスが90%強、投資CFのマイナスになっている気がします。
ヒトも会社と同じようにおカネを使わないとよりよくならないと信じて(祈る!?)います。
<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
メールでのご意見・ご感想はこちらへ → himetaku@mail.goo.ne.jp
もちろん、コメントでもOKです。