“岩手に行ってきたの”
お手紙に、そう書いてありました。
“たまたま寄った美術館で見つけたんだけどね”
花森安治さんの素敵なノートが同封されていて。
とってもお世話になっている、わたしの母のような姉のような人。
長野県で元気に快活に、体操トレーナーや子育てママの応援や地域活性や、いろんなことに飛び回っている人です。
わたしのことも、ずっとずっと応援してきてくれました。
お手紙だけでも十分嬉しいのに、旅先で、または戻ってから、わたしのことを思ってくれたなんて、本当に嬉しい。
手紙が届く嬉しさを、十分にわかっていたつもりでした。
でも、この頃それが、より大きくなってきています。
お手紙をくださる人はみな、離れて暮らしている人たち。
遠くにいてもなお、わたしに心を向けてくれている。
何年も会っていない人、10年以上会っていない人もいるけれど、変わらずに持っていてくれる想い。
人と人とを繋ぐ、見えない糸。
あるものは、儚く消えてしまうし、
あるものは、どんなに遠くまでも伸び、時を経ても変わらない。
日ごとに強くなっていくものさえある。
その強さ、確かさは、どうやって決まるのでしょう。
そして、いつ、どうやってもたらされるのでしょう。
「約束を交わしていたから」
それに尽きるのではないかしら。
遥か前の、いのちといのちの約束を。
お手紙って、この糸を伝って、やってくるみたい。
さて、わたしは、お手紙をくれた大好きな人に、何を書こうかな。
この糸を大切にしてくれる人に。
お手紙に、そう書いてありました。
“たまたま寄った美術館で見つけたんだけどね”
花森安治さんの素敵なノートが同封されていて。
とってもお世話になっている、わたしの母のような姉のような人。
長野県で元気に快活に、体操トレーナーや子育てママの応援や地域活性や、いろんなことに飛び回っている人です。
わたしのことも、ずっとずっと応援してきてくれました。
お手紙だけでも十分嬉しいのに、旅先で、または戻ってから、わたしのことを思ってくれたなんて、本当に嬉しい。
手紙が届く嬉しさを、十分にわかっていたつもりでした。
でも、この頃それが、より大きくなってきています。
お手紙をくださる人はみな、離れて暮らしている人たち。
遠くにいてもなお、わたしに心を向けてくれている。
何年も会っていない人、10年以上会っていない人もいるけれど、変わらずに持っていてくれる想い。
人と人とを繋ぐ、見えない糸。
あるものは、儚く消えてしまうし、
あるものは、どんなに遠くまでも伸び、時を経ても変わらない。
日ごとに強くなっていくものさえある。
その強さ、確かさは、どうやって決まるのでしょう。
そして、いつ、どうやってもたらされるのでしょう。
「約束を交わしていたから」
それに尽きるのではないかしら。
遥か前の、いのちといのちの約束を。
お手紙って、この糸を伝って、やってくるみたい。
さて、わたしは、お手紙をくれた大好きな人に、何を書こうかな。
この糸を大切にしてくれる人に。