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物語。23

2016-12-19 19:49:30 | 日記
その会社は求人雑誌には完全週休2日制と書いてあったが違った。
例えば祝日が平日に入れば土曜日出勤が必要になる仕組みだ。
もし祝日が4日ある1月とかであれば運悪ければ土曜日全て出勤と言う訳だ

他にも1年続けば係長に昇進、2年だと課長。
私の頭の中???

会社は浄水器の販売会社だったが
何故か?社内のパンフレットに異常すぎる程高い布団などもあった。
嫌な予感はした。

そして社長の話を聞いている横でコールセンターの話声が聞こえる
「お水の状態を見に伺いたいのですが」
社名は名乗っていない。
何かがおかしい。

翌日にはわかった。
お年寄りの方に浄水器を売りつけていた。
それも高い金利のローンを3~4年かけてだ。
3種類のローン会社があったが3社とも
聞いた事が無い社名だった。

数日いたら全てが見えてきた。
ある日社長からCDを渡された。
そして「一戸建てで会社ではなく個人の住所、名前、電話番号を
ピックアップして紙に印刷してコールセンターに渡してくれ」と
そのCDには何処から手に入れたのかわからないが
事業所、個人の住所、電話番号が沢山記載されていた

そして、営業さんが使う会社のパンフレットを印刷してくれと頼まれた。
しかし、完全に字は潰れて見えない状態だった。

社名を名乗らず片っ端に電話して、引っかかった人の家に行き
この水を飲み続けていると病気になると話
何十万もする浄水器を売りつける。
顧客の殆どはローンで買わせた。
そしてその浄水器は自宅のキッチンに取り付け型ではなく
庭に埋め込み型だった。

私に与えられた仕事は
商品を買ってくれたお客さんに「ありがとうございます」
お礼の電話をする事だった。
苦痛だった。全然有難くもなかった。
買わせてごめん。そんな思いだった。

だから勿論消費者センターからも手紙が届いたりした。
そんな時はしっぽまいてお客さんの所に行き戻ってきた
悪い事しているのは目に見えていた。

そして新しく若い男性が営業として入社した。
しかし営業した翌日消えた。

その後おじさんがコールセンターに入った。
おじさんは営業(社員)になりたかった。
しかしおじさんも初営業後、翌日出社してこなかった。

元々事務は2名採用予定だったが1人は1日で消えた。
その後もずっと探していたけれど
まず応募の連絡すらなかった。
しかし、ある日連絡がきた。直ぐ採用になった。

彼女に席が与えられた。
場所は私の後ろ。
ただ後ろでは無い。階段上になっている為
彼女のデスクから私がパソコンで何をしているのか丸見え状態。

彼女の方が年は1コ上だったが
数ヶ月ではあるが社内では私の方が先輩だ。
勿論私は面白くない。
その上社長から「電話は全て〇〇が取れ」苦痛以外何もなかった。

そんな時の癒しはレオの存在だった。
まだパピー。真っ黒で小さな天使だった。
レオの為どんな嫌な事があっても頑張るつもりでいたが
どんどん私の心は再び崩壊していった。

日に日に頓服で渡されたいた薬の量が増えていった。
意味もなく親戚のおばちゃんに会社のベランダから電話していた。

そして限界にきた頃、会社近くで飲み会をしようと言われた。
しかし私はレオに早く会いたくて断り家路に着いた。
翌日、布団から出れなくなった。
会社に電話した。風邪ひいたので病院に行きたい何時頃会社には着くと。

しかし病院はいつもより人が多くて30分~1時間ほど遅刻した。

会社に着くなり社長に呼ばれた。

最近、電話取ってないね。なんで〇〇に取らせる?
オレは〇〇に電話は全て取れと指示したよね?
今日どこの病院行ってきたの?
最近薬飲んでいるようだけど…何?
君、もう帰っていいよ。明日から来なくていいから。

本来であれば解雇でも法律に侵さない限りは
1ヶ月前予告か、1ヶ月分給料を払っての解雇だが
何もなかった。

しかし私はパソコンに入力していたデータ全て消し会社を去った。
何も無いのになんだか晴れ晴れした気分だった。
年末だった。よし、次は年明けから就職活動しよう
何故か能天気な事考えていた。
何十社も受けて漸く入れた会社。それも念願だった正社員。

多分この会社はもう存在していないかもしれない。
一度労働基準局のHPを見たら、
同じ浄水器販売の会社が無くなっていたのを見たからだ。

やっている事は法を犯すギリギリの事をやっていた。
営業さんがどうやって販売していたのかは知らないが
短い期間で2人初営業に出て翌日消えた。
大体は想像つく。きっと危ない事してたのだろう。

そんな事で晴れ晴れした気持ちだったのかもしれない。
しかし…今になって、
自己都合で辞めた訳ではない会社都合だ。
逆手にとってラッキーと思えばいい。

よし次行こう!
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