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エストさんの日記? 8・24

2010年08月24日 21時07分44秒 | 番外編(かなり番外地です。)
『姫将軍エスト』

第一話 旅立ち。


 昔、あるところに、
 それは美しいお姫様がいました。

 お姫様の名前はエスト。

 草原を吹き抜ける
 爽やかな風のように、
 その髪は、鮮やかな緑色をしています。

 お姫様は、隣の国いる、
 赤い髪をしたとても麗しい王子様が好きでした。

 でも、どんなに彼を想っても、
 隣の国の王子様が、
 お姫様に振り向いてくれることは、
 ありませんでした。

 なぜならば、
 隣の国の王子様は、
 お姫様の存在を知らないからです。

 お姫様は、悩みます。
 どうすれば、隣の国の王子様に、
 自分のことを知ってもらえるのでしょう。
 ・・・と。

 そこで、お姫様は、
 盛大な舞踏会を開く事を考えます。

 そこで、素敵な自分を見てもらえれば、
 きっと二人は結ばれるに違いないと、
 そう思ったのです。

 舞踏会の為に、
 遠い大きな国から、一流の仕立て屋を呼び寄せ、
 最高のドレスを作らせました。

 誰よりも華やいで目立つ事で、
 隣の国の王子様の気を引くことが、
 お姫様の目的です。

 舞踏会は、盛大に行われました。
 財政担当大臣が、
 悲鳴を上げるほどの絢爛豪華なものです。

 お姫様の目論見通り、
 隣の国の王子様は、
 いっぱい集まりました。

エスト姫様「い、いっぱい???」

 会場を覆い尽くすほどいっぱいの、
 隣の国の王子様が、
 お姫様の元へ集まってくれたのです。

 お姫様の国は、
 たくさんの国と繋がっていた為、
 隣の国もいっぱいあります。

 お姫様は、
 あまりの王子様の多さに、
 目的の赤い髪の麗しい王子様を、
 見つけることが出来ません。

 結構な予算をかけた割には、
 舞踏会は不発に終わりました。

エスト姫様「どんだけあるねん! 隣の国!!」

 ですが、たくさんの人々が集まったので、
 城下町も、下町も、
 オリンピック並みの経済効果は受けました。

 財政担当大臣も、
 これなら、毎年催しましょうと、
 おおはしゃぎです。

エスト姫様「うかれてんじゃねーーよ!」

 国民も、おおはしゃぎです。

エスト姫様「うかれてんじゃねーーよ!!!」

 国中が、笑顔で満たされていきます。
 仕事の後のビールは、
 とても美味しいのです。

エスト姫様「未成年の前で、
 そんなに美味そうに飲んでんじゃねーーよ。」

 大臣たちも、美味しいビールを口にして、
 お姫様に、「ありがとう!」と、
 おおわらわです。

エスト姫様「・・・。
 私だって、はしゃぎたいわよ!!」

 お姫様は、悩みます。

 どうすれば、憧れのあの王子様を、
 振り向かせる事が出来るのでしょう。

 そこに、白い髪をした魔女が現れて、
 お姫様に、こう言います。

魔女「隣の国が、一つになればよいのです。
 隣の国を、一つにしてしまえばよいのです。」

 悪い魔女は、
 お姫様に、他の全ての国を
 滅ぼしなさいと、そう言うのです。

エスト姫様「・・・。
 魔女って、『ローじぇ』さん?」

 魔女は、消え去った!!

エスト姫様「はや、」

 こうして、お姫様は、
 悪い魔女の言葉に騙されて、
 他の国を滅ぼそうと考えるようになるのです。

エスト姫様「考えてねーよ!!
 やったら、私、悪者じゃん!!」

 大臣たちも止めます。
 特に、熱心に止めたのは、
 財政担当大臣です。

 ビールが美味く、儲かってるのに、
 何の不満があるのです!! と。

エスト姫様「とか言って、
 ソロバンはじきながら、
 戦に勝った時の事、考えてるんじゃねーよ。」

 大臣は止めます、
 国民も止めます。

エスト姫様「だから、やらねーーーって!」

 お姫様は、何かに憑り付かれたように、
 戦いへの道へと歩み、
 その手にずしりと、
 バトルライフルを握ります。

 予備弾倉も十分です。

エスト姫様「そこは、『剣』を握っとくとこだろ!!」

 軍曹は言います。

軍曹「いいか、お前ら!!
 姫様を見習って、武器の手入れは怠るなよ。
 弾詰まりと、予備のマガジンには気をつけておくんだなっ!!」

 軍曹は、兵士を叱咤します。

軍曹「戦場で、女神に微笑んでもらうには、
 度胸以外にも払わなきゃならないもんがあるってのを、
 よーく、憶えておくんだな。」

 そういうと、軍曹は葉巻に火を付けます。

 厳しいようですが、
 それも彼なりの愛情表現なのです。

軍曹「姫様! 我々は、姫様の仰る場所なら、
 例え、それがどんな戦場であろうと、赴き、
 最善(ベスト)を尽くします。

 戦争ってのは、始めるのは簡単ですが、
 終わらせるのがやっかいなものです。

 話し合いで解決できる事を、
 心より願っています。」

軍曹「行くぞ、お前ら!!

 姫様にトリガーを引かせるようなマヌケは、
 俺様の蹴りに注意しておくんだなっ!!」

 軍曹は、忠義者です。

エスト姫様「ぐ、軍曹って、誰!?
 てか、大臣どもは、何処行ったのよ!!」

 大臣は、居留守を使っています。

 物事が優勢になったら、集まってきそうです。

エスト姫様「他力本願じゃねーか!!

 てか、軍曹も攻めるな!!
 ファンタジーだからね!!
 剣と魔法のスペクタクルだからね!!」

軍曹「姫様からの通信。
 火器の使用を禁ずる、以上。」

兵卒「マジですか、軍曹!?
 俺たちは、素手でエイリアンどもを、
 相手にするんですかい!?」

軍曹「命令は絶対だ。

 ・・・だが、そんなことを仰られる姫様ではないはず。
 上層部の連中は、一体、何を考えているんだっ。」

エスト姫様「・・・。
 もう、わけわからんのですが。

 エイリアン相手って、
 何処の星の、隣の国よ。
 まったく。」

 こうして、
 お姫様の、姫将軍としての戦いが、
 幕を開けるのでした。

 第一話 完

エスト姫様「悪の魔女のローじぇさん、
 連れて来いよ!

 話、着けてやるからよ!!」


『姫将軍エスト』

第13話 全国制覇。

あれからお姫様は、
4000国の国の頂点を目指し、
勝ち抜いて行きました。

エスト姫様「多すぎだろ!!
 一日一国勝っても、10年以上かかるだろが!!」

これも、軍曹たちの努力の賜物です。

エスト姫様「オチが見えたから、もうやめ!!
 どうせ、ウィルハルト様が、
 最後の敵とか言うんでしょ?

 この私が、美味しい目に会うなんて、
 ありえないからねっ!!」

 ・・・。

 ・・・。

 ・・・最後の敵は、
 悪の魔女、ウィルローじぇ様です。

エスト姫様「やっぱり、オチだったか。」

悪の魔女は、お姫様にこう言います。

魔女「世界の半分をあげましょう。
 だから、私と共に闇の世界を歩みなさい。」、と。

エスト「あと残り1国なのに、
 半分あげるもクソもあるかい!!

 くれるんなら、
 あの赤毛の麗しい王子様をくれんかい!!」

 大臣たちも、お姫様の意見に賛成です。
 数だけで言うなら、
 むしろ半分もっていかれるからです。

エスト姫様「黙れ、大臣ども!!」

 お姫様は、大臣たちの意見に耳も貸さず、
 魔女の言葉に、心を揺さぶられました。

エスト姫様「ローじぇさんを倒す!!」

エスト姫様「解説は、無視だ!!」

 魔女は、言います。

魔女「フフフ・・・。

 いいわ、かかっていらっしゃい!!」

 勝負は、一瞬でした。ローじぇさんは、つよ・・・。

エスト姫様「解説だまれ!!
 オリャオリャオリャオリャオリャ!!」

エスト姫様「完全撃破!!」

 なんと、お姫様は、
 ローじぇ・・・もとい、
 悪の魔女を倒したのです。

エスト姫様「うりゃあ!!

 これが、姫の実力じゃき!!」

 魔法は、解けます。

 悪の魔女にかかっていた、
 悪の魔法は解け、
 そこには、倒された、
 赤毛の麗しの王子様が横たわっていました。

 戦闘不能状態です。

エスト姫様「ダ、ダメだろっ!!」

 ついに、全国制覇を成したお姫様に、
 大臣たちも、おおわらわです。

エスト姫様「しばくぞ、貴様ら!!」

 激戦を潜り抜けた、軍曹や兵士たちも、
 お姫様の下に集まってきます。

軍曹「・・・長い戦いでした。

 ですが、戦いはまだ始まったばかりです。
 兵たちの気が緩まぬよう、努力します。」

 軍曹はそういって、葉巻を取り出しました。
 大臣たちは、ビールです。

エスト姫様「誰か、王子様の戦闘不能状態を、
 治してやってかださいませんかの?」

 魔女を倒してしまったので、無理な話です。

エスト姫様「・・・。
 端から、期待はしてねーけど。」

 そんな、アナタに朗報です!!
 万能薬『エリクサー』が、
 今ならなんと、

エスト姫様「通販っぽいフレーズが聞こえる。」

 魔王軍を倒すと、手に入るのです!!

エスト姫様「ほへ?」

 こうして、お姫様の戦いは、
 第二幕を迎えるのです。

軍曹「姫様、指示を!!」

エスト姫様「つ、続くの??」

 次回、『姫将軍エスト Ⅱ』

 第一話 魔王四天王との戦い。
     たぬぞうさん編。

エスト姫様「・・・。
 別の治療法探すので、続かなくていいっす。」

エスト姫様「マスオストさんやら、
 たぬぞうさんと戦っても、
 意味はない気がするから。」


エスト姫様「それでは、皆様、
 ごきげんよう。

 おやすみなさいませ。」


でわでわ、
  またです~~~。^^
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