むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

カナクギノキ:金釘の木(多いのは雄花)

2016-10-14 06:58:23 | 植物観察記録

雌株・果実と花芽が同時に見える


雄株・花芽が多い

高槻川久保渓谷の最上流あたり、伐採後植樹されずに残った傾斜地に、どういう訳かカナクギノキ:金釘の木(クスノキ科クロモジ属)がびっしり生えて実をつけるくらいの大きさに育っています。
山地に生える落葉高木で、高さは10m~15mほどになり、低木が多いクロモジ属のなかで珍しく高木になります。
互生する葉は長さ6~15cm、幅2~4cmの長楕円形で表面は無毛、裏面は白っぽくなります。
雌雄別株で、花期は4月、葉が開くのとほぼ同時期に淡黄緑色の小さな花を固まってつけ、果実は直径5~7mmの球形で秋に赤く熟します。
この時期、真っ赤な果実のよこに、来春の花芽が育ってています。雄株と雌株の花芽を比べてみますと、当たり前のことでしょうが、圧倒的に雄株の花芽の方が多くついていました。
カナクギノキの材は小楊枝や細工物に使われますが、弱いので釘に使われることはありません。カナクギの名は金釘ではなくて樹皮の模様から鹿の子木が訛ったのではないかといわれています。
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