吾妻小富士（1707m）のてっぺんの溶岩塊です。
浄土平は今年6回目。
一切経山には4回登ったものの、吾妻小富士はまだ0回。 なので、時間帯を変えて3回登って来ました。
お鉢めぐりで朝と日中に噴火口を１周ずつ。 それと夜に半分を往復といったところです。
すでに14日に「浄土平でペルセウス座流星群撮影に挑戦」としてアップしてありますが、これも目的でした。
今回は朝昼晩の内…昼ではないですけど、明るいうちに登った記録です。
目的は、福島市の「四季の里夏まつり」であがる打ち上げ花火の場所確認でした。
お昼まで様子見・・・天気予報よハズレてくれと願いつつ、自宅を13時過ぎに出発。
この時点で、吾妻小富士は霞んでいて見えません。
ファミリーマートで買い物をして、磐梯吾妻スカイラインへ向かいました。
今回も高湯ゲートから
どんより曇り空。 やっぱり霞んでいます。
浄土平に到着後、まず・・・念願の一切経山のバッジを買いに浄土平ビジターセンターへ。
それと、前回わからなかった花の名前を調べてきました（ミヤマホツツジ）
浄土平では「2012星と自然の浄土平まつり」が開催中でした。 7月28日から8月26日までだそうです。
レストハウスの前で「ゆるキャラ大集合in浄土平」
「八重たん」…NHK大河ドラマの主人公の新島八重がモデル
・・・磐州きりたんぽ？ 食べたい
「シャクリン」と「キビタン」
スカイラインを横断して吾妻小富士へ 14時17分
階段の途中で。
なかなかの混み具合ですが、お盆時期の浄土平の実力はまだまだこんなものじゃないはず。
天気予報のせいでしょうか、登山口の近くの駐車場はガラガラ・・・それとも、もう下山済み？
この場所から今年初めての噴気確認・・・確かに2ヵ所から出ています。
噴火口の縁に到着 14時25分
私も撮りますこの写真
時計回りで最高地点の1707mへ
涅槃坂。 ここも夜撮りたいポイント（昨年の秋にも撮りました）
登れ登れ！ 最後のズルズル滑る坂が待っている。
滑るのを喜んでいる子供達、そして怖がっている子供達がいました。
ここの反応は人それぞれでしょうか
私は、ここを下るのは苦手なので・・・できるだけ時計回り。
ミヤマシャジンが外側に咲いていました。 ここはちょっと遅かった・・・
ほどなく登頂 14時39分
このボルトは何のため？ 昔は吾妻小富士頂上の標柱でもあったのでしょうか。
もしそうならぜひ復活を、なんて無責任ですが願う・・・
達成感を味わいたくて、ここまで登る方が増えそうな気がしますが・・・
前に新聞で読みましたが
磐梯吾妻スカイラインや浄土平駐車場の無料化の影響がいろいろあって無理でしょうね m(__)m
無料化の裏表・・・アレもコレも皆アレのせい
この時・・・
遠くのほうから雷鳴が聞こえてきて（聞こえた時点ですでに積乱雲の下？）
なるべく急いで下って車へ避難しなくてはと少々慌てましたが、数分後に全く聞こえなくなりました。
やっぱり天気予報はハズレないのかなぁ・・・
それで、下界の福島市内の様子。 上の暗い雲が怪しい・・・
肝心の四季の里の場所は...やっぱり霞んでいて見えにくい
中央付近に、あづま総合運動公園。 そして荒川の対岸が水林自然林と福島市四季の里。
撮った写真を拡大表示してなんとか確認・・・これで良し！
で、向かう先。 高山や東吾妻山は見えますが、左奥の安達太良山は見えません。
(＠_＠;) 面白い積み方のケルン。 そして絶妙なバランス。
こんな火口の崖っぷちに積み上げる人もバランスが良いんでしょう・・・真似はしたくないです。
・・・次の日の朝には残念ながら崩れていました。
たぶんですが、日の出とともに空気が太陽に暖められて吹く風？に倒されたんだと思います。
三脚がこの風で倒れそうになりましたから・・・
噴火口の向こうに一切経山。 山頂部は雲の中。
雲が噴火口の中に吸い込まれていきます。
吾妻小屋の屋根が見えています。
塩ノ川の水はどこへ・・・
やっぱり浄土平湿原は水不足でしょうか？ これでは湿原の植物が枯れてしまう
でも今日は降らないで m(__)m
アキアカネはまだ下界には下りないようです。
キッチリ1時間で噴火口を周回し、浄土平へ。
「浄土平を探索（2012.8.12）」へ続きます。
