ダークフォース続き(仮)新規 Twitterは@14ayakosan です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。Twitterは @14ayakosan 新規とDF追加再編です

法王国の女教皇 アセリエスさん。

2010年09月08日 00時18分00秒 | 番外編(かなり番外地です。)
アセリエス「初めまして、
 セバリオス法王国の女教皇(めきょうこう)職を
 勤めさせていただいております、
 アセリエスと申します。」

アセリエスは、慇懃な態度でお辞儀をした。

アセリエス「ええ、
 左右、違う色の瞳をしており、
 髪は、黒髪で、中の上程度に美しいとなっておりますが、
 中身は、ただの人間の女でございます。

 アレスティルさんや、ウィルハルト王子のように、
 超人ではございませんので、
 戦闘力は、『1』しかございませんの。

 知力の方は『98』ございますが、
 ウフフフフ・・・。」

アセリエス「本来でしたら、第四章辺りで、
 アレスティルさんや、王子さまを、弄んで、
 いえ、楽しくお付き合いをさせていただいている予定でしたが、

 解説の方の都合により、
 番外地まで、足を運ぶことに至っている次第であります。」

解説の人「・・・。」

アセリエス「あらあら、
 言い訳は、よろしくてよ。

 私(ワタクシ)、新顔の割には、
 良い扱いを受けていると、
 そう存じておりますので。」

アセリエス「私、知識の書のような
 便利なモノは持ち合わせていませんが、

 確か、17年くらい前の設定では、
 もう少し違う扱いを受けていたハズだと記憶しておりますが。」

解説の人「・・・。」

アセリエス「『大地母神 アセリエス』という、
 世界の絶対神、

 今日で申し上げれば、
 セバリオス神の妹的存在で、
 非常に善良な性格をした、
 銀髪の女神であったと、

 バッテリーバックアップメモリーは物語っているのですけど。」

解説の人「ゲホゲホ・・・。」

アセリエス「電池切れなどという言い回しをされるのでしたら、
 52文字に刻まれた復活の呪文のような言葉を、

 一言一句、間違えずにお答えしてもよいのですけれど。」

解説の人「ハイ、変わっています。」

アセリエス「あらあら、
 もう少し困らせてあげたかったのに、

 そんなに簡単に認められては、
 奪いがい、いえ、楽しみもやや減速してしまいますわよ。

 ですが、DF6の登場人物という事は、
 平たく申せば、没キャラ同然ですので、
 起用の仕方などに、
 文句など有り様はずもございませんワ。

 『神格』を剥奪され、
 『善良』ではなくなり、
 『悪女』ような存在に仕立て上げられたとしても。

 この心には、溢れんばかりの感謝と慈愛が満ち溢れていますのよ。

 器の大きさは、おちょこの底よりも、
 底浅いモノではありますけれど。」

解説の人「・・・。」

アセリエス「やはり、美少年相手でなければ、
 からかう楽しみは、どうしても希薄なモノになりますわね。

 では、選択肢です。」

 ・アレスティルを登場させる。
 ・ウィルハルトを登場させる。
 ・二人を同時に登場させる。
 ・未登場の美少年キャラを登場させる。
 ・世界の人口比率を、美少年9:女性1にする。
 ・むしろ、飽きるほど美少年だらけにする。
 ・世界の全てを、美少年にする。

解説の人「7つの選択肢を同時に発現させるとは!?

 ・・・7番目の選択肢は、
 人類滅亡したりしませんかね?」

アセリエス「ええ、私自身がたとえ美少年と化して、
 世界が一代限りで、絶えるのだとしても、

 ワタクシ個人が、退屈でないのなら、
 そういう破滅的な愛も、受け入れてよろしくてよ。」

解説の人「女教皇の権威を利用して、
 人々を(主に美少年)弄ぶ生活で、
 満足してて下さい。」

アセリエスは笑う。

無機質な表情で笑う。

アセリエス「それでは、渇きが止まらないワ。

 私は、あらゆるモノを手に入れていく度に、
 その渇きが増すのです。

 『神格』こそ失いましたが、
 そこは、流して差し上げましょう。

 どうせ悪女として、黒く染まるのでしたら、
 漆黒よりも黒い、暗黒に染まりたいのです。」

解説の人は、逃げ出した!!

しかし、アセリエスは回り込んだ。

解説の人は、逃げられない!!

解説の人「・・・超人でもない、ただの凡人の人から、
 逃げられないとは。」

アセリエス「ウフフ・・・。

 戦士や兵士としての優秀さからは、縁遠い私ですが、
 ここは、遠い遠い番外の地。

 普段とは、勝手が違いましてよ。

 単に『凡人』と呼ばれるだけでは、つまらないから、
 『華麗なる黒き貴婦人の、平凡にして怠惰な日々。』とでも、
 呼んでいただこうかしら。」

解説の人「長いので、
 略して『黒い人』で。」

アセリエス「始めから良い返事は期待などしておりませんので、
 好きに呼ぶとよいでしょう。

 ただ、私は番外地に足を運ぼうとも、
 可憐なるローゼ姫様や、エスト姫様等、方々のように、
 自分で掘っておいた穴を墓穴にする気など、
 さらさらございませぬ故。

 切りの良いところで、我が愛しき薔薇の花園へと戻り、
 その淫靡さの漂う空気の中で、爪でも研ぎながら、
 退屈しのぎに次なる悪知恵などを、
 働かせてみようと、そう思っておりますのよ。

 ただそれらも、
 解説の人が第四章を書き始めなくては、
 意味の無い事ではあるのですけど。」

解説の人は、
弱みを的確に、チクチクつつかれている。

アセリエス「ウフフフフ・・・。

 ワタクシ、番外編でしたら、
 完璧に『ロゼリア』を演じる事が出来るような気がいたしますの。」

ロゼリアとは、
アセリエスの中に潜む、もう一つの人格のような存在だ。

アセリエスは、エリス姐さんの影響を受けながら、
現在の地位へ至った為、
その過程で形成された人格ロゼリアは、
エリス姐さんの色を、濃く受け継いでいる。

ロゼリアは、アセリエスに比べ善良で、ピュアだ。
ケバケバしさは、さほど変わりはしないが。

アセリエス「解説有難うございます。
 説明の手間は、省けましたわ。

 そうですわね、私にそういう、
 善良さなど必要とは思いませんもの。

 欲求に対しては、常にピュアでありたいとそう願いますけれど。」

ちなみにエリス姐さんとは、
お人よしの、大酒飲みの、近所のねーちゃんである。
ルックスは、中の上くらいだ。

アセリエス「敬愛するエリス様のことで、揺さぶろうとも、
 そのような浅はかな挑発には、乗りませんことよ。

 例え、このような番外の地であろうとも、
 エリス様との対談の席を設けていただけるのでしたら、
 ワタクシ、勇んでこの場所へと参りますけど。

 過去の番外編登場者の履歴がそれを物語るように、
 決して、美味しい目に会えるような場所でないことは、
 承知しておりますので、
 解説の人の起こす奇跡などに、縋るつもりなどございません。

 強いて言えば、
 こちらからむしろ、奇跡を提案しなければなりませんわね。」

アセリエス「では、選択肢です。」

 ・第四章で、ワタクシをハーレムモードにする。
 ・妥協して、番外地でロゼリアとして、アレスティルをからかい、
  レーナ宛てに、来年の写真入年賀状に『結婚しました。』と報告する。
 ・むしろ、レーナを徹底的におとしめる為に、
  友人感覚で『子供が生まれました。』と写真入り年賀状にて報告する。

解説の人「・・・。
 2と3は、キツいな。

 それは、個人的にも喰らいたくないし、
 アレスティル君の人生を崩壊させる破滅の選択だねぇ。」

アセリエス「あらあら、
 それは、私が、アレスティルさんと幸せになる権利は無いと、
 そう仰りたいのかしら。」

解説の人「悪だねぇ・・・。

 やり取りが、マスオストとアセリエスぽくなってきたので、
 マスオさんと変わろうか?」

アセリエス「いえ、結構ですワ。

 ガイヤート卿(マスオさん)の事は、
 後ほど、ハインウィンドさんを交えて同様に戯れて差し上げたいのです。」

解説の人「結局、みんな破滅させるんだ。」

アセリエス「人は、奪い奪われるモノだと私は考えております。

 罪深きサガを背負って生まれる運命に抗う事も、
 また美しき人の有り様とは思いますが、

 ワタクシは、攻めて、喘がせて、
 この身の悦楽と変えたいだけですワ。」

アセリエスさんは、ドSです。

アセリエス「それは、些細なことですわ。

 その望むべき結果を得る為に因果を辿り、
 常に初手を打っておきたいと考えているだけですわよ。

 この身に悦びを得ることが出来るならば、
 あえて、全てを受け止めて良いと思うだけですワ。

 ですが、我が身を求めてくれる者は未だ現れず、
 寂しい夜を指折り数えて過ごしていますのよ。

 ウフフフフ・・・。」

解説の人「単に、気に入らない人は近づけないだけでしょ。

 高望みは、婚期逃すよ~。」

アセリエス「ワタクシ、立場には厳粛でありたいと、
 そう願っております。

 その範と成るべき女教皇が、
 女僧侶のレーナさんをおいてゴールインしようだなんて、
 とても、愉快な感じが致しますワ。」

解説の人「法王国の女教皇様は、ヨゴレです。」

アセリエス「ウフフ・・・。

 純白の衣を纏って聖女ヅラをして、
 愚民どもをたぶらかすのは、さぞ愉快な事でしょう。」

解説の人「そんなアセリエスさんも、
 子供たちには優しいのです。

 ちょくちょく施しと称しては、
 恵まれない子供たちを勇気付け、
 食事を与え、お菓子を与え、未来を説いています。」

アセリエス「子供に罪はございませんもの。

 人として生を受けた以上は、平等の条件を得る権利があると
 そう考えていますわ。

 善悪の判断が付く大人へと成長した後、
 このワタクシに刃向かうのであれば、
 微笑みながら、冥府へと送り届けてやるだけです。」

解説の人「そうやって救われた子供たちは、
 幾人かが、本気でアセリエスさんを慕い、
 教団の衛士として、彼女に仕えています。

 いい話です。
 アセリエスさんは、そんな彼らを苛めたことなど、
 決してないのです。

 いい話です。
 見ず知らずの他人なら、容赦なくその甘い吐息(ブレス)で、
 躊躇わず吹き飛ばしてしまうのに。」

アセリエス「お世辞が心地よいですワ。

 讃えるのでしたら、幾らでもよろしくてよ。」

解説の人「押しても、引いてもダメか・・・。」

アセリエス「ワタクシが、主神の加護を得る為に、
 捧げたのは、この身の『純潔』。

 それを失ってしまうということは、
 ワタクシのルールから、外れてしまうし、
 主神の加護をも失うでしょう。

 ですが、伝説の勇者様が、
 屈強なゴリラなどではなくて、
 あんなに可憐な美少年だと知ってしまっては、

 超えてはならない一線を、
 越えてみたくもなるというもの。」

解説っぽい人「ほうほう、純潔とな!?

 もしや、乙女さんでござるか?
 歳は、かなり行っておられるようじゃが。」

アセリエス「憧れと渇望、
 そして、ワタクシにないものは『未来』。

 今に停滞し続ける私を、主神が望むのでしたら、
 与えられた対価を、等価に変えた上で返上し、

 見たことの無い光を、
 永遠にも近い闇の中から、
 一瞬でも垣間見たいと、そう願うのです。

 傀儡(にんぎょう)として、
 この座にあるのを決めたのも、
 間違いなく私の意思ですし、

 それを底浅い経験で決めたことと、
 言い訳などする気は、さらさらございませんので。」

解説な人「・・・。」

アセリエス「心はすでに汚れきっていると思うのですけれど、

 このようなワタクシでも、等しく乙女であることが、
 可能であるでしょうか?

 ウフフフフ・・・、愚問ですわね。

 御都合主義など、この私のルールからは逸脱していますもの。」

アセリエス「だから、私の下位の人格であるロゼリアにも、
 同様に、私のルールは適用されるのです。

 ただ、あまりにも眩し過ぎる光に目が眩んで、
 ワタクシは、そのルールを見誤ることを望んでいると申しますか、
 背中でゾクゾクとしているのは、紛れもないことです。

 ただ、奪うのであれば、
 この身の全てを賭けて、
 その一瞬の悦楽に、興じてみたいものですワ。

 ウフフフフフ・・・。」

解説してる人「・・・。」

アセリエス「滅びの瞬間を、
 ロゼリアなどにくれてやる気などございませんし、

 最期の選択肢などは、
 ワタクシ自身で選ぶものだと考えておりますので。

 主神との、契約が破棄されたこの身に、
 神の雷が落ちるのは避けようもないでしょう。」

アセリエス「ただ一つ残念なことは、
 やはり、私は未来を見ることも、
 抱き上げることも出来ないということです。

 国母たる女教皇の道を選択したこの私に、
 実の子を抱く資格など、
 ありはしないのです。

 年老いぬ魔女と愚弄されようとも、
 主神との契約で得た対価を支払ったという、
 充足感に満たされぬ限り、
 ワタクシの中でのゲームは、続くことでしょう。」

アセリエス「もしくは、悪の女教皇に、
 裁きの鉄槌を下す者の出現。

 やはり、ワタクシのゲームを終わらせるに足る、
 華のある者である事を、
 切に願うだけですわね。

 あるいは、このワタクシが、
 その神のルールさえも捻じ曲げて、
 勝者と成り得るか、ですワ。」

アセリエス「では、解説の人。
 ごきげんよう。

 ロゼリアの真似事をして、アレスティル君をからかうのは、
 次回の楽しみとしておきましょう。

 本編では、泥沼の愛憎劇に仕立てるつもりでいますので、
 まずは、軽くならす感じで、戯れてみたいと思っています。」

アセリエス「それでは、みなさま、
 ごきげんよう。

 他愛無き話に、お付き合い頂いた事に、
 心よりの感謝を申し上げます。

 では、失礼致します。」

アセリエスは、慇懃な態度でお辞儀をすると、
静かに、その場を立ち去った。

取り残された解説の人!!

解説の人「そ、それでは、みなさん、

 またですーーー!!!」
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