今月は未登録の本がいっぱいあります。
5月分として登録しなくっちゃ。
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)の感想
みをつくし料理帖3作目。毎回はらはらドキドキ心配させてくれますなあ。 小松原の正体がなかなか明らかにされないし、澪との進展もなし。
読了日:04月12日 著者:高田 郁
レベル3 (異色作家短篇集)の感想
大好きなジャック・フィニイの短編集。古き良き時代への懐古趣味の色濃い短編が多いけど、気にいったのは『雲の中にいるもの』。小男で目立たないチャーリィが、友人の紹介で電話したのは痩せこけた不器量のアニイ。ところがふたりの頭の上に雲が現れる。アニイの頭上には背が高くハンサムで魅力的な声の男性。チャーリィの頭上にはグラマーでセクシーで愛らしい声の女性。ふたりは待ち合わせて会う事になるが、同じ場所の目の前にいながら、互いがわからない。まるでコミックのような展開がたまらなく面白い。『死人のポケットの中には』はハラハラ
読了日:04月12日 著者:ジャック フィニイ