ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
2020年2月から2022年12月まで毎日日記を書いていました。

げんきげんき

2011-03-14 21:01:04 | 日記
みなさん、おげんきですか?
未曾有の災害が日本を襲っています。
現在進行形で。
わたしは、げんきです。

わたしは東京住まいで、被害らしい被害はありませんでした。
それでも、ひとりで家にいて、とても恐ろしい思いをしました。
大きな横揺れ、落ちてくるCDや食器。
スエット姿で外に飛び出して、見ず知らずのおばあちゃんと抱き合いました。むしろわたしの方がしがみついてました。
繋がらない電話、メール。終わらない余震。
怖かった。

その後次第に明らかになる各地の悲惨な状況。
何が起こってるのか冷静に把握することが、なかなかできない。
テレビに映る大きな津波や火災に「これ日本?」って何回も繰り返しつぶやいた。

ツイッターで何とか周りと連絡を取り、情報を集めては流す。
おかしなデマもいくつかありましたね。ひどい。
でも、連絡手段が絶たれてる中で励ましのメッセージを届けてくれたのもツイッター。
ツイッター、強かった。

今回の震災では情報の大部分をツイッターで得ました。
安否確認なんかにも一役買っているようで、すごい。
そう、友達の親戚や知り合いで安否の分からない方はだいぶ少なくなりました。
でもみなさん、不便な避難生活を強いられている様子。
駐車場が液状化現象で使えなくなった、とか、家の一階を津波が襲った、とか。
本当なんだよね。本当に起こっていること。
情報として映像や文字で見ると遠く感じてしまうけど、本当に近くで起きていることなんだよね。

そして、今、これから。
地震から4日目、みんな精神的にも体力的にも疲れてきている。
東京でも計画停電が発表されて、この事態を乗り切るためにはかなりの忍耐と努力が必要だってことが分かってきた。
復興までにどのくらいの時間がかかるのかは、今は考えないほうがいいと思う。
大丈夫。きっとみんなで乗り切れる。そう思います。

いまだに連絡の取れない人が何万人もいるって。
流れ着いた多くの遺体が、近寄ることもできないまま放置されてるって。
きびしい現実。
現場に向かわれてる救助の方々、すべての被災者支援を行っている方々へエールを送ります。
がんばれ。がんばってください。
一日も早く、いや一分一秒でも早くあたたかいところに被災者のみなさんがたどり着けますように。

今何をすべきか。
わたしにも何かできるかもしれない。
時間が経ってきて、多くの人が考え始めています。
節電、募金、チャリティの企画、救援物資を送ろう、などなど。
素晴らしい事だと思います。

ただ、少々凝った事をしようとしてるのかな?という人を見かけます。
それは本当に今、被災者の方々に必要な物事かな?って思う時があります。
「支援活動にオリジナリティはいらない」って、どこかで見ました。
いい言葉だと思った。「オリジナリティはいらない」。
わたしには何もできないかもしれないけど、何かできるかもしれない。
わたしだから出来ること、なんかじゃなくてね。
救助活動をしに現地には行けないけど、その活動をする人の助けにはなれるかもしれない。
まずはそう、募金。少しでも。お金はいくらあっても足りないはずだから。
助け合い、譲り合いの気持ちを持って。

そしてどうか、暗くなるのをやめましょう。
色々な所で「自粛ムード」というのが広がってきているようです。
被災地のことを慮ってのことです。間違ってはいないと思います。
でも、楽しいことや幸せなことをすることを禁止して、どうなるんでしょうか。
笑顔はまた別の笑顔を生むものなんじゃないでしょうか。わたしはそう思います。
日常の少しの笑顔を忘れないようにいきましょうよ。
支援活動は大事だけど、どうか支援ハイにならずに、平常心でいきましょうよ。
怖い顔して暗くなって祈ればみんなが助かるっていうなら、そうするけどね。

3年前、Somaのツアーで東北をまわりました。
その時八戸とか、行ったんだよ。
とてもいい所だった。八食センターは絶対また行く。
あの時会ったみなさんはげんきでしょうか。無事でしょうか。

日本中の、いやいや世界中の人達が被災者のみなさんの味方です。
どうかがんばって。げんきを出そう。
みんなで平凡で幸せな日常を取り戻しましょう。

わたしはげんきです!!

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