樹の時間

樹木のように ゆっくりと しっかりと 日々を過ごしていきたい

レッスン~ドッツァー+

2007年05月26日 | チェロ

練習に引き続きレッスン。

今日はドッツァー28番から。

 

今回は弓が苦手なパターン。
次のスラーの前の音を弾いた後、弓を根元に戻すのだけれど、どうも戻しが足りない。
弓を戻すことに集中すると音が弱々しくなってしまう。
先生のを見ていると、すごく簡単そうにやっているのに。
弾き込んで回数重ねないとだめですね。

ほとんどが1ポジだけれど、移動もところどころ出てくる。
どんな音の塊のときにどの位置にくるか身につけば、オケの曲も楽になるとのこと。
まだまだ身についていないことがたくさん。


次にレクイエム。
今回は、一番最初の曲。

最初のところは、音を出したあとも若干弓を動かして、音に余韻が残るような感じでと。
この辺はまだ難しくはない。
うん。大丈夫。

だけど、弓が苦手な部分発見。
スラーでアップの2音のうち、最初の音をなぜかダウンにしてしまう。
ほぼ初めてやるのに、どうしてそんな癖がついているんだろう。
ここは、最初にアップのスラーからの動きを弾いて、慣れたら最初のダウンの音を入れて弾くといいとのアドバイス。
実際そんなふうに弾いた後やってみると、不思議とできる。

このあとも、ちょっと苦手なところが出てくるのでちゃんとやらないと。
9月まで時間があるようでも、レッスンで受けられるとなると1回に1曲ペースでは全曲見てもらうのは無理だよな。
そう考えると、本番がすごく間近に感じる。


レッスン~ドッツァー+

2007年05月19日 | チェロ

久しぶりのレッスン。

最初にドッツァー。
今日は27番。
あとに同じ音が何度も出てくるので、指を押さえた状態で他の音を弾く。

これが結構苦手。
うっかりしていると、いつの間にか指が離れてしまう。
押さえているつもりでも、ちょっとずれてしまったり。

苦手なのに、たった2,3回繰り返して、モツレクへ。

先生は、モツレクの中では「特に4番のRecordaareは、チェロとしては弾けるようになっておかないといけません。」と、4番のRecordareを見てもらいました。

 

何気にトリルが出てきてすごく気が重いんですけど。

今までサラッと聴いていたけれど、先生に言われて注意して聴いてみると確かにきれいな曲。
ここ、チェロだったんだ。
弾けるようになりたい。 


日当たり

2007年05月12日 | 庭の花

今の部屋も南向きだから、日当たりはいいものだと思っていた。
実際、朝は日がたっぷりさしているので安心していた。
でも、昼間は仕事へ行ってしまうから気にしていなかったけれど、休みの日に家で過ごしてみて、ベランダに日が当たるのは午前中だけだということがわかった。
3月のぶり返しの寒さや引越しの間の手入れが悪くて弱ってしまったものもあるけれど、芽吹きが始まったにもかかわらず、弱ってしまったバラがあるのはそれも原因かと思った。
そんな中、丈夫に育っているものもあるけれど、種類で違うんだろうな。

そこで、弱った鉢を菜園の前に移動させた。
そこなら日照時間は長くなる。
何とか再生してくれたら嬉しい。


母が町のイベントで山へ行くというので、ザックなどを貸すために実家へ行った。
まるで「初めての遠足」状態で、嬉しそうに準備をしていた。
明日は仕事なので、ついでに少し早めの母の日ということで、バラの花を贈った。

山吹色のカップ咲きの少し小さめの花。
四季咲きということだけれど、なんていうバラなのか花屋さんにも情報が入っていなかったようだ。
かわいかったので自分用にも欲しくなったけれど、弱らせるのが怖くて自粛した。


山の中で

2007年05月05日 | 日々

先週、仕事でちょっと標高の高いところまで行きました。
小雨の振る山道で鹿に会いました。
夜とか早朝にちょっと山手へ行けば鹿の家族をよく見かけます。
こういう自然の中で動物に出会うとなんだか嬉しいですね。

目的地にはまだ雪が残っていました。
ここは5月いっぱいくらいは雪があるのかな。
途中石楠花の木がたくさんあって、花の咲くころにもう一度行ってみたいと思いました。


木曜の練習

2007年05月04日 | チェロ
金曜日だけれど、連休なので一日ずれて木曜の練習。
練習の前にみんなでおばあちゃん先生のお墓参りへ。
おばあちゃん先生は、オケの創立に大きくご尽力されたと聞きました。
穏やかで優しい印象を受けていたけれど、その中に強い意志と行動力をお持ちの方だったようです。
何もない状態からメンバーを集めてオケを立ち上げるのは並大抵のことではないと思います。
おばあちゃん先生、素敵な演奏ができるようにがんばります。
ずっと見守っていてください。


練習の最初におばあちゃん先生の追悼演奏をしてからレクイエムの練習へ。
「樹さん、どこやりたい?」と聞かれたけれど、名曲コンサート以来ほどんと練習していない身としては、どこでもいいからとにかく弾きたい状態。
そんなわけで、わかりやすく最初から合わせていただきました。

苦手なところはもう一度とわがままが言えるところ、他のパートとの絡みがはっきりわかること、木曜の練習は本当にありがたいです。
まだ仕事関係でいっぱいで気持ちに余裕がないけれど、早く練習に復活したいな。

それと、引越し後、まだ開けていない箱の中にCDが入っていて、最近レクイエムを聴いていないんです。
頭を聞いても続きが浮かばず、途中まで弾いてやっと思い出す感じ。
それではいけませんね。
練習できない分、聴いて耳で覚えておかないと。

大賀ホール2周年記念フェスティバル 2

2007年05月03日 | 客席から
今日も大賀ホールへ行ってきました。
演奏会が始まる前にホール周辺を散策。
横の池の周りに植えられていた桂がだいぶ芽吹いていました。

いつもは2階の立見席を選ぶのですが、今回は親が一緒だったのでちょっと奮発してイスがしっかりしている1階席で聴きました。
大きなホールと比べると、大賀ホールくらいの大きさはアットホームな感じでオケの演奏を楽しめるように思います。


今日のプログラム

指揮:大賀典雄氏
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
ソリスト(特別出演):庄司紗矢香

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調作品56「スコットランド」

アンコール
前半 無伴奏パルティータ第1番ブーレ
後半 フィンガロの洞窟


協奏曲は前にも別のホールで聴いたことがあるけれど、今日の演奏の方が印象的でした。
うまく説明はできないけれど、どうしてでしょうね。
演奏そのものもですが、ホールの影響もあるのでしょうか。

スコットランドはCDを持っていないし、じっくり聴いたことはないのですが、もしこの曲をオケで演奏することになって、何度も繰り返し聴いたらきっとお気に入りの場所がたくさんできるだろうなと思いました。
低音が響いているところは嬉しくなっちゃいます。

アンコールのフィンガロの洞窟、今日曲と名前が一致しました。
アンコールの割に長い曲だと思うけれど、聴く側としてはとても嬉しい。
素敵な曲を聴かせていただきました。


今回の席からは、首をちょこっと左に傾けるとチェロのトップさんがよく見えたので見ていたのですが、指を見ていると優雅に動かすさまにうっとりしてしまいます。


フェスティバルの副題に「音楽祭で始まる軽井沢の春」とありました。
まさに、これから軽井沢は気持ちのいい季節を迎えます。