しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2017年3月に読んだ本

2017-04-12 11:43:33 | 日記

読んだ本の数:17
読んだページ数:1822
ナイス数:170

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂7ふしぎ駄菓子屋 銭天堂7感想
紅子さんと天獄園の怪童との勝負。相手にしなければいいのになあと思うんだけど、たたりめ堂との対決に闘志を燃やす紅子さん。銭天堂のが勝つに決まってると考えるも意外なつ結果に。私だったら、どっちの商品を選ぶだろう。運がよくなるも悪くなるも自分次第、正しい選択眼をもちたいものです。まだまだ続きそうで、8巻が待ち遠しいです。
読了日:03月22日 著者:廣嶋 玲子


ふしぎ駄菓子屋 銭天堂6ふしぎ駄菓子屋 銭天堂6感想
迷うことなく購入。小学校の図書室に購入してもらうようお願いして、私の「おすすめ本」として廊下に推薦文を張り出し、本の掲示をしてもらいました。
読了日:03月22日 著者:廣嶋 玲子

 


いっしょにうたって!―たのしいうたの絵本いっしょにうたって!―たのしいうたの絵本感想
知ってる歌がいっぱい。練習して歌おう。おはなし会でのつなぎに便利。
読了日:03月22日 著者:

 


フルーツジュースやさん (教育画劇のかみしばい)フルーツジュースやさん (教育画劇のかみしばい)感想
参加型紙芝居。どのジュースを選んだのかな、みんなどのジュースが好き?こども達の好きなジュースだから、みんなよく答えてくれるよ。木版画の絵は不思議なタッチです。
読了日:03月22日 著者:村田 エミコ

 


おには うち! (ピーマン村の絵本たち)おには うち! (ピーマン村の絵本たち)感想
節分の日に1年生のクラスで娘が読みました。可愛い鬼くんは、きっと人間の世界が珍しくて様子をみにきたんだね。校長先生の粋な計らい、優しさが余韻を残します。
読了日:03月22日 著者:中川 ひろたか

 


あっぱれ ぱんつあっぱれ ぱんつ感想
2月のおはなし会、小学校でも読んだ。身体とパンツの模様が同じ。そうか、動物ってパンツをはいてないわけじゃないのね~。皆に最後の言葉「ぱんつあっぱれ!」を一緒に言ってもらいました。
読了日:03月22日 著者:きたやま ようこ

ふうちゃんのおつかい (教育画劇のかみしばい)ふうちゃんのおつかい (教育画劇のかみしばい)感想
参加型紙芝居。買い物に行くふうちゃんと並んでいくつかの野菜があるけど、はたしてふうちゃんの買うのは何か、あててもらう。紙芝居の舞台を使わずに演じるタイプ。絵が少しずつスライドしていって2枚をつなげると答えがわかる仕組み。2月のおはなし会で唯葉ちゃんにやってもらいました。
読了日:03月22日 著者:久住 卓也


おりょうりだいすきエプロンさん (年少向けおひさまこんにちは)おりょうりだいすきエプロンさん (年少向けおひさまこんにちは)感想
エプロンさんが何作るのかなあ。子どもの好きな食べ物系紙芝居。2月のおはなし会でアシスタントの唯葉ちゃんに読んでもらいました。
読了日:03月22日 著者:いちかわ けいこ


あんたがたどこさ―おかあさんと子どものあそびうたあんたがたどこさ―おかあさんと子どものあそびうた感想
おはなし会では低年齢、特に1歳2歳やそれ以下の赤ちゃんばかりだと読む本に困ってしまい、お母さんと一緒に遊べる手遊び歌などをするしかない。この中からチョイスしてもいいし、全部やってもいいし、つなぎにはぴったりの本です。お助け本!
読了日:03月22日


ゆうくんだいすき (ともだちだいすき)ゆうくんだいすき (ともだちだいすき)感想
これも3月のおはなし会用に用意するも読まなかった紙芝居。ゆうくん大好きな犬や猫やいろんなものがゆうくんを追いかけてきて、きてほしくないこわーいあんなものまでついてきちゃう。うれしいような、迷惑なような・・・でもみんなに好かれるっていい事だよね。
読了日:03月22日 著者:内田 麟太郎


あーんしてははは (年少向けおひさまこんにちは)あーんしてははは (年少向けおひさまこんにちは)感想
今月(3月)のおはなし会用に用意したけれど、年齢層が低くて読まなかった。来月かさ来月、虫歯予防デーに向けて読みたい。金魚には歯がない、うんうん、それは知ってるけど、のどに歯があるとは知らなかった~。
読了日:03月22日 著者:よこみち けいこ


あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)感想
五鈴屋五代目徳兵衛、惣次の嫁となり、四代目と違い、商売熱心で、幸に「一緒に商いを考えてくれ」という惣次とは理想的な夫婦と思われたのに・・・、ああまだまだ幸の苦難は続く。当時としては画期的な宣伝戦略を考えるあたりは現代にも通じる発想である。浮世草紙への広告、オリジナル傘、絹織産地を作り出すアイデアは幸の聡明さゆえである。けれど聡いが為に惣次からうとまれてしまう。この先どうなるのか、戦国武将のように商いに勝ち抜いていくのか、早く続きを読みたい。
読了日:03月22日 著者:髙田 郁


皇族・華族古写真帖―明治・大正・昭和の肖像 (別冊歴史読本 (92))皇族・華族古写真帖―明治・大正・昭和の肖像 (別冊歴史読本 (92))感想
公開されている皇族の写真はいずれもどこかで見たことのあるものばかりであるが、範囲の広い皇族・華族の写真をこれだけ集めてあるのは興味深い。一般庶民としては縁のない世界であるけれど。結婚は家と家との繋がりで、本人の選択権はない。ここに収められた写真はみな正装の改まったものばかりなので、もっと日常の生活の写真が見たかったな。図書館の返却本から借りてきたけど、皇族に関心のある人がいるようで、最近の返却本コーナーに皇族関係の書籍が多くあり。自分でこの本を発見することは多分ないので、いいチャンス。
読了日:03月18日


あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)感想
1巻をよんでから早や1年。2巻目も期待を裏切らない面白さ。大阪の商いのこと、ヒロイン幸のけなげなさ、読むのをやめられない。読者の「こうなったらいいな」の通りに展開していく痛快さがいいね。 惣次に望まれた幸は今後どうなる? これは図書館で借用だったので、3巻はすぐに買って読みます。
読了日:03月18日 著者:高田 郁


雪冤雪冤感想
すごく重いテーマでした。死刑執行について深く考えた事はなく、単純に悪い事をした(特に殺人)人は死刑になって当然と考えていたから。この本にはそれでいいのか、被害者の家族はそれで救われるのかという論理がしつこく語られる。この小説では、犯人は冤罪であり、それが読者にわかっていながら死刑執行されてしまうというもどかしさ。後の選評にもあったけど、たくさんの仮説が論じられ、そうなのかとおもうと違っているという裏切りが多々あるのが難点。結末としては、うーんなんだかややこしくて納得いかないなあ。
読了日:03月18日 著者:大門 剛明


山本周五郎小説全集 1―日本婦道記山本周五郎小説全集 1―日本婦道記感想
『日本婦道記』全集版で読んだ。読書会で宮内さんが号泣したというので、気になって図書館で借用。昭和56年4月刊26刷。江戸時代の武家の女性の婦徳の短編集。昭和18年1月から19年8月まで「婦人倶楽部」に連載されたもの。自分を抑え、家の為、夫の為、親の為に尽くす無償の愛は素晴らしく、涙を誘う。テンポの良い展開と起承転結のしっかりした筋立てに小説にはまり込んで読んでしまう。『糸車』『二十三年』がよかった。ここに登場する女性たちは、我慢をして尽くすけれど、強制されたものではなく、自ら選んだ道であり、(続きあり)
読了日:03月07日


花葵―徳川邸おもいで話花葵―徳川邸おもいで話感想
20年位前に『徳川慶喜家の子ども部屋』榊原喜佐子著を読んだけれど、これは徳川宗家、徳川家達の孫、保科順子(ゆきこ)とその姉達の回想録である。父は徳川家正(宗家17代)。外交官である父はほとんど不在で、祖父母の影響を強く受け、育つ。近親が語る思い出は、家庭のなかでの家達の姿がよくわかる。幕府がなくなったあとの徳川家の人びとはどういう生活をしていたのか、非常に興味深い。江戸城から出たとはいえ特権階級だから、貴族院議員や赤十字社長、その他要職を得ているけれど努力もしているのだというのがわかる。
読了日:03月01日 著者:保科 順子

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2017年2月に読んだ本

2017-03-07 22:22:09 | こんな本読みました

2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1274ページ
ナイス数:105ナイス

デッドボールデッドボール感想
いやあ、面白くてぐんぐん読んでしまった。登場人物の視点が変わり、それぞれの気持ちを独白して読ませる。誘拐なんてしたくないのに関わってしまう主人公、根っからの悪いやつ成宮。二転三転ハラハラドキドキの展開。深刻な誘拐、殺人事件なのに、何故かユーモラスさがただよう。TVドラマ化してほしいな。
読了日:2月25日 著者:木内一裕

 

 


 

新潮 2016年 07 月号 [雑誌]新潮 2016年 07 月号 [雑誌]感想
第156回芥川賞受賞作『しんせかい』山下澄人を読むために図書館で借用。感想?なんとも言えません。演劇の勉強の為に「谷」へ集まる若者たち。登場人物が多すぎて把握しきれず。特に何かがあるわけでなく、というかそういうようなのが芥川賞なのだろうけど、面白くなかった。
読了日:2月15日 著者:

 

 


告解者告解者感想
犯人はだれかというミステリーなのだけれど、内容は重々しい。更生施設やその職員の方たちの仕事内容というのをはじめて知る。犯した罪は贖えるのか。更生したとはどこで判断するのか。ストイックな久保島には共感できるけれど、実際に殺人をしたのは事実。正義とは何だろう。悪人を懲らしめるのは正しい。けれど正しい事が本当に正しいのか。読みながら色々考えてしまう。
読了日:2月15日 著者:大門剛明

 

 


江戸のくらしがわかる絵事典 (<小学上級以上向>)江戸のくらしがわかる絵事典 (<小学上級以上向>)感想
江戸時代の暮らしにはとても興味がある。こども向けなので、図書館で読了。
読了日:2月15日 著者:

 

 

 

こどもの生活の100年 (日本の生活100年の記録)こどもの生活の100年 (日本の生活100年の記録)感想
遠くなりにし昭和の子ども時代。懐かしく図書館で読了。
読了日:2月15日 著者:佐藤能丸

 

 

 


調べる学習百科 ルイ・ブライユと点字をつくった人びと調べる学習百科 ルイ・ブライユと点字をつくった人びと感想
公文教材に点字の話があったので、興味をもって図書館その場で読了。なるほど、点字はこういう並べ方で出来ているのね。わかりやすくてとても良い本。小学生におすすめ。
読了日:2月15日 著者:

 

 


戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)感想
敗戦後の歴代首相の米国に対する「自主路線」と「追随路線」のせめぎあいという観点から書かれた本。戦後70年も経って、ほとんどの日本人は戦争を知らないというのに、いまだに日本は敗戦を引きずり、米国のいいなり、ご機嫌を伺い、追従している。これまでの政策、首相の任命、退陣、すべてに米国が関わっている。北方領土問題は、米国が仕組んだ日本とソ連に対立を残す為。米国は日本を利用できる国としか考えていないのだ。お金を引き出すだけでなく、今は戦争に人員まで駆り出している。今週土曜日(2/18)孫崎さんの講演会を開催します。
読了日:2月15日 著者:孫崎享

 


夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)感想
映画『この世界の片隅に』を観たあとに図書館で借用。「こうの史代」さんは広島出身。被爆2世でもなく、親戚に被爆者がいたわけでもなく、むしろ原爆関係を避けていたのが、編集者のすすめで色々調べて描きあげたという事。3つの短編に繋がりがあって、被災した市井の人々の日常を描いている。このような戦争を始めた日本の軍部、権力者たちに憤りを覚える。
読了日:2月15日 著者:こうの史代

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2017年1月に読んだ本

2017-02-25 15:51:06 | 日記

今月は画像がなし。(何故か貼り付けられず)

20冊の読了、登録です。

 

1.マルセル・プルーストの超長編をコミック化してフランスで出版したもので、10万部も売れたそうです。繊細で緻密なプルーストの本を読むのはしんどいけれど、コミックなら読めるかと挑戦。字が小さくて、登場人物も多くて、コミックでも苦戦しました。巻頭に人物の相関図があるものの、字を読むのが精いっぱいで、語り手と両親、祖母、レオニー叔母、フランソワーズ、スワン、ジルベルト以外は区別がつかない。眠れぬ夜に思い出す子ども時代のあれこれが描かれているのだけど、一番読みやすかったのが、第3部「土地の名ー名」でした。

失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ   マルセル・プルースト

 

2.12月のおはなし会で読んだ。これは、マナーの本なんだねえ。まともに考えてもわからない。子ども達にも正解はなかなか出ないけど、思いがけず、正解してしまう子もいたよ。マナーとして考えるとなるほどなあと納得。センダックの絵はなんともいえない味わいがある。

そんなとき どうする? (岩波の子どもの本) セシル・ジョスリン

 

 3.昨年単行本になった、「まあちゃんシリーズ」の新しい本。12月のおはなし会で読んだ。おかあさんに作ってもらったエプロン中のハンカチが、動物たちにとられて、代わりのものになっている。読者にはみえていて、まあちゃんにはわからない、というところがみそ。まあちゃんも動物たちも、お互いによかったね。

まあちゃんの すてきなエプロン (こどものとも絵本) たかどのほうこ

 

4.図書館へ絵本を探しに行って、目にとまった。1995年刊だから20年以上前。 昭和が終わる頃、児童館の昭和展で5年生の一也は、ある発見をする。それは、どの時代の写真にも、同じ人物、15〜16歳の少年が写っているのだ。 彼は一也と友人の未来の前に姿を現す。自分は特攻隊で墜落する時に、時空大明神のお守りで時間旅行が出来るようになったと言う。一也たちは、少年兵と共にタイムトラベルをして、戦争が起こらないように画策する。歴史は変える事ができるのか、永遠のテーマである。電車とバスの中で一気読み読了。

タイムトラベル―さまよえる少年兵 (創作児童文学館) 内田庶

 

 

5.英会話教室のキッズクラスで、クリスマス会に演じたよ。日本語版は10年以上も前に何度も使っていたけど、英語版は初めてなので、きっちり練習しました。幼稚園児と小学生、保護者の前だったので、日本語と英語の両方を読んだ。みんな、「ぽん!」で手をたたいてくれたよ。

みんなでぽん! 英語版  まついのりこ

 

 

6.12月に上下巻を読んだ。最後はスケールが大きくて、壮大なるファンタジー物語を読んだ印象。表紙絵のおかげでガラのイメージが確認できた。

悲嘆の門(下)   宮部みゆき

 



7.はじめの場面で読ませるねー。母が死にゆく傍らで窓の外を眺める女の子。ミステリーかと思ったらファンタジーっぽくてだんだん現実離れしてくる。

  悲嘆の門(上)  宮部みゆき

 

 

8.12月のおはなし会で読んだ。お面の下の顔は意外な動物や人なんだけど、ヒントが見えてるので、こども達はすぐ当てちゃうね。

 おめんです  いしかわこうじ

 

 

9.12月のおはなし会で読んだ。レトロな絵がなんともいえない味がある。大体は切ったらまる、なんだけど、切ってまるじゃないのもあったね。最後はなるほど、そうくるのか~。

 きったら、まる! (コドモエ[kodomoe]のえほん) 荒戸里也子

 

10.今月、田澤先生の講演を聞きにいくので、事前勉強。身体や精神の不調を訴える子ども達の原因はゲーム、TV、スマホ、パソコンなどのメディア機器であり、それを断つことで改善するという例が多数ある。これは大人でもいえる事であり、私は完全にメディア漬けである。大人の場合は仕事や人との付き合いもあるから、全く断つのは難しい。お医者さんなので、脳の関係が図で解説されている。にしまきかやこさんの絵が、手に取りやすくてグッド!

『メディアにむしばまれる子どもたち 小児科医からのメッセージ』

田澤雄作

 

 

 

11.切り絵。色がきれい。切ったらこんな風になるのとびっくり。言葉もリズムがあって読みやすい。年末のおはなし会で読んだよ。

 いちねんのりんご  菊地清

 

 

 

12.シンプルで、なるほどなあと納得の絵本。パンダが組み合わさるとおにぎり、くろぶちめがね、だるま、ちゅーりっぷ、などに見えるのだ。おはなし会でこども達に「おにぎりに見える?」と聞いたら「みえる~♪」。おぉ、こどもにもちゃんとわかるんだね。

パンダ ともだちたいそう (講談社の幼児えほん)  いりやまさとし

 

 

 

13.参加型の絵本で、子ども達に実際に押させたり、さわらせたりして遊びたい本。紙質がしっかりしていて、頑丈にできている。おはなし会で使うと、みんなやりたがるから、自分でクリックしたりする方がよいかも。タイミングなど、練習が必要。シンプルで美しく、グッドデザイン賞がとれるのではないだろうか。

まるまるまるのほん  エルヴェ・テュレ(作),たにかわ しゅんたろう (訳)

  

14.日本語と英語、両方読んだよ。「だっこして」の繰り返しだけど、だっこする人(動物その他)、だっこされる人(動物その他)がページごとにかわっていくのが変化だね。小さい子に向くと思ったけど、実際におはなし会で読んでみると、小さい子は飽きてしまい、小学生以上のがいいかも。中学生に英語の勉強がてら読むのもいいね。

 なんでもいいからだっこして!   きただてつや

 

 

15.酉年に、小さい子用として選書。これを小学生に読んでも答えてくれないと思うけど、幼稚園以下の子たち、もっと小さい子にはうける本だね。子ども達は、絵の中のひとつだけ違ったものにすぐに目がいく。「あかいとり」「あおいとり」「でぶっちょ(ほんとはまるいとりなんだけど)」などとすぐに答えてくれる。最後に鳥が羽ばたく場面は本をばたばたしながら子ども達に見せたよ。

  とりがいるよ  風木一人

 

16.まだ誰も感想書いてないねー。いい紙芝居だよ、これは。ろうるさんが作るパンは「走る馬」だったり「住むことのできる家」だったり、「ふたごの赤ちゃん」だったりする。おはなし会で子ども達は「え~、パンなのに何で動くの~。」「赤ちゃんは食べちゃだめ。」と言います。最後のシマリスさんの注文は「お友達を作ってほしい。」というもの。この紙芝居の感動は、この最後の場面なのだ。ろうるさんは、お友達でなく、何を作って持っていったのでしょうか。

  ロールパンのろうるさん (おもしろゆかいなたべもの紙芝居)

小山友子・作/絵

 

17.酉年なので選書。書店おはなし会、2か所で読む予定が、あまりに小さい子だけだったので読めずにがっかり。小学校で読むぞー。めんどりが卵を産む場所を探して歩くのだけど、なかなか安全な場所が見つからない。やっと見つけた場所はなんと(ネタバレですが)おもちゃのお家!お母さんが如何に子育てに苦労して気を使っているか、鳥も人間と同じだね。

  めんどりヒルダ  メリーウォーメル

 

18.昨年3月に発売と同時に待ちかねて購入。大好きな梶尾さんの新作。すぐに読メに感想を書けなかったのは、好きすぎて書きあぐねていたのです。すると4月に熊本地震が起こり、梶尾先生は被災され、お家が半壊状態、心配でした。でも、やっと落ち着いて新築され始めました。そして私もこの本を再読した次第。健志が自分の一生を杏奈に捧げるという気持は、傍からみると理解しがたくて、もっと違う生き方をすればよかったのになあと思うのです。けれど、どんな一生を送ったとしても後悔はつきもので、自分の思う通りに生きて良かったという最後の言葉には一理あり。でも、その為に哀しい思いをした人が何人もいることも事実。私が一番強く感じたのが「時の流れの無情さ」です。

 杏奈は春待岬に  梶尾真治

 

 

19.下巻になると読むスピードに加速がついたよ。さまざまな料理が出てきて、すごく参考になるね。小手先料理ってのもいい。この小説は、家族、夫婦のあり方がテーマだけれど、料理小説といってもいいくらい。メシを作ること、食べることが如何に大事か、メシで夫婦仲が戻ったり、生徒と絆ができたりする。読了後、猛烈に料理がしたくなり、しかもちょっと変わった工夫のあるものを作りたい!と思ってしまった。料理本としてキッチンに保存しておこう。

 ファミレス (下) (角川文庫)   重松清

 

20.昨年夏に、外出中、本持ってきてなかったので、書店に平積みのこの新刊文庫本を購入。 作者が重松清さんということ、半年後に映画化というので買ったのだけど、数ページ読んだまま、放ってあった。 ファミレスとあるのでファミレスの人間模様かしらと勝手に推測したけれど、内容は子育てが一段落した中年男性が、料理教室に通ったり、移動屋台をやったりという話。 もうすぐ映画が始まるので、再び読み始めた次第。最初はとっつきにくかったけど、料理教室スーパーエリカ先生が登場してから、がぜん面白くなってきた。

 ファミレス (上) (角川文庫)   重松清

 

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2016年12月に読んだ本

2017-01-04 11:16:38 | こんな本読みました

今月は、登録し忘れがあるので、少なくなっています。

読んだ本の数:4冊
読んだページ数:813ページ
ナイス数:65ナイス

曲がれ!スプーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)曲がれ!スプーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)感想
収録の『サマータイムタイムマシーン・ブルース』を読むために図書館にリクエスト。 『サマータイム・・・』の映画は先日BSTVで放映していて、久しぶりに観たら、やはり面白くて、ツボはまりだったので、原作が読みたくなったのである。へえ、戯曲集だったんだ。使えなくなったリモコンをめぐってタイムマシンで過去へいくSF研究会部員達。本にはリモコンのループの図解が載っていて、なるほどね。録画してあるので、もう一回映画を観たくなった。『曲がれスプーン』も映画化されてるから、DVD借りて観たい。こちらはエスパーのドタバタ。
読了日:12月16日 著者:上田誠

 

 


なんかなんかあるよ (年少向けおひさまこんにちは)なんかなんかあるよ (年少向けおひさまこんにちは)感想
もう何回もおはなし会で演じた、参加型紙芝居。背景の色で「なんだろう」か、当ててもらうのだけど、最初が果物とわかるとあとは早いね。幼稚園以上なら、すぐわかっちゃう。そして、すぐわかるところがいいんだね~。最後がスイカだから、夏にいいかもしれない。
読了日:12月14日 著者:小野寺悦子

 


ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)感想
力を持っている小学4年の男の子が、大好きなふみちゃんの為に犯人に復讐をする話。すばらしいのは、単に力(相手を縛る力)、「条件ゲーム提示能力」を安易に使うのでなく、これを使う事が相手にとってどうなのか、自分にとって、まわりの人に、ふみちゃんにどうなのかというのを、秋山先生とじっくりつきつめて話し合う場面である。これが一番長い部分なのだけど、これは単に復讐というものだけでなく、我々が日常に経験する事と同じなのではないか。「いじわるされたらされ返す」「悪口言われたら言い返す」、それが何を生むのか考えてしまった。
読了日:12月14日 著者:辻村深月

 


九九をとなえる王子さま九九をとなえる王子さま感想
九九を覚えた頃の小学3年生あたりに読みたい本。大判ですっきりした絵がとても見やすい。まるでロールプレイングのように「数字の森」で九九を解きながら最後の扉までたどりつくのは、子どもたちにも参加してもらって読みたいね。九九が生活に如何に必要かがよくわかる。
読了日:12月8日 著者:はまのゆか

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2016年11月に読んだ本

2016-12-08 13:59:56 | こんな本読みました

2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3276ページ
ナイス数:147ナイス

てぶくろ―ウクライナ民話 (童心社のベスト紙芝居 かみしばいがはじまるよ)てぶくろ―ウクライナ民話 (童心社のベスト紙芝居 かみしばいがはじまるよ)感想
定番中の定番。絵本でもあるけれど、紙芝居は一匹ずつ入っていく様子が場面ごとに現れて、このお話はむしろ紙芝居向きかもと思う。小さい動物はともかく、オオカミやクマまで一緒に入るのだからすごいね。よく知った話でも引き込まれてしまいます。
読了日:11月22日 著者:堀尾青史


カヤネズミのおかあさん (ともだちだいすき)カヤネズミのおかあさん (ともだちだいすき)感想
カヤネズミ、という種類があるのは初めて知りました。子育てのため、ヨシ原で巣を作るおかあさんネズミ。モズ、イタチ、ヘビなどが巣の中の子どもたちを狙う。必死で巣を守るおかあさん。12場面で小さい子には長めなのだけど、お母さんの愛が伝わる、いい話です。
読了日:11月22日 著者:キムファン
くいしんぼうのまんまるおに (かずとかたちのファンタジー)くいしんぼうのまんまるおに (かずとかたちのファンタジー)感想
参加型紙芝居。数の概念の話だね。3人いるのに2個のソフトクリーム、2個の星のクッキー、食べられない子が出てくるよね。でも、1年生の教室で読んだら、「半分にすればいいじゃない」との意見あり。ごもっとも。実際の場面ではそうするのがベスト。けど、紙芝居の世界だから。3人で食べられる物をさがしていると、不思議なくにゅくにゅがあって、それをのぼると・・・? おはなし会では1歳半の子が見ていたよ。演じ方によって、伸ばしたり縮めたりできるので、演じ者の練習と力量が必要。
読了日:11月22日 著者:松井エイコ


小さいおばけ小さいおばけ感想
先日の読書会でプロイスラーの話題が出た。出席していた4人までもがこの本を読んだことがあるという。私は未読だったのでさっそく読んだ。なんとも可愛いおばけだなあ。フランツ・ヨーゼフ・トリップのイラストがとても良い。子どものころに読みたかったなあ。
読了日:11月22日 著者:オトフリート・プロイスラー

 

 


東京會舘とわたし(下)新館東京會舘とわたし(下)新館感想
今年読んだ中では一番の本だ。感動して涙がでそう。下巻を読んでやっと上巻とつながりがわかって心が温かくなる。「この建物にやってきた人の数だけ、それぞれ、どんな思いでどういう時に来たのかという物語がある。それはきっとお客さんの側にも、もちろん従業員の側にも。」 そして、私自身のクッキングスクールの思い出。『あの日の一夜に寄せて』にクッキングスクールの話が出てくる。私は会社から近いという理由だけで選んだのだけれど、こんなに人気があってすごいスクールだったんだなと改めて思った。現在建替え中とは知らなかった。
読了日:11月18日 著者:辻村深月

 


東京會舘とわたし(上)旧館東京會舘とわたし(上)旧館感想
大正11年から昭和39年までの東京会舘の変遷とそこに関わりのある人達のお話。タイトルに惹かれたのは、私も東京会舘に思い出があるから。結婚したての頃、東京会舘のクッキングスクールでフランス料理、中華料理、お菓子を習っていました。神保町の会社から日比谷まで一駅なので、仕事が終わった夜の時間帯に習いに通っていたのです。プロのシェフたちに習うのは本格的料理。カクテル講習で意気投合した丸の内勤務のOL達とバーやレストランでシェフがテーブルまで出て来てくれて話をした思い出。本にでてきたお菓子、興味があります。
読了日:11月8日 著者:辻村深月

 


文藝春秋 2016年 09 月号 [雑誌]文藝春秋 2016年 09 月号 [雑誌]感想
『コンビニ人間』村田沙耶香。なかなかユーモアがあり、最近の芥川賞としては面白かった。コンビニの仕事がわかって興味深い。
読了日:11月4日 著者:

 

 


どんぐりころちゃんどんぐりころちゃん感想
これはやはり、どんぐりのわらべうたとセットにするべきでしょ。1年生に読んで、先にわらべうたをして、本を読みながら、一緒に歌ってもらった。
読了日:11月4日 著者:正高もとこ

かぁかぁ もうもうかぁかぁ もうもう感想
これから読み聞かせに使う予定。やはり2つのチームに分けて鳴かせるのがいいけれど、小学校でこれをやると、隣のクラスに迷惑かけそうだなあ。
読了日:11月4日 著者:丹治匠

 


どんぐりにんじゃ (チューリップえほんシリーズ)

どんぐりにんじゃ (チューリップえほんシリーズ)感想
鈴木出版絵本の学校で、浅沼さんにサインしてもらいました。(2016.10.19)どんぐりは確かに忍者っぽい。どんぐりしゅりけん、どんぐり忍法、どんぐりはなかなかつかえますなあ。ご自身も似てる~。どんぐりにんじゃの人形まで作られていました。
読了日:11月4日 著者:浅沼とおる


母と子の20分間読書母と子の20分間読書感想
5年生ブックトーク用。椋鳩十が鹿児島県立図書館館長時代に提唱した、教科書以外の本を子どもが20分間位読むのを、母がかたわらにすわって静かに聞く。子どもが小声で本を読む。母が子どものそばに静かに座る。 感情をむき出しにしたり、お説教はだめ。 昭和36年には、鹿児島県内だけで、12万人以上の母子がこの運動に参加していた。 実践の報告、母子の感想など。 現在の読み聞かせなどの読書運動のはしりだったのね。
読了日:11月4日 著者:椋鳩十


「児童文学」をつくった人たち〈9〉「動物のものがたり」をつくった椋鳩十―聞き書き 椋鳩十のすべて (ヒューマンブックス)「児童文学」をつくった人たち〈9〉「動物のものがたり」をつくった椋鳩十―聞き書き 椋鳩十のすべて (ヒューマンブックス)感想
5年生ブックトーク用。1998年6月刊。聞き書き 椋鳩十のすべて。全部で52のエピソード。 著者は、S52年から3年半の間の鹿児島での新聞社時代の椋を知る。語調がいかにも椋氏が話しているような感じ。「・・・ネ」は椋氏の口癖か? 単元ごとにまとまっているので読みやすい。
読了日:11月4日 著者:本村寿一郎

 


椋文学の散歩道椋文学の散歩道感想
5年生ブックトーク用。1998年3月刊 。作品の解説(長めのあらすじ)とエピソード。たかし氏が実際のその地を訪れて写真を撮っている。作品の背景を知るには便利。『大造じいさんと雁』の「まえがき」のこと、敬体と常体のこと。マヤの写真あり。入院していて口述筆記した絶筆。狸が家の庭に来たはなし。(住宅地)動物学者「餌をやると、野生の動物はどんどん増 えてしまう」椋「何十匹になってもかまわない。この辺の人はいい人ばかりだから皆で餌をやるでしょう。この窮屈な世の中に風穴があいて、さぞかし気持がいいことでしょう。」
読了日:11月4日 著者:たかしよいち

 


椋文学の軌跡 (椋鳩十の本)椋文学の軌跡 (椋鳩十の本)感想
5年生ブックトーク用。1987年12月椋密葬の日に原稿依頼 。表紙絵は椋の二男瑤二の絵。「椋鳩十著者目録」は、椋の孫の久保田朝彦(鹿児島女子短期大学附属図書館司書)によるもの。原稿や昔の本の写真が多い。晩年の椋の写真。
読了日:11月4日 著者:たかしよいち

 

 


椋鳩十の世界椋鳩十の世界感想
5年生ブックトーク用。1988年刊(1981.5月~12月鹿児島新報)    たかし氏は、椋が一番信頼をよせていた人物。図書館専門職員養成講習で椋から講義を受けた。他の本に比べ、プライベートの写真が多数掲載。詳しい年譜あり。
読了日:11月4日 著者:たかしよいち

 

 


サンカの民を追って 山窩小説傑作選 (河出文庫 お 2-7)サンカの民を追って 山窩小説傑作選 (河出文庫 お 2-7)感想
5年生ブックトークの為に椋鳩十の生涯を調べていたら「サンカ(山窩)」という言葉が出て来て、色々あたっていくうちに理解できてきた。サンカ小説が発禁になり、その代わりに野山の動物を主人公とした動物物語を書いていくようになる。河出文庫2015年3月刊 椋鳩十「盲目の春」。岡本綺堂ほか、8人。10名の作家のサンカ小説。
読了日:11月4日 著者:岡本綺堂

 

 


父・椋鳩十物語 (椋鳩十研究叢書)父・椋鳩十物語 (椋鳩十研究叢書)感想
5年生ブックトーク用。理論社  1997年    鳩十の長男からみた父の姿。妹思い。小さいときからいつも一緒に遊び、結婚後も連絡を取り合う。三人の息子達にムクドリ、メジロ、スズメ、ヒヨコ、アリなど飼って観察をさせた。親衛隊。S16年から5年間担任した加治木高等女学校での生徒達。椋亡きあとも結束が続いている。健康中毒症。青竹踏み・馬の毛ブラシマッサージ・アロエの青汁・日本酒風呂。どれも凝り過ぎて失敗。話が前後する、とりとめのなさがあり、年代的に理解するには少々読みにくい。
読了日:11月4日 著者:久保田喬彦

 


人間・出会いのすばらしさ―椋鳩十のわんぱく時代人間・出会いのすばらしさ―椋鳩十のわんぱく時代感想
5年生ブックトーク用。椋本人が語る少年時代のエピソードから動物物語をどうして書くようになったのかという理由。講演会記録。最初、大人のものを書いた。「木地屋」さんの話。山の職人。木を切ってお椀などを作る。伝説。平安朝時代小椋宮惟喬親王(おぐらのみやこれたかしんのう)が、らい病になって、京都から近江の国(現在の滋賀県)の山の中で小椋八幡宮をたてた。全国の木地屋で寄付をした者に手形を発行。山の木を切る権利。小椋姓をなのること。戦争や環境汚染批判。1990年発行。(1987年の死後)
読了日:11月4日 著者:椋鳩十


少年・椋鳩十物語少年・椋鳩十物語感想
5年生ブックトーク用。小学生向け。ふりがなあり。簡潔でわかりやすい文章。これ1冊で椋鳩十の生涯がほとんどわかる。中学1年の時、鹿塩の湯治場のシラカバ林で出会った少女(山窩?)とのエピソードが印象的。その後の山窩小説の原点なのではないか。1998年12月刊。
読了日:11月4日 著者:宮下和男

 

 


椋鳩十全集〈17〉モモちゃんとあかね椋鳩十全集〈17〉モモちゃんとあかね感想
ほとんどが事実という、椋鳩十が我が娘「あかね」のお嫁入りの記念に書いた小品。(1971年)あかねは鳩十が40代の時に生まれた末っ子(上3人は男)なので、可愛くて大事な娘だったのだろう。赤ちゃんの時に港を散歩していた時、オランダの水兵からもらったペルシャ猫。モモと名付けてあかねと共に育って、あかねのそばを離れなかった。17年も長生きして、最後は歩く事もできなかったのに、2階にいるあかねのそばへ這っていき亡くなった。1971年赤い鳥文学賞受賞。他に13編の短編動物物語。1980年1月刊。1989年1月10刷。
読了日:11月4日 著者:椋鳩十

 



 

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