東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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中間テストまで1カ月!

2012-05-24 07:00:00 | 学習全般
近隣中学の1学期中間テストは

6月中旬以降から順次始まります。

学校によって5教科、7教科、9教科とそれぞれです。

テスト2週間ほど前になると学校から計画表が配られますが

はっきり言ってそれでは遅い生徒さんが沢山います。

計画表の有無に関わらず、普段から自宅学習習慣が付いていて

その内容をテストに合わせていく・・・

というのなら話はわかりますが、ほとんどの場合配られてから

「いつもはしない時間に勉強をするように計画」して組んだ所で効果は見込めないものです。


テスト勉強はいつからする?

というのと

自宅学習をこの時くらいはやる

というのは、そもそも別物ですよね?

ある学校の先生が

「テスト勉強というものは1教科最低1日3時間ほどするもの!」

と仰っていました。

中学生、同じ教科を3時間も自宅学習する生徒さんは

果たしてどの位いますか?

しかし、その先生は

「家に帰り、3時間一つの教科を学習したら2教科が精一杯。それでも足らないくらいだ」

と続けていらっしゃいました!

テスト1週間前はそのくらい勉強をしてしかるべき!


1年生にとって初めてのテストですね。

これから卒業まで続く大切な一歩ですから出鼻をくじかれる事のないように

しっかり学習してほしいです。

2年生にとっては受験に繋がるテストである事を自覚して取り組んでほしいと思います。

そして

3年生・・

受験生としての自覚を持ち、このテストがどういう意味を持つのか

自分に出来る限りの力を尽くして挑んで欲しいと思います。

数ヵ月後の受験本番に

人事を尽くして天命を待つ と言えるように真摯な態度を忘れずに!!


お子さんの計画表にしっかり目を通し、ぜひアドバイスをしてあげてください。

教室では私も講師も目を通します。

実行しているかも確認しますがやはり自宅学習の監督は親御様です。

中間テストまで1カ月、自宅学習の定着と計画は一緒に進めていく事のできる部分だと思います。


お子様の未来を支える為に一緒に頑張りましょう!

小学生の国語~詩~

2012-05-24 00:24:30 | 国語編
小学生、特に低学年の国語についてです(高学年はこれらが終了しているとみなされます)

漢字の「音を表している」「意味を表している」のはどれですか?

糸+会=絵 

日+生=星  などがありました。

というプリントを見ていて、昔は低学年でこんな学習をしたかしら?っと考えてしまいました。

これは中学生の「会意文字」や「象形文字」となっていくのですね。

新指導ではスパイラル学習となり、同じ単元を徐々に難易度を上げていく。

まさしくそうですね。


低学年では詩の問題も多く扱われて、背景や心情などを読み取る練習もしています

詩を理解するのは年々難しくなっています。

それはお子さんの問題と言うより、時代の流れの中に忘れ去られがちな部分だからでしょうか・・


事実私は田舎がありませんので、地方の風習をよく知りませんし

昔は「当たり前」だった事が今では「珍しい」に変わってきています。


例えば、昔・・夕方に「お豆腐屋さん」が自転車に乗ってお豆腐を売りに来ていました。

ボールをもってよく買いに行かされた事を思い出しますが

それも、珍しい部類になってしまったのではないでしょうか?

縁側という一つの言葉にしても現代住宅に縁側があるお家は少ないですよね・・・


生徒さん達が国語で苦手としてる詩の問題ですが、詩が苦手なのは

今まで親しんでこなかった事と、生活の中に今はもうない、触れる機会が少ない事が原因のような気がします。

親御さんは大人なので経験上理解は出来てもそれを説明するのは大変かもしれません。


詩は多くの言葉を使わず、明確に表現せず、間接的に情景を“想い描かせる”文がおおい。

今は夏・・・

夕方になって・・・とは書きません。

またその詩全体を通して筆者が何を伝えたいのかを読み取らなくてはいけません。

詩は小学生さんには特にですが、現代っ子の知らない言葉が並びます。

縁側、夕立、朝凪、打ち水、五月晴れ・・・

困った事に、これは中学生になって更に難易度を上げます。

四字熟語や漢詩なども常用では無いものも出ますよ!

中学受験とはまた違う難しさを感じさせます。

低学年の場合、算数を始めとする教科で理解していないように感じる事があったとしても

ほとんどの場合、「問題の意味を理解できていない」のであって、その教科を理解していないのでは

無いと思います。

お子さんと季節の言葉を使ってみてください。発見が沢山あって楽しいですよ♪