ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

ふくろうちゃん。*日々のつれづれ*

2015年11月27日 | Weblog

雑貨やさんを訪ねた時のこと。


あまりにも可愛いものを見つけて、ちょっとした悲鳴をあげてしまいました。




ふくろうちゃん。

両手サイズのぬいぐるみです。




ほわほわの毛、

まあるい輪郭、

あたたかそうなお腹、

小さな小さな羽、

気持ちよさそうに眠る顔、

なんてなんて可愛いんでしょう!


そのまま、釘付け。




でも、いけません。

このまま居たら、ふくろうちゃんに話しかけてしまうから。

家ならいいけど、ここはだめ。




そうだわ、ちょうど、大切なお友だちへの贈り物を探していたところ。

このふくろうちゃんに決めた。


でも困ったな。

あげたい人は二人いるけど、ふくろうちゃんは一羽だけ。


店員さんに聞いてみましょう。



ふくろうちゃんを、そうっと、両手に包んで、店員さんのところへ。


「あの、すみません、
この子の・・・あ、いえ、このふくろうの、仲間・・・じゃなくて在庫は、ありますか?」



冷や汗、冷や汗。

もっと気をつけなくては。

店員さんが微笑んだじゃないの。

冷や汗、冷や汗。



でも、優しい店員さんは、にっこりとして、在庫を調べに行ってくれました。


その結果、お店には在庫がなく、メーカー取り寄せとのこと。

是非とも取り寄せていただくことにしました。





数日後。

大きめの紙袋を抱えて雑貨やさんから出てきたわたし。

中を覗けば、透明な袋にラッピングされたふくろうちゃんが二羽、あたたかく眠っています。


心の中で、悲鳴。

可愛すぎる。






その日のうちに、ふくろうちゃんを、運送やさんに託しました。

あの羽では、飛べませんものね、ふくろうちゃん。



無事着いたら、わたしの友だちのそばに、ほっこりと居てね。

そして、この冬を、あたたかく過ごしてね。








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