車輌販売で頑張るおじさん!!

楽しく生きるには一生懸命考え汗をかくことかな・・・・・

一番取り付きにくい金融関連の話し(笑)

2010年05月18日 00時39分54秒 | 感想&独り言!!

まだまだ若いですから〜1つ1つをのんびり学んで行こうと考え始めた今日この頃(笑)
手っ取り早い内容からニュースごとに言われている円=ドル=ユーロ相場と株式相場から
何でだろうと少しでもニュースの内容が理解できるまでにはなろうと奮闘中です。
自慢ではありませんが参加することは不可能ですけど学ぶだけは無料ですからネ!!
しかし簡単に行かないのが私の頭の中!!目で見ても脳みそが回転していませんから〜
チョット油が切れたのかグリスが足りないのか上手くは行っていません・・・・・(笑)

COLUMN-〔インサイト〕イスラム金融を言語地理学的に考える=国際協力銀 吉田氏
http://special.reuters.co.jp/contents/insight/index_article.html?storyID=2010-05-14T043006Z_01_TK0390557_RTRIDST_0_ZHAESMA08715.XML
2010年05月14日 13:30


<現代イスラム金融の公用語は英語>

現代のイスラム金融は、イスラム圏にとどまる局地的な事象ではなく、一定のグローバル展開を既に果たしている金融分野である。イスラム金融の国際機関であるIFSB(イスラム金融サービス委員会)への参加機関は、イスラム諸国・非イスラム諸国を合わせて40にのぼる。大規模な協調融資案件には多くの国の金融機関が参加し、莫大(ばくだい)なオイルマネーはその一部がイスラム金融となり国境・地域を越えて世界を駆け巡る。こうした現状を踏まえると、イスラム金融の公用語が英語であることは極めて自然なことである。

加えてイスラム金融が高度化し先を行く一般の金融(イスラムでない普通の金融)に近づくにつれ、その発展した諸取引の慣行を模すようになり、英語が一般的である貸付契約書や投資商品目論見書をそのまま利用していることも、英語がしばしば使われる大きな理由であろう。

また、イスラム諸国の間でも、必ずしも皆がアラビア語を操れる訳ではないため、例えば湾岸諸国(アラビア語)とインドネシア(インドネシア語)、パキスタン(ウルドゥー語)、イラン(ペルシャ語)と多様な地域の人々が会話する場合には、共通言語として英語が使用される可能性が高い。

こうした中で、海外で開催されるイスラム金融セミナーに行くと、実に多様なアクセントの英語を聞く機会に接する。例えば英国におけるセミナーでは、ネイティブの発音の方がむしろマイノリティである点が興味深かったと同時に、英国の多民族性やイスラム金融のグローバル化をうかがい知ることもでき、知的刺激を受ける機会であった。

<本丸はやはりアラビア語>

とはいえ、イスラム金融は宗教的側面を色濃く持つ部分もあり、根本的なところはアラビア語が基本である点にも留意しておきたい。ムダラバ、スクーク、イジャラなどといったイスラム金融の専門用語は既に共通語化していると言ってよい。そもそも、聖典クルアーンは、預言者ムハンマドにアラビア語で伝えられたものであり、アラビア語で書かれたもののみをクルアーンと呼ぶことからも、その位置づけの重さがうかがえよう。

さらに、例えば国際機関AAOIFI(イスラム金融機関会計監査機構)が出版する「シャリア・スタンダード」(イスラム金融契約の国際基準)の英訳版には、「本書はアラビア語版の英訳版であって、両者の間に違いがあった場合にはアラビア語版が優先する」と明記されていることなどに鑑みると、イスラム金融におけるアラビア語の絶対的な地位は揺るがない。イスラム金融の学術論文を読んでいると、前触れもなくクルアーンの引用としてアラビア文字が出現することがあるが、書き手としては、当該論文の読者がアラビア語を解しない可能性など想像さえしていないのかもしれない。ある種、アラビア語はイスラムの知識人の当然の素養なのである(恥ずかしながら筆者にその素養はない)。

こうした事情もあって、イスラム金融の国際会議などで、何の断りもなく(それまでの英語から)アラビア語でプレゼンテーションを始める人もいる。実際に、先般参加したバーレーンにおける大規模なセミナー(上述のIFSB主催)においても、そうしたスピーカーがいた。筆者はアラビア語を全く解さないので勘弁いただきたいというのが本音であるが、そのような機会に多く接するにつれ、それも許されるのか、あるいはアラビア語を知らない自分に責任があるのかとさえ思うようになってしまう。

<今後の成長株フランス語>

英語とアラビア語がイスラム金融の重要言語であることは、歴史的経緯や金融業界の慣行の現状を踏まえるとある種当然と言える。これらに次ぐ今後の成長余地が大きい言語として、フランス語にも注目しておきたい。

フランスでは、ラガルド財務相がイスラム金融の推進姿勢を示しており、既にいくつかの制度的手当てもなされた。また、パリ・ユーロプラスというイニシアティブにおいてもイスラム金融が取り上げられており、民間主導でイスラム金融取引を実現させる試みが進められている。昨年の夏休みに筆者がパリを訪れた際には、興味本位ということもあり、フランス語のイスラム金融書籍を3冊購入した。

より成長株として注目したいのは、チュニジアやモロッコ、セネガル等の北部・西部アフリカ諸国である。これらの地域においては、概ねムスリムがマジョリティを占め、同時にフランス語圏という偶然がある。これら地域の経済成長や金融セクターの拡大とともにイスラム金融が各地で盛り上がれば、イスラム金融業界におけるフランス語のプレゼンスは一層増すことだろう。これらの地域を主たるターゲットとして、(移民系の)フランス人イスラム法学者(所謂「シャリア学者」)の数も増えつつある。上述のパリ訪問では、こうした人々より今後の意気込みと期待を聞くことができた。人口拡大による潜在需要増加という側面もあり、仏語圏アフリカには大きく注目したい。

<日本語とダークホース韓国語>

さて、筆者・読者が接しているこの日本語はどうか。イスラム金融ブームの嚆矢(こうし)となった拙著「イスラム金融入門」(東洋経済新報社)をはじめ、イスラム金融を取り扱った日本語書籍は、コピー物を含め約20冊にのぼる。実際の取引については、同じ非イスラム圏でも英国やシンガポール等が大きな実績を挙げているが、日本についても、日本語での充実した情報発信により、着実にイスラム金融が成長していくことが期待される。

その意味で、遅れを取りたくないのが韓国だ。先に述べたIFSBのセミナー(於バーレーン)では、韓国・金融監督院の副総裁が、イスラム諸国の中銀総裁等に混じって講演をしていた。イスラム債券の発行を検討し法的調整を進めていたり、3月にはマレーシアの教育サービス会社が韓国において、イスラム資本市場のトレーニング・コースを提供する機会があったりもした。著名シャリア学者や大手イスラム金融機関も頻繁にソウルを訪れている。イスラム金融のコンサルティング会社等も現地にあるほか、昨年のIFSBセミナーでは、国別セッションに協賛し、同国イスラム金融市場の発展の可能性をプレゼンテーションしていた。

また、金融監督当局は、イスラム金融の専門家を要請するため、若手職員をハーバード・ロースクールに派遣してもいる。このようにみると、わが国に比べイスラム金融への積極性がうかがえると言ってよいだろう。脅威と言っても過言ではない。

そういえば、前掲書の「イスラム金融入門」が韓国語に翻訳されて出版されているのを思い出した。同書が韓国の成長に寄与していると思うと、著者としては喜び半分悲しみ半分のところもあるが、中長期的にみれば韓国とともに日本も成長していくことを望みたい。

国際協力銀行・アフリカ室調査役、早稲田大学ファイナンス研究センター・客員准教授 吉田悦章

(14日 東京)
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