ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

フィリッピン・ドゥテルテ大統領は超現実主義者かもしれない

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今、全フィリッピンの刑務所は超過密状態です。

一例として800人収容の刑務所に3800人が収容されていると言います。

 

受刑者や拘置者が押し込まれて、折り重なって睡眠をとるのが普通らしいです。

 

アメリカ政府が、フィリッピン・ドゥテルテ大統領の人権問題を取り上げています。


おいおい、アメリカさん、矛先が違うのではと思ってしまいますネ。



かってシリア内戦に介入せず

ISISのテロ的戦闘行為には地上軍の派遣をしないで、ピンポイントの空爆で、その場をしのぎました。


金正恩の斬首作戦は掛け声ばかりで、終いには金正恩から、

「近い将来 身震いする現実に直面する」とまで恫喝されています。


南シナ海へ軍事的攻略を進める中国には、2、3か月に一回の、一隻のイージス艦の派遣であとは「口撃」ばかりです。

先週は、CIAがフィリッピン・ドゥテルテ大統領の暗殺をもほのめかし、逆にドゥテルテ大統領からは「やれるならやってみろ」とまで開き直られています。

 


フィリピッピンはマルコス大統領が就任した当時は、東南アジアで最先進国でした。


日本商社は、鉱物資源開発、軽工業、農作物の取り扱いと、円借款に関連したひも付きプロジェクトでイイ思いをしたマーケットです。


この時代から光と影の差が鮮明になったフィリッピンでは、貧困と犯罪、売春と失業が進行し、これが不条理な社会構造化を呈しました。


解決手段の無い社会構造の矛盾がある環境で、唯一の現実的な治安の回復に大きな成果をもたらしたのは、ダバオ市長時代の強健な犯罪・麻薬狩りでした。

しかもそれは、大きな成果をもたらしました。


この経験、方式が、超現実的な速度と効果で、社会治安を可決する術として、大統領として君臨し、国民がそれを支持するなら、むしろ可とすべきではと思うKazanです。

 


米国をはじめとする、西側のお節介な人権という良心は、中国の犯罪的ともいうべき、南モンゴルのエスニッククレンジングに近い虐殺、チベットの虐殺、ウィグルの虐殺、法輪功学習者への虐殺と生体臓器狩りに、なにをしてきたというのでしょうか?


CIAがナンボのものかは知りませんが、ドゥテルテ大統領のタマを取るのであれば、その前に、

金正恩、シリアのアサド、習近平、江沢民のタマを取るのが先決だろうと思いますが如何でしょう。


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