『ダークフォース』(DF)とか、 あとは読み物、落書き、日記などのブログ。

DFなどのブログを始めてみました。

小説というより、かなりテキスト寄りです。
更新遅めですが、よろしくです。^^

『華麗なる、美しき薔薇姫の手記。』 2016.12.4

2016年12月04日 18時15分04秒 | 日記

   『華麗なる、美しき薔薇姫の手記。』


 これは本来、ヒロインとして、

 世界中から羨望の眼差しを集めるはずだった、

 一人のうら若き乙女の、そんなお話・・・。


ローゼさん「ま、また私が日記担当ですか!?」


 はい、更新遅れの言い訳的なものですね。

 更新回数を稼ぐだけの日記になります。

 (※ 特に意味はありません。)


 ちなみに余談ですが、ウィルローゼさん(略でローゼさん。)は、

 代々、『ためぞうハンター』である系譜の弟君、

 ウィルハルト II 世王子君を封印する為、


 愛する弟さんを涙涙に、

 ガールズサイドという謎の異世界へと送り込み、

 この地へと舞い降りた、天使のような麗しき、

 ナイスバディの豊乳のプリンセスさんです。


 その絶世の美貌は、世の殿方はもちろん、

 ためぞうさえも惑わせますが、


 とても引っ込み思案の乙女さんなので、

 賢明に裏方に徹してらっしゃいます。


 と、このくらい持ち上げておけば、十分でしょうか?


ローゼさん「わ、私の事はいいですから、

      何とかなりませんか? 


      あの鬼の仕打ちのような、

      ためぞうさんの試練の数々・・・。」


 これは申し訳ないっ!

 この日記に、特に意味はないですので、

 そういったご要望は、本編の方でよろしくお願いします。


 近頃、穴埋めの日記に出てくれる、

 声のかけやすい(引っ掛けやすい)方々が、

 うっかり、ためぞう君の試練に巻き込まれてしまい、

 安定株のローゼ姫様に、こうしてお願いした次第です。


ローゼさん「えっと、意味がないのでしたら、

      本日のごはんリストで、終わらせますね。


      ・・・。

      ここ最近、エストさんが見当たらないのです。


      私はエストさんの、その背中の存在と大きさの意味を、

      今更になって気付いた、うかつ者さんです。」


 その容姿は、バツグンに美しい(イチバンでは、ありませんが。)、

 マンション住まいで、オーナー兼、

 管理人さんのローゼさん。


 ローゼさんの肩から背中へと流れる、

 プラチナに輝く、ゴージャスで繊細な仕事の施された、

 そのふんわりうるつや髪ですが、


 キューティクルの先々まで完璧のはずの、

 その白金の髪の毛の、


 何故か一本だけが、

 まるで糸電話の糸のように、

 遠く、後ろの彼方へと伸びています。


ローゼさん「えっ、セットが乱れていましたか?


      これはご指摘、ありがとうございます。

      すぐに直させていただきますねっ。」


 ここの所、すっかり丸くなってしまった、

 ゆるふわ愛されロングの、お姫様なローゼさんですが、


 どんな手段を使っても、その一本のプラチナの長い繊維を、

 セット出来ないのです。



  パリーンッ! パリーンッ・・・。



ローゼさん「う、うそでしょ!?

      ネット通販でポチっと手に入れた、

      このウルトラHDデラックスヘアセットの全てが、

      こうも簡単に、跡形も無く・・・。


      硬度10クラスの、スーパーセラミック製なのですが。」


 ローゼさんのその完璧すぎる手入れによって、

 まばゆき光輝を纏う、そのプラチナの無駄毛は、

 ダイヤモンドですら、たやすく砕くほどの、

 強度と伸縮性を備えていたのですっ!!


 そんな素敵な髪の毛を使えば、

 20XX年、宇宙の軌道ステーションへの、

 夢のエレベーター計画が、早期に実現出来そうですねっ。


 宇宙旅行の新時代の先を切り開く、かも知れない、

 ハイパー繊維の大発見です。


 これからもたくさん、

 長ーーーく延ばして、

 人類の夜明けの一歩に、貢献しましょう!


ローゼさん「5万m以上も、髪の毛を延ばせるわけないでしょ!!


      ・・・いえ、まず突っ込み所が違いますね。

      この一本の髪の先って、

      一体どちらの方へと伸びているのかしら。」


謎のセリスさんの声「クスクスッ、

          では、その仕組みをお答えしましょう。」


 遠く伸びた先の髪に付けられた、その紙コップから、

 謎の声が響いて来ます。


ローゼさん「ぜんぜん、謎じゃないですからねッ!!

      『セリスさん』って、ハッキリ仰ってるではありませんかっ。」


 そんな威勢の良さそうな、ローゼさんですが、

 実のところは、その知略や策謀で、

 今の自身を遥かに上回りそうな、


 謎のセリスさんの声に、ガチで怯えているのですっ!!


 こう見えてローゼさん、

 絶世の容姿と、ナイスバディなだけでは飽き足らず、

 なんとその成績の方も、最高値の『知力100』もあるのです。


 かなり疑惑の満点なのです。


ローゼさん「・・・ええ、今の私には、

      もっと身の丈にあった数字がお似合いでしょう。

      知力は50もあれば十分ですので、

      何とか、このピンチを乗り切らせて下さいッ!!」


 察しのいいローゼさんは、

 自分の置かれた立場のその恐ろしさを、十分に理解しています。


 別に分かりたくなくとも、

 才気溢れ、気品もあるその知性は、

 彼女にこう、危機を告げるのです。


  - エストさんの次にターゲットになるのは、

    今、この瞬間も、
  
    小刻みに身体を震わす、その己自身なのです。 - 、と。



謎のセリスさんの声「ウフフッ・・・。

          我が主を、あさっての方に遠ざけた今、

          ワタクシを縛る強制力など、もう存在はしないのです。」


ローゼさん「もう、『謎』の意味ないですよっ!!


      セバリオスさん、お願いですから、

      早く戻ってらしてッ!!!」


 謎のセリスさんが、じわじわとその距離を詰める間にも、

 ローゼさんには見えたのですっ。


 ・・・謎のセリスさんが、その手に握る毛束から、

 元が痛んでいただけに、あっさりと切れ落ちた、

 もう一本の、緑色のエストさんの髪の毛が・・・。



   ピンポーン!



 ローゼさんの暮らすマンションの、

 玄関から迫り響いて来る、そのドアフォンのピンポンッ!



 その恐怖は、ローゼさんを、

 表示さているであろう訪問者の姿を映し出した、

 ドアフォンの映像へと、振り返らせますっ。


ローゼさん「エーッ!?

      ノイズで画面が映ってないですよッ!!


      リンカさーんっ、ハインさーんッ、

      みんな、一体何処にいるのーーーッ!!」


 同居人の二人の姿は、マンション内にはありません。

 さっきまでは、確かに居たのですっ!


 ですが彼女たちは、音も無く、

 その室内から姿を消しています。


ドアの向こうから聞こえる声「どなたか、いらっしゃいませんかー?」


 この瞬間、恐るべきドアの向こうの訪問者を、

 今もなお、


 長々と待たせて、苛立たせようとしている事に、

 ローゼさんは、気付いたのですッ!!


 ローゼさんは、素早く玄関の方へと、

 逆ピンポンダッシュを決めるように、

 安心安全のセキュリティドアの、そのロックを解除するのです。


謎のセリスさんの声「こんにちはーっ!」


 ドアの向こうに立っていたのは、

 多忙なはずの事務の服を、おろし立てのノリが利いたように、

 しわ一つ無く着こなし、


 学園の事務員兼、予備教諭兼、私設秘書等と、

 多彩な才能を魅せるセリスさん、ご本人さんです。


 ただ、いつもと少しだけ様子が違ったのは、

 何の感情も持たないような、

 その左右の瞳の色の異なる、無機質な瞳で、

 ジャージ姿のローゼさんを見つめる、その表情でした。


ローゼさん(『謎』の部分は、そこでしたかーーッ!!!)


 セリスさんの雰囲気が、いつもと360度以上違いましたが、

 とても礼儀正しく、まずローゼさんに軽い一礼をして、

 ご挨拶に移るのでした。


 ただ、外見の変化と言えば、

 コンタクトが取れて、

 左目が紅よりも赤く、対照的に右目の方は、

 鮮やかで深い色の穏やかなエメラルドグリーンの、

 かなり強烈な眼力に変わっている事です。
 

セリスさん「こうやって、特に意味も無い日記で、

      ローゼさんにお会い出来て、

      ワタクシ、嬉しい限りでございます。」

 セリスさん(?)は、見えない糸の束を、

 その右手にしっかりと握っています。


 おそらくは、運命の糸などの類なのでしょう。

 退屈で、何もやる事がなかった時などに、

 気まぐれで、そういったモノを無闇に絡ませたり、

 ほどいたりする、

 見た目がセリスさんの中の御方は、

 そういう、あや取りのような遊びを好むようです。


 スペックだけは、地上に舞い降りた時点で、

 バツグンに突出して優れていた、


 (生まれた時から、成人並みの思考を持ち(知力98~100相当。)、

  世界に一つしかない、書き込みや白塗り修正まで可能な、

  この世の、あらゆる全てが記された、

  便利な本、『全知の書』を呼び出せます。)


 ローゼさんには、

 見たいと思わなくとも、見えてしまうのです。


ローゼさん(み、見たくなかったーっ。 (>_<)< クウー!!! )


 セリス(仮)さんは、

 満足したように、ローゼさんのその様子を確認すると、

 口元をフフッと、微かに緩めるようにして、

 その緑の糸の切れた糸束を、そっとしまうのです・・・。


ローゼさん(どーなっちゃったの??

      エストさんッ!!!)


 大事なものは、案外失ってから気付くものですね。


 一つまた勉強したローゼさんは、

 玄関にセリスさんを、このまま立たせてはと、

 あったか団欒のリビングルームへと、案内するのでした。


 セリスさん「素敵なリビングですねっ!

       クッションふわふわで、ほっこりカーペットが、

       心地いいですぅ~。」


 リビングは、結構広めで40畳ほどあります。

 特に贅沢ではない、今のローゼさんは、

 コタツとテレビがあればいいと思っていたのですが、


 同居人のリンカさんと、ハインさんがごちゃごちゃと、

 好きなゲーム機や、マッサージチェアなどを置きまくっているので、

 わりと雑多としています。


 でも、お掃除担当はローゼさんなので、

 何処を指先でなぞっても、ホコリ一つありません。


 大きめのリビングテーブルこたつに、

 向かい合うように座ったローゼさんと、セリスさん(仮)は、

 テーブルに置かれたカゴのみかんを手を取って、

 少し、世間話をしています。


 テーブルには、コップもティーパックも常備ですので、

 セルフになりますが、ポットでお湯を注ぐだけでOKです。

 瞬間沸騰モード搭載で、カップ麺にも対応してたりします。


セリスさん「たまには、お守りを休んで、

      こうやってのんびり過ごすのも、いいものですね~。」


ローゼさん「へぇー、セバリオスさんって、

      もっと完璧な方と思っておりましたが、


      結構、可愛げもある御方なんですねー。」


 こたつで緩くなったセリスさんに、

 ローゼさんは、少し安心したように微笑んで見せます。


セリスさん「みかん、甘くて美味しいですねー、

      さすが、シェフを唸らせる自家栽培です~。


      でも、もし主を気に入ってくれたのでしたら、

      私が、二人の愛のキューピットになりますよっ!」


ローゼさん(うっ!?)


 そう言ったセリスさんですが、

 相変わらず、その表情には心が宿っていないような感じです。

 行動はいつもと変わらないのですが、

 顔色がまったく変わらないのは、

 ローゼさんの思いを、困惑のスパイラルに巻き込みそうなほど、

 何もしないで、彼女を追い込もうとしています。


 セリスさん(仮)、何を考えているのか、

 全く読めません・・・。


ローゼさん(日記の難度、ハンハねーーっ!!

      と言わせんばかりの、言葉に出来ない圧力です。)


 と、その時、

 一度、テーブルの取り皿に綺麗にむかれたみかんを置いた、

 セリスさんは、ローゼさんに初めて見せる、

 真の姿の、気品と悦楽と堕落に溢れた、

 本来の冷淡な表情と口調で、愉快そうにこう語り出すのです。


セリスさん「ええ、ここはローゼさんのマンション。

      そして、今回は楽しい日常を語り合う、

      日記とか言う、番外の場外の土地です。


      そんなに構えなくてもよろしいですわよ。

      どちらかといえば、きっとワタクシは、

      ウィルローゼ姫様のお味方だと、思っておりますので。」


 セリスさんの中の方は、ローゼさんに、

 警戒しなくてもいい事を伝えていますが、

 それでも、すぐには変われない、乙女なローゼさんですっ。


セリスエスさん「あらまあ、ウブな事で羨ましいですワ。


        ワタクシが持っていなくて、

        貴女様がお持ちなのは、『未来』という、

        何も記されてはいない無垢で、無地のページ。


        延々と『今』を繰り返すだけのワタクシには、

        無縁のものでしょう。


        おっと、これでは、気を抜くなと言われても、

        無理からぬ事ですワね。


        ウフフフフ・・・。」


ローゼさん「(名前変わりかけてますよっ!!)


      ・・・あはは、お恥ずかしい。

      あと、姫はやめてください。

      普通におねがいしますー。」


 よく見ると、掛け時計の秒針が止まっています!

 一瞬、青ざめたローゼさんですが、

 慌てて我に返ると、こっそりと深呼吸です。


ローゼさん(ふぅーーっ。


      ただの電池切れです。そう思いましょう!

      思うのでぇす!!)


 ローゼさん、もういっぱいいっぱいの様子です。

 それに気遣うように、セリスエスさんは、

 その瞳に生気を宿らせ、和やかに微笑んで見せます。


セリスリスさん「ワタクシ、ローザさんの事、

        とても好感を持っているのですよ。


        よく、初期能力の低かった、

        あのためぞうさんを、

        あそこまで立派に育て上げたものです。


        ワタクシすら足元にも及ばぬ、かの御令嬢、

        アリスお嬢様が、

        それまでに吸収した経験値を残したまま、

        この世界の一年の全てを、

        新たに巻き戻してスタートさせ、

        年号などの矛盾も解消していらっしゃるおかげで、


        ワタクシにとっても今は頼もしい、

        ためぞうさんは、


        これからも『カイザー』の座を目指して、

        すくすくとご成長なさる事でしょう。」


ローゼさん(うおおおおおっ・・・。

      この御方は、何処まで私の先の先を行ってらっしゃるのョォオ!?


      ・・・カイザーさん、本当だったのですわね。

      これって、知られてしまうと、

      競争率はレオクスさんさえ抜いて、

      とんでもないハーレムワールドになりそうですが、


      そんな秘密を聞かされた以上、

      その記憶も私には残されないのでしょうね・・・トホホ。)


 ゆっくりと八女(やめ)のお茶を味わいながら、

 その淡い湯気の向こうで、ニッコリと笑顔を見せるアセセリスさん。


 もう、名前がいい加減な事になってはいますが、

 彼女は、子供たちの問いに答えるような優しい言葉で、

 ローゼさんに、こう言うのです。


アセリリスさん「それは心配ご無用ですよ、ローザさん。

        ワタクシの願いを叶える為には、

        ローザさんの成長もとても重要なキーなのです。


        ワタクシは変わる事などありませんが、

        その主が変わることはあるでしょう。


        安心して、これからの未来の旦那様の、

        華麗なる栄達を見ながら、

        その傍らの、クイーンの座を目標に成長なさると良いでしょう。」


ローゼさん「!?」


アセリセスさん「ご希望があらば、貴女様をおとしめようとする、

        因果の全てを、根本から根絶やしにして差し上げましょう。


        そういった類の試練を乗り越えるのも、

        貴女様のご成長を促す要因ではあるのでしょうが、


        待てるのなら、荒波にあえて挑まずとも、

        この仕組まれた連鎖の中、何年とてお待ちいたしましょう。


        ワタクシ、ここに至るまでの、

        泥を舐め、獣の残飯をあさるような数多の経験にて、


        『退屈』という大きな試練を、

        乗り越える為の様々なオモチャを、

        たくさん、持ち合わせておりますので・・・。」


ローゼさん(ひぃ・・・。


      今のお言葉で、私の及ばぬ理由の全てが、

      背筋をゾクッ、と駆け抜けるように理解できたような気がします。



      ・・・争ってはいけない相手が、目の前にいるというのは、

      恐ろしくも、自身を成長させるものですわね。)


 言いたい事を言ったのか、

 セリスさんは、いつもの軽いノリに戻ってしまい、

 予備のコンタクトをパパッと付けて、こうローゼさんに言いました。


セリスさん「あっ、時計の電池が切れちゃってますね。

      私、仕事がら、予備の電池とか持ち歩いてる方なので、


      ちゃっちゃと、取り替えますねーっ。」


 セリスさんはそう言って、何故か奥の脚立を、

 まるでそこにあるのを知っていたように持ってくると、

 慣れた手付きで、まだ残量が残っている単三マンガン電池を、

 単三アルカリ電池へと取り替えて、そっと電池をポケットにしまいます。


セリスさん「お料理、三人前、

      無駄になってはいけませんので、


      ご馳走になっちゃってもいいですかー?


      リンカさんとハインさんから、

      今日は帰れないとお伝えくださいとの事でしたので~。」


 都合の良い伝言を聞かされたローゼさんは、

 それでセリスさんが、喜んでくれるのならと、

 笑顔で頷いて見せます。


ローゼさん「あ、はいっ。

      では、早速、晩ご飯を用意しますねっ!」


 そんなローゼさんに、セリスさんは首を横に振って、

 自分がやると言うのです。


 ローゼさん、逆らえないので、

 そのままテレビを見ながら待っていましたが、


 その時のテレビの内容を、

 後でまったく覚えていない事に気付くのでした。


 正直なところ、セリスさんの給仕スキルは、

 高級ホテルのそれを遥かに超えて、

 まるで、宮廷並みのものです。


 美しく敷かれた白のテーブルクロスの上には、

 準備しておいた料理が丁寧に並べられると、


 さらに、残った一人前の晩ご飯にアレンジを加え、

 それは、原型が残らないほど、

 豪華なディッシュとして生まれ変わり、

 シェフのオススメとして、テーブルへと追加されるのです。


 どんな魔法を使ったのかはわかりませんが、

 花で飾られた、こたつテーブルの晩ご飯をローゼさんは、

 セリスさんと一緒に頂く事になりました。


ローゼさん「(・・・とっても美味ですが、


       なぜカレーライスが、海鮮料理に変化したかなど、

       聞いてはいけないのですっ!!


       ああ・・・、どんなレシピか教わりたいですが、

       私の料理スキル100を、あっさりと超えていくその業は、

       きっと今の私では、再現させるのは不可能な事なのでしょうネ。)


       とっても、美味しいですーーぅ!!」


セリスさん「ローゼさんのこくまろカレーライスも、

      とっても、美味しいです~~ぅ!!」


 こうしてにこやかに、温かな食事の時間を終えますが、

 セリスさん、どうも今日は帰る気がなさそうです。

 いつの間にか持ち込まれたバックの中には、

 お泊りセットと寝袋が入っていました。


セリスさん「ローザ、いえ、

      ローゼさんのお父様から頼まれ、

      今日は私が、お二人の代わって、

      姫様の護衛です~。


      お邪魔な時は、外で寝させていただきますので、

      気にしないでくださいねっ♪」


 ローゼさんのお父さんは、

 すでに攻略されているようです。


 無論、外に寝せるなど言語道断です。

 ここは、体型の近いハインさんの部屋を使ってもらうのが、

 最善と考えたローゼさんです。


ローゼさん「外はいけませんので、

      ぜひ、家に泊まって下さいね。


      そこの先にハインさ・・・。」


 ローゼさんの言葉に、セリスさんが割り込むと、

 ローゼさんの豪華なクイーンサイズのベットで、

 一緒にお泊り出来る事を、喜ぶセリスさんです。


ローゼさん「あ、あの・・・。

      私、あのベットは使わず、六畳の作業間にお布団を敷いて、

      寝ておりますが、


      もし、よろしければ、

      セリスさんが・・・。」


セリスさん「私の為に、一緒にあの豪華なベットで、

      寝ていただけるなんて、

      なんて素敵な事でしょうっ!!」


 セリスさん、ローゼさんの意見を全く受け入れず、

 勝手に両手を組んで、感動しています。


 やりたいようにやらせておくのが、

 一番、安全だと思ったローゼさんは、


 彼女を部下に持つ、セバリオスさんが、

 いかにして、洗練されていったのか、

 その苦労の歴史を垣間見た気がしました・・・。


せりすりすさん「ウフフッ・・・。

        ほくろの数を互いに数えながら、

        夜が更け行く甘美な時を過ごすのは、

        この地では、初めてのような気が致しますワ。


        ワタクシ、たいしてそういう事を、

        得意とはしておりませんので、

        お互い、勉強して参りましょうね・・・。」


ローゼさん(もう、名前がひらがなになってますよッ!!


      ・・・ああ、エストさん、

      早く私の快眠を取り戻す為に、


      セリスさんの仕掛けた凶悪なクエストから、

      いち早く、帰還して下さいね・・・。)


 こうして、ローゼさんに降りかかった試練は、

 日記や冒険などのカテゴリーにとらわれず、


 いつ、いかなる時でも、

 ローゼさんを、『未来の女帝』へと、

 誘う為に、つづく事でしょう。


ローゼさん「!? つづくのっ!!」




     なんとなく、つづきます。

       ではーーー。^-^ 」
 

ローゼさん「うっ! コテッ・・・。」


 ローゼさんは、倒れた・・・。


  ◇ おっと、謎の回復魔法が発動ッ!!


    ・ ローゼさんに、自動再生+25の付与!

    ・ ローゼさんに、常時HP回復効果強が付与!

    ・ ローゼさんに、ラッキー+98(×10回)の付与!

    ・ ローゼさんに、三倍速内職のスキルが付与!

    ・ ローゼさんに、相手の印象値を一度だけ変える効果が付与!

    ・ ローゼさんが、以前使っていた1日10万円のクリームが、

      無料で毎日、一個送られてくる効果が付与! (実家からになります。)

    ・ ローゼさんが、丸く、乙女になったおかげで、

      家臣の忠誠心の上昇速度を3倍にする効果が、自然発動!


ローゼさん「うぉ!?


      やめてーーーーーっ!!

      試練でも何でも受けますから、

      私の人生をカンストさせ、

      やる事をなくすのを、おやめになって下さいッ!


      ・・・苦労して得たものに、喜びを感じる嬉しさを、

      私から、奪わないで下さいっ。」


 追加効果は、ピタッと止まりました。

 ・ 追加効果を任意に削除出来るようになった! (今回限定。)


ローゼさん「・・・。

      全、削除ですっ。」


 ・ カイザーハルトさんのプロフィールや画像を、

   閲覧可能な、スペシャルキーを手に入れたゾッ!!


ローゼさん「(うっ!?

      ・・・気になります、

      とーーっても、気になります、がッ!!!)」

      削除、よろしくお願いします・・・。

          (クゥーーーーーーーッ!!)」


 ・ ローゼさんの、カイザーさんとの出会いの距離が、

   10光年ほど延びました!


ローゼさん「えーーーっ!?


      ・・・惑わされないで、私ッ!!

      もう、ワナは始まってるのよ。


      ぜぇぜぇ・・・。


      ではー、またですー。 (^-^)」



          ローゼさんの苦労は、つづきます・・・。




 ※ 以下は挿入しようかと思って外した部分になります。


    この辺り ↓ は、いずれ本編で。^^:




セリスさん「初めから、すべてを持って生まれた者と、

      何も持たずに生まれた者。


      ワタクシは、その後者でしょうが、

      その差を、一切気にする事など無く、

      ただ生きる為だけに、大地を這いずり、

      これまで戦って参りました。


      生まれ持った『運』だと、一言で片付けても、

      それは別に構いません。


      人の数だけ、想いや人生があるのは、

      当たり前の事です。


      誰からも見向きもされない、

      特徴のない娘だったワタクシでも、

      嫌味なほどに着飾り、教養と欺瞞(ぎまん)の仮面を付ける事で、

      それなりの場所には立てましたし、


      言葉に出来ぬほどに美しき、エリス様という、

      孤高の女神様に出会えた、奇跡の邂逅によって、


      この歪んだ性格の中にも、

      一本の小さな善意の花を咲かせるだけの、

      場所を得る事が出来ましたワ。


      ウフッ・・・。


      ただ知ってしまった、

      ワタクシは、興味があるのです。


      無限の才気を秘めるであろう、

      未完の貴女様の、その成長の先にある、


      世界を嫉妬させ、羨望を集める薔薇の、

      開花によってもたらされるであろう、


      見た事もない、『偉大なる奇跡』という名の、

      その曖昧なものが、


      果たして、このつまらない世界を、

      どのように、面白く変えてくれるのかという、

      その瞬間を。


      フフッ、ほんの一瞬で良いのです。

      ねぇ、まだ蕾のままの、

      『最高の薔薇姫・ウィルローゼ姫』さま。      


      ワタクシはまだ見ぬ、

      その至高の美しき薔薇の咲き誇る、

      素敵なサマを、

      この異なる色の、その両目に映してみたいのですよ。


      ですから、協力させて下さいませ。

      ウフ、ウフフッ・・。」


ローゼさん「・・・誰か、助けてw」
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