アボルダージュ!!

文芸及び歴史同好会「碧い馬同人会」主宰で歴史作家・エッセイストの萩尾農が日々の思いや出来事を語ります。

再びの…新選組副長 土方歳三さま!

2017-08-08 | 幕末関連
猛暑が続く。
もうずっとまえから、猛暑が続いている。
この数年、夏という季節が、どの季節よりも、長い…気がする。
立秋は過ぎた―けれど、猛暑。
九月になっても今度は、残暑で、やはり、まだ、夏という季節だ。
五月も薫風吹き―という気持ちの良い日は、そう多くは無い。
六月はもう初夏ではなく、夏。
こう考えてくると、夏は長い。
四季のうちで、一番良い季節の春と秋が短くなった気がする。
そういえば、先日の舟木一夫さんのステージで、舟木さんが、
「自分もお客さまもこの年になると、暑い時、寒い時は、会場までくるのも大変になるので、これからは、(コンサートや芝居は)4月5月と、10月11月にして、一年に4カ月だけ(笑)」
という風な事をtalkして、皆、笑っていた。

…で、その暑い季節の夏に、心を幕末に運ばせて、歳さんを綴っていた。
いや、正確には、綴ったのは、冬で、現在は、修正や書き足しの作業中、さらに、物語集なので、作品の順番やら―と、机に向っている時間が長い。
だから、ブログに綴るのが、本当に久しぶりになってしまった―と、言いわけをしようか―と、ちょっと、思ってみたのも、ホントの所…かな。
歳さんの物語集だから、
「再びの新選組副長 土方歳三様」
と、ここには、タイトルした。
『散華 土方歳三』の7版が昨年11月に発行されて、そのあとがきに、
「散華の前後の物語をまとめたい」
と、書いて、その「祈り」が叶う。
歳三さんと、彼の周りの人々の話。創作。だから、歳さんの女の話もあったりして…。
自分で書いておきながら、
「私は、この女性でありたかった」
とは、思いはしなかったけれど、やっぱり、あの時に生を受けていたら、「歳さま」に恋焦がれたかも―などと思う。
さらに、自分で書いておきながら、歳さんの逝く時は、胸が詰まる。
自分で書いておきながら、呆れるけれど、仕方ない、それほどに、彼が好きだ。

『散華 土方歳三』の姉妹本のような、幕末物語集―早くまとめあげなければ…。
刊行は来年だからと、油断していてはダメだぞ、私―と、自分にハッパをかけながら、猛暑の季節に、心も思いも飛ばす。

台風一過の本日、気温が37℃にも達して、午後になると風も止んだ。
さすがに、エアコンをかけた。今夏、二度目。
我が家は、風さえあれば、家中を風が吹き抜ける、机の前の窓など、レースのカーテンが90度くらいに上がってしまうほどに、風吹く時もある。
風さえあれば、そして、家の中にいれば、我が家は避暑地。夕方など、肌寒くなる時も…。
明日も、37℃越えの灼熱の日の予報―。
エアコンはよいけれど、自然の風に勝るものは無い。風があるといいなぁ―と、願いつつ…また、原稿に向う。






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