東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

それぞれの志望校選択理由

2016-11-27 09:20:17 | 高校受験・大学受験

来週から受験生のご家庭と面談です

今日は生徒さん数名と志望校に付いて話す時間がありました

中3の受験生にとって高校を選択するというのは実感も湧かず

何を基準に?とか、そもそも偏差値以外での違いがわからない・・など

高校選びは意外と難しい物です

親心も複雑ですよね、なるべく高い学校を選んでいきたいですが

万が一の時、それでも納得できるのか?そんなに不安なら志望校を下げた方が良いのではないか?

高校受験は受験生本人が明確な目標を持って志望校を選ばない限り、親はかなり悩みますよね

そこが大学受験との違いで、こちらは殆どの場合本人の意思によって志望校が決まり

親は見守るだけですからね

 

さて、今日中3の生徒さん達と進路について話をしたのは

生徒さん達から私を見かければ志望校の話をして来るからです

個人面談と言う形をとっての話し合いではないので、複数の子達との会話で話は進んでいきます

 

まず、都立にするのか私立にするのか?

というところでは、ある生徒さんが 

「家庭の経済的に都立しかないしね」

と口にしました

兄弟がいる長男はやはりしっかりするものですね

それを聞いて

「私立に受かったら都立は受けるの辞めようかな」なんて言っていた生徒さんが黙ります

そして

兄弟関係の事を自分も考えたようで、都立の話をし始めました

「塾長、僕はどこなら受かりますか?」

なんて、そんな質問をしてくる時点でまだ受験をわかっていないな・・と思うのですが

それなら・・と私が提案する高校は「そんな高い所、受かりませんよ」と弱腰なのです

 

ある生徒さんは 制服 にこだわっていました

ブレザーの高校が良いそうで、学ランでも私服でも嫌なのだそうです

しかし、練馬区から通い易く生徒さんにあったレベルの高校自体が少ないのです

練馬区は中堅校が少ないのでこだわりを持つとどうしても練馬区から離れてしまうのです

 

そして、上の兄弟が通った路をそのまま通ろうとする生徒さんもいます

志望校、併願校、挑戦校、どれもそのまま

それが本人の意思のようなのでとやかく言う筋合いではないですが

後悔しないで欲しいな・・と思ってしまいます

親御さんはあちこちの高校見学に連れて行っているのに、本人は全く興味を示さないようです

具体的に自分の将来を考えていない年齢なので仕方がないかもしれませんが

もう少し自分の目で確かめて選んで欲しいです

 

兄弟関係によって志望校が揺らぐ事があります

家庭環境によってもそうですし

本人のこだわりや将来が具体化されていない事によっても選択を誤り易いです

しかし、選択を誤ったと思っても言える事は、 ここじゃなかったな・・・と思ったとしても

楽しく通えればその先が見えてきます

学ぶ事を辞めなければ、行きたい大学も目指せます

 

これだけ志望校に悩んでいても、中3生さん達は意欲的に自習に来て熱心に学習しています

明日は会場模試ですね

高校生も中学生も模試のたびに強くなっていきます

そして志望校も次第に明確になっていきます

 

明日の模試も(27日)

高校生も中学生も思いっきりぶつかって来て下さいね!!


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