Hiko’s

管理人hikoさんのどうでもいいカキモノ。

DS

2006年08月22日 | 日記
超!多!忙!

「心」を「亡くす」と書いて「忙しい」と読みます。
いや、ほんとにここしばらく心を亡くすぐらい忙しい。
流れ星にあたって火の悪魔と契約しちゃうぐらい忙しい。

いやさ~、世間では夏休みとかお盆休みとか言ってるじゃないですか。毎年のようにありえない渋滞作ってるじゃないですか。でもね、僕のほうは冗談抜きでそんな暇ない。忙しい。日々のよしなし事が終わらない!追いつかない!

とか言いつつ、ちゃっかりお盆休みとっちゃったもんだから、さぁ大変!
もうさ、日々のよしなし事がさ、目の前に平積み。
ほんと人間のキャパシティーを超える量で平積みなっちゃってるの。
僕はそれをポカーンと眺めながら、心の中で必死に「パルプンテ!パルプンテ!」とかって何度も何度も叫ぶんだけど、当然のように何もおこらないんですよね。
はぁ・・・。

まぁ、そんな現実からは目をそらして、近況報告。
最近ずっとDSの影に怯えてます。

え、ニンテンドー??
違いますよ、そのDSじゃありませんよ。
え、楽譜に書いてある記号?ダルセーニョ??
違いますよ、そのDSじゃありませんよ。
じゃあ何だって?

そりゃーもちろん、ドクターストップに決まってるじゃないですか。

いや~僕って自他共に認めるミスター不健康じゃないですか。
一日の食事が「唐揚と焼酎だけ」とか「そうめん1束と焼酎だけ」とかいうわけの分からない食生活してる僕じゃないですか。健康なわけないじゃないですか。
そんなこんなでちょいと病院に行ったんですね。
そこにて、hikoさんのありえない症状に医者が驚愕。全米が震撼。

なんかね、血圧が上が140で下が130ぐらいあった。
しかもね、脈が1分間に140回ぐらい打ってた。

血圧なんて知らねーよーとか思いつつ、驚きながら3回も計りなおす先生をポカーンと眺めてました。

医者「いや~、hikoさんのような若い方でこれは打ちすぎですね~」

とか言うお医者さま。
僕は心の中で「イチローか!」とかツッコミ入れつつ、「はぁ」とか答えます。

医者「いや~これは明らかにおかしいですよ。」
hiko「あ~そういえば、前にも別の病院で言われて24時間ホルター心電図とかなんと言うやつをつけたことがあります。」
医者「!」

遅出しの驚愕事実。さすがミスター不健康。

その後、なんやかんやと楽しいおしゃべりの時間を過ごし、お医者さまに「要、精密検査ってカンジですねw」とか何故かとてもうれしそうに言われました。
んで、採血されてその日は帰還。

それから1週間ほどして検査結果を聞きに行ってきました。

なんやかんやとお医者さまとの楽しいおしゃべりの時間を過ごしたわけなんですがそのへんは割愛。
検査結果は「異常な数値が出たが、原因不明。よって、再検査」みたいな。
うん、なんか、めんどくさい。

そしてまた採血。
心の中で「血液~採~り放~題~♪」とかヨーデル歌ってました。
んで、その日は心拍数をさげるとかいう恐怖のお薬を頂戴して、現在に至るわけです。

DSくらってないんで、今夜も晩酌しまーす。
次回、病院に行ったときまでブロークンハートはお預け♪
というわけで、本日はここまで。

続きはwebで(笑)








作られたスター

2006年08月03日 | 日記
以下省略。









見てなかった方のために結果だけ書いときますね。


①T-BOLANによる国歌斉唱。        (1-2で判定負け)

②「どんなもんじゃ~い!」        (0-3で判定負け)

③表彰状をグチャグチャにした朝青龍。  (3-0で判定勝ち)





更新宣言

2006年07月18日 | 日記
いや~かなり放置してました(笑)
まぁその更新できなかった理由っていうのが、

 ①めちゃくちゃ多忙だったから。
 ②更新する元気が無かったから。
 ③夏だから。
 ④SUNTORY DAKARA。
 ⑤あなたがチュキだから。

正解は・・・そうだね、プロテインだね。

そんなこんなで更新が遅れてしまったんですが、その間、新しい遊びを発見しました。
それが、「意味不明検索」。
やり方は簡単。まず、Googleなどの検索画面を開きます。 その後、思いつくままに相互に全く関係がないであろう単語、名詞2つと形容詞1つを考えます。

例えば、「網戸 ギター 臭い」みたいな。

それで、検索して出てきたサイトのうち、個人サイトっぽいとこを狙ってジャンプ。
その瞬間「shinobi」とか出てたらサイコー!
アクセス解析をしているであろう管理人が「網戸 ギター 臭い」で検索して自サイトにたどり着いた人を発見。
こいつ、何を調べたかったんだ、って困惑してるサイト管理人の顔を想像して、二ヤッ。
すぐさまYahoo!など別の検索サイトで同じ検索をして同じサイトを狙い撃ち。
え、だからこいつ何を調べたいの!?っていう管理人の顔を想像してまたニヤッ。
さらに友人たちに連絡して同じ「網戸 ギター 臭い」で検索してもらってそのサイト狙い撃ち。その友人たちにも別の人に連絡してもらって同じ「網戸 ギター 臭い」検索でそのサイトを徹底して集中攻撃。
何かあったの!?って軽くパニックになってそうな管理人の顔を想像してニヤッ。

突然、アクセス数が跳ね上がった自分のサイト。よくよく見てみるとそのほとんどが「網戸 ギター 臭い」のキーワードで検索をしてきている。
もしかすると自分の知らないことが世間で起きたのかもしれない。
なんだろう、気になる。そして、ついにそのサイト管理人は自分でも「網戸 ギター 臭い」で検索をしてみるのであった・・・。

な~んて想像をしながらパソコンの前でニヤニヤ、ニヤニヤ。
そして次なるターゲットサイトを探すべく「化粧水 ネクタイ うるさい」などと検索ワードを入力するhiko。
・・・陰湿、フゥーーーー!!

梅雨の時期で身も心もジメジメのダメダメですね。
でもさ、何日かスカッと晴れたじゃないですか。もうさ、「夏!!」って感じでビックリするぐらいの青空の日があったじゃないですか。できれば僕の憂鬱を撃ち倒してくれればよかったのに、ってぐらい青空だったじゃないですか。

もうね、全力で布団干した!ほんとね、全力で!(2回言った)

僕みたいな一人暮らしの独身男性は当然のようにシングルベッドなんですよ。
流行の唄もうたえなくてダサイはずのこの俺、って感じのベッドなんですけど、その敷布団と掛け布団を干しまくった!全力で!(3回目)
炎天下にさ、物干し竿に布団並べて干して、布団叩きでバッシバシ叩いた!
もうね、何かに取り憑かれてんじゃないかってぐらい一心不乱にバシバシ、バシバシ叩いた!腱鞘炎になってもおかしくないぐらいバッシバシ叩いてやった!

なんかさ、そのへんのヤクザさん顔負けで、叩けば叩いただけホコリが出やがるの。
思わず「黄砂かっ!」って言っちゃいたくなるぐらいホコリが出るんですよね。
だからもう、バシバシですよ。親のカタキかってぐらいバッシバシに叩いてやった!
そんで、そのあと狂ったようにファブリーズかけまくった!
ザ・グレートムタが毒霧ふきかけるように、ファブリーズ吹きかけてやった!
お前、どんだけかけるんだよ、って言いたくなるぐらい吹きかけてやった!
えぇ、おかげさまでその晩は気持ちよく眠ることができたワケです。

こんな感じで、梅雨によって考えも行動も陰湿になってた僕ですが、晴れ間が見え出したんで、また日々のよしなし事をガリガリとこなしつつ、暇を見ては更新もしていきたいと思います。

もちろん、全力で!(4回目)







恐怖は突然やってくる

2006年07月07日 | 日記
世の中には至るところに恐怖が存在する。
事故や犯罪、病気といったことから、日常生活の些細なことまで、全く恐怖を感じないことなどないのではないか。
もちろん人それぞれだろうとは思うが、多かれ少なかれ人はみな恐怖に怯えているはずだ。

では、恐怖とは一体何なのだろうか。
例えば、ある人は「死」が一番の恐怖だと言ったとしよう。
ところが、よくよく考えてみると「死」というのは将来の一瞬間に過ぎない。
つまり、「死=恐怖」としたのでは、恐怖を感じるのは将来の一瞬だけ、と解釈できてしまう。いくらなんでも、これはおかしい。
正しくは、恐怖を感じるのは「確実な死を待つ時間」なのではないか。

例えば、「死」に対して、心の底からの恐怖を感じるのは、自分の死を宣告されたときだと思う。
病気が発覚し、医者に「もってあと3ヶ月です」などと言われた場合、「死」に対してものすごく恐怖を感じることだろう。
死刑囚だってそうだ。いつかは分からないが、確実にやってくる死。
今日か、明日か、考えるだけで恐怖に駆られ、夜もおちおち寝てられない。

ところがどっこい、僕のような一般ピープルがおくる庶民生活においては、そんな恐怖はそれほど多くない。
ガコンと通帳の残高がなくなる家賃の支払い日ぐらいだろうか。
そう。幸か不幸か、恐怖は突然にやってくるのです。

昨夜のことです。
僕はせっせと溜まりにたまった日々のよしなし事をガリガリとこなしていたのですが、それを突然の恐怖が襲ったのです。

・・・なんか、部屋の蛍光灯が切れたみたい。

なんだよ期待させといてそんだけかよ~って思うかも知れませんが、これって非常に困るんですよ!
僕みたいに一部屋しかない賃貸アパートだと、照明なんて当然ひとつしかないわけです。それが夜中に切れた、ってことはもうご察しの通りですよ。パソコンのブラウザの明かりがぼんやりと部屋の壁を照らし、そこに最後の命を燃やす蛍光灯のチカチカ。
なんかバイオハザードみたいになってた。

部屋の蛍光灯なんてやたらめったら切れるもんじゃないですよね。
普段なら壁のスイッチ押した瞬間に「キレてないですよ」って自慢げにパラパラ踊りだすわけですよ。
そんなもんだから、買い置きなんて当然のようにありません。
そう、今から買いに行かなくちゃいけないんです。

というわけで仕方なく夜中にショッピング。
着の身着のままで近くの電器屋さんへ行ってきました。
こんな夜中にTシャツ1枚のみすぼらしい青年があわてて蛍光灯を買っていく。
「この人、部屋の蛍光灯が切れて慌てて買いにきたんだ、ダサッ(ぷ)」とか店員に思われるわけですよ。図星だよ、くそぅ。
とりあえず、丸い蛍光灯の2本セットが安かったので購入。切れたのは外側の蛍光灯だったけど、内側のもそのうち切れると思うから、今のうちにセットで安く買っておきます。すると、今度は夜中にこうして買いに行く必要も無い。僕ってばなんて賢いんだ。

さぁ、お目当ての蛍光灯をゲットし、ルンルン気分で帰宅。
・・・そこで待っていたのは第二の恐怖でした。
部屋に入ると、なんと、足元に全身が淡い光に包まれた蛇のようなものが!!

うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!

マジで心臓が止まるかと思った。
落ち着いてよく見てみると、その正体はついさっき自分がはずした蛍光灯でした。
ホタルックっていうの?電気消してもしばらく光ってるやつです。
ったく、ビックリさせるんじゃねーよ!と、内心ホッとしながら、蛍光灯を付け替える作業に移ります。

って、真っ暗じゃん。

そうです。真っ暗です、ハイ。
部屋の電気のスイッチをカチカチやっても点くはずがありません。
仕方なく、ドアを開けたトイレの明かりで応急。
すると突然、誰もいないはずの真っ暗な台所のほうから、

ビチャビチャビチャッ!!

と、勢いよく水が流れる音が。

うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!

マジで心臓が止まるかと思った。
なんか、蛇口が緩んでたみたいで、少しずつ溜まってた水が一気に流れ出てきたみたい。
ビックリさせるんじゃねぇ!ハルンケア飲ますぞ、ゴラァ!!とか思いつつ、作業続行。
テーブルにのり、せっせと蛍光灯を付け替えます。
世間は夜神月(やがみらいと)に夢中、僕は部屋のライトと格闘中、なんてね。

・・・できた!
スイッチオン!・・・つ、ついたぁ!!
遂にやりました。我が家に照明という名の文明の灯火がともりました!
いやぁ、明かりって本当に素晴らしいものですね!
思わずテーブルの上でパラパラ踊っちゃいましたよ。

そして、切れた蛍光灯を買ってきたばかりの箱に詰めます。
と、そのとき衝撃の事実が!

なんか、僕、「30形+40形」っていう2本組を買ってきたんだけど、ウチの照明、「32形+40形」みたいなんです。

なに?なに?これはなに?君はなに?僕はなに?

箱の中の小さな蛍光灯を握り締め、「買い間違い」という突然の恐怖に恐れおののいた僕はこう叫びました。

うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!

マジで心臓が止まるかと思った。いや、それはないか。

というわけで、皆さん。
このように日常生活においても、ありとあらゆる所に恐怖は潜んでいるのです。
くれぐれも僕のようなミステイクを犯さないようにしましょう。

□蛍光灯を買い置きしておく。
□蛍光灯のサイズを確認してから買いに行く。

事前にしっかりチェックしよう!
 

「名前」のチカラ

2006年06月29日 | 日記
「名前」と言うのは非常に興味深いものだと思います。

ちなみに、僕の名前は「生まれた瞬間にテレビに映ってた有名人の名前」という、いかにも勉強が足りてない僕の父が付けたものです。そもそも何チャンネルだよ。
しかも残念なことに僕の兄も同じ理由で某有名人の名前を賜っていたりします。ドンマイ。

まぁそんなこんなで、名前って非常に興味深いんですよねって話でした。

さぁ、最近やたらと忙しいので今日はこの辺で!そいじゃ!

・・・ってのは酷すぎると思うワケで。
多少は何かを書いてみようと思います。

まだ僕がうら若き大学生だった頃、僕はとあるゼミに所属しておりました。
そのゼミの同期生ってのが、また、なんというか、セレブリティーな奴が多かったんです。
なんか、住んでるとこに「○○ーゼ」とか付けて喜んでるような奴らですよ。
もちろん僕みたいな土民は、そんなセレブリティーな世界とは縁もゆかりも無い。
むしろ、どちらかというと「アンチテーゼ」を感じてしまう。

でもね、いくら当時のうら若き僕も、さすがに大学生。
そんな異文化のセレブリティーたちともきちんと会話を交わします。

セレブ「最近ぜんぜん海外行ってないなぁ~。レポート済ませて早く海外行きたい~!」

とかなんとか。僕は心の中で「逝ってよし!」とか思うわけですけど、そこはもう大人ですから。お口にYKKです。懐かしいね、この表現。

セレブ「ねぇ、hikoさんって海外行ったことあるの~?」

hiko「え?いや、僕は一回も無いよ。パスポートも持ってないし。」

純朴なhikoさんが答えます。上京したばかりの素直な青年です。うん。

セレブ「マジでぇ!?夏休みとか何してたのぉ??」

hiko「え、いや、ほら、普通に稲刈りとか・・・」

セレブ「い、稲刈り!?それって本当なの??いつの時代だよってカンジ~w」

普段はとても温厚なhikoさんですが、これには「アンチテーゼ」を通り越して「残酷な天使のテーゼ」になりかけました。その後も「本当に落穂拾いってやるの?」とか「お風呂、薪で焚いてるの?」といったセレブのくだらない質問にことごとく「そうだよ。」と答えるhiko。その度に爆笑するセレブリティー。
さすがのhikoさんも憤りを感じ、少年が神話になりかけた、その時です。

セレブ「なにか動物飼ってるの?」

hiko「え?実家?今は多分、鶏が5~6匹いるだけだと思うよ。」

セレブ「へぇ~。名前は?

な、名前!?おいおいおい、いくら「○○ーゼ」のお譲ちゃんでも「そりゃねーゼ」とか上手いこと思いついちゃったわけですが、鶏に名前なんか付けないっての!!だいたい、どれがどれかの区別もつかないし。ってか食用だぞ。オヤジの気分次第で食卓に上るんだぞ。
その後、入れ替り立ち替りのモーニング娘。的な状況で、いちいち名前なんてつけてられないということをセレブになんとか説明したわけですが、「名前付けちゃうと食べるのが可哀相だもんね」とか言いながら勝手に納得してました。
君も充分可哀相だよ。うん。

いや、でもですね、このセレブリティーの言うことも確かに一理あるわけです。

昔、「まじかる☆タルるートくん」という一世を風靡した漫画のなかで、伊代菜ちゃんが消しゴムに「ゴムべい」とか「ごむざえもん」とかいう名前をつけて大事に使っていました。
そう、たとえモノであっても、名前をつけることで命が与えられたように感じてしまうんです。

まだ使えるのにすぐに捨ててしまう、それが常識のようになってしまっている現代社会。
それが「名前」をつけるだけで全く違って見えてくるんです。
ワンガリ・マータイさんに教えてあげなきゃ。

かくいう僕もですね、○○ーゼのように裕福な生まれをしていないわけで、モノを非常に大事にしてきたわけです。なかでも、とっても大切にして、常に名前で呼び続けていたモノがあります。

それが、自転車とバイク

ウチの周りは電車も通ってなけりゃバスも通ってない山間部の過疎地なんで、こういった「足」がないと本当にどこにもいけないんですよ。
最寄の自動販売機まで3キロぐらいあるからね。
そんなこんなで中学校に入学するときに通学用の青い自転車を買ってもらったんです。これがとってもうれしかった!これさえあればどこへだって行ける!もう怖いものナシです。さっそく名前をつけました。

「ブラック・サツマ号」

なんとも素敵なネーミング。単純にして洗練された実に見事としかいえない小学生の発想ですね。
その後、僕は頭を丸刈りにして、怖い先輩に怯えつつブラック・サツマ号とともに中学へ入学しました。なんとか怖い先輩に目をつけられることも無く、真面目な生徒生活を過ごしました。行きも帰りも、真っ暗な山道だって、田んぼのあぜ道だってブラック・サツマ号ならへっちゃらです。
そして、なんとか2年生になった僕にある日ひとりの女子が言いました。「ねぇ、なんで青い自転車なのにブラック・サツマ号なの?」衝撃が走りました。な、なんということだろう。僕は色のことなんて気にしてなかったのに!すると、みんな「俺もずっと思ってた」とか言い出しやがった。ちくしょう。よって仕方なく改名。残念ながら細木数子先生とは無関係です。必死に新しい名前を考えました。

「紫式部激鱗弐号」

この時点で田舎のヤンキー中学生丸出しです。ちなみに「げきりん」は当て字(正しくは「逆鱗」)。はっきり言ってバカですね。
青いボディにまだらに赤いスプレー吹きかけてその上から紙やすりかけて見事な紫色のグラデーションを描くことに成功した伝説の一台。「ケツ上げ」といって荷台の後ろをウイングみたいに曲げてあります。完全にバカ丸出しの自転車です。
そうそう、この「紫式部激鱗弐号」でいつもウィリー走行やってたけど、東京の人ってチャリでウィリーできない人が多いってことを当時はまだ知らなかったなぁ。
そういえば「闇チャリ」(禁止されているのに自転車で通学すること)がバレたのもこの「紫式部激鱗弐号」だったなぁ。
この、人生初の相棒は、卒業式の当日に友達のチャリと正面衝突して大破しました。マジで漫画みたいに前方宙返りしちゃった。栄光への架け橋だった。
その後、高校で原付を買います。そしてまた名前を考えるわけです。

「平将門翔竜参号」

はい、また頭の悪さが伺えるネーミングです。「しょうりゅう」とこれまた当て字で読ませてるのがダサイ。微塵も成長してない。
ちなみに、ホンダのリトルカブです。真っ黒の国内年間4000台限定カラー♪これがめちゃくちゃ燃費よくって、見た目もかわいくて超お気に入りでした。
まぁ高校時代は寮だったから、そんなに乗ってないんだけどね。
その後、大学進学にあたって「平将門翔竜参号」はhikoさんと供に東京の地を踏んだのです。
まぁ正確に言うと神奈川だったんですけど、地方者にとっては東京です。関東全域、千葉とか埼玉、茨城くらいまで余裕で東京です。
そこで、生まれて初めて目にする「踏み切り」に感動しながら通過したら、後ろにいたパトカーに捕まった。一旦停止しないといけないんだってさ。チックショーー!
そんな東京の荒波をともに潜り抜けた「平将門翔竜参号」でしたが、調子に乗って二輪免許をとったhikoさんに下取りに出されてしまったのです。今思うとかなり後悔。ほんと、調子に乗ってたよ。
「平将門翔竜参号」を下取りに出し、激安の中古バイクを探して購入。また名前をつけます。

「バリーボンズ激震四号」

松井がメジャー行くとか行かないとか、折りしもそんな時でした。相変わらずのネーミングセンスはいまだ健在。
ちなみに、カワサキのバリオスⅡ、シャンパンニューゴールド、250cc。
買ってすぐに一回軽く事故ったけど、無事でした。
その後、都内のキャンパスに移るときに、大問題が発生。あのね、都内の賃貸アパートとかって、バイクダメなとこが多いの。かろうじてバイクOKな物件でも駐車場代が別に必要なの。ほんとありえない。
正直行ってこの「バリーボンズ激震四号」は僕の部屋探しを邪魔するだけでした。車検代もかかるし。
その後、一応バイク停めてもいいよって物件に決めたんですが、これがまたチャリ置き場の通路みたいなとこに停めさせられて、すげー邪魔で心配で・・・結局、今は実家の車庫の中で眠ってます。車検も切れてるはずです。

とまぁ、このように、僕は歴代の愛車たちにとても可憐な名前を付けて愛情いっぱいに乗りこなしてきたのです。
ただの「モノ」として捉えるのではなく、それに「名前」をつけるだけで、本当に相棒のように感じることができました。今でも細かく覚えてるのが何よりの証拠だと感じます。

つまりはその、アレですよ。名前って興味深いものですよね。
えっと、是非みなさんも身の周りの物に名前をつけてみてください。

・・・久々の更新なのに、オチがネーゼ。