串間市文化会館を管理するＮＰＯ法人の元嘱託職員の男が、 年末年始の休館の間に仕事で使っていた合い鍵で 文化会館の中に忍び込み、現金３万円余りを盗んだとして 窃盗の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは、串間市文化会館の指定管理者のＮＰＯ法人「コミュニティ２１」の 元嘱託職員で串間市西方に住む北川直人容疑者（２５）です。 警察によりますと、北川容疑者は、串間市文化会館が年末年始の休みだった 去年１２月２７日から先月５日までの間に、文化会館の事務所に忍び込み、 現金およそ３万３０００円を盗んだ疑いがもたれています。 警察の調べによりますと、北川容疑者は先月末まで文化会館の会場を 案内する係などを担当し、当時は、建物の出入り口の合い鍵を持っていた ということで、この合い鍵を使って、文化会館の中に入ったということです。 警察によりますと、容疑を認めているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。 串間市文化会館を所管する串間市教育委員会の牧野准郎事務局長は、 「嘱託職員に、休みの間も合い鍵を預けたままにするのは問題だ。 ２度と起きないように厳正に対応したい」と話しています。 ソース：NHK宮崎のニュース 2010年2月8日 20時10分更新