Chinese soup

2017-03-20 11:55:17 | 日記
こんにちにゃ。

先週、5泊6日の出張で、中国(北京・上海)に行ってきました。

海外旅行は何度か経験がありますが、中国は今回が初めてです。

アジアの玄関口である福岡は、ここ数年で中国人観光客が急増しており
そのマナーの悪さ、声のうるささなどは、目に余るものがあり
ワタシも、眉をひそめる日本人の一人だったのですが

今回、ほんの短い日数、ほんの大都市の一部ではありますが
生の中国に触れることができ
中国や中国人に対する印象が、大いに変わりました。




「実際に体験してみないと、分からない」って
よく言われるじゃないですか。

実はワタシ、この言葉はあまり好きではありません。

「実際に体験したことしか分からない」なんてことになると
あまりに想像力の欠けた、狭い視野の話だし

逆に、「実際に体験したら分かる」なんてのも
ちょっとかじったくらいで理解したつもりになるなんて、おこがましい話じゃないか。

でも、今回は敢えて言ってみたい気がします。

「実際に体験してみないと、分からないもんだねー!(´ω`)テヘペロ」




ちなみに、今回の出張メンバーは、ワタシを含めて5人でした。

20代前半のワカゾーから、定年間近のご年配者まで、年齢もバラバラ。
お酒に関しても、一滴も飲めない下戸から、飲みだしたら止まらないアル中まで。
性格も趣味も性別も、てんでバラバラな御一行様でした。

なので、毎日ご飯はみんなで一緒に食べていたものの
夕食時にビールや白酒(焼酎みたいなの)を飲んで、ほろ酔いになっても
「二次会に行こう!」と盛り上がることは一切なく

夕食を終えた後は、各々がすぐにホテルの自分の部屋に帰る、という
個人プレーな時間の過ごし方でした。

ワタシはもっぱら、近所のお店で買い込んできた白酒を舐めながら
夜な夜な読書に没頭していました。




日本から出張荷物に混ぜて持ってきた本は、3冊。

1冊目は、ベタですが
「地球の歩き方」という、海外旅行定番のガイドブック。

2冊目は、中国で働きたいと考えている日本人のために書かれた
注意点や、実際に働いている諸先輩方の体験談インタビューが載った、ノウハウ本。

3冊目は、池上彰さんが中国の歴史や地理学について解説した本。
なぜ儒教の国である中国が、現在のような国民性を持つに至ったのか?
清王朝から文革から天安門事件といった歴史や、共産党の権力構造まで
分かりやすく書かれている本です。

毎晩、することが何もないもんだから
この3冊の本を、何度も繰り返し読んでいました。




異国の地の、寄る辺ない心持ちの、ホテルの一室で
飲み慣れない味の酒を飲みながら、孤独に本と向かい合うのは
なかなかディープな過ごし方です。

その日の昼間にあった出来事と、本に書かれている知識が、有機的に結びつき
お腹の中に熟成されていく感じ。。。




「実際に体験してみないと、分からない」というのは
「体験すれば分かる」なんて、薄っぺらいことではなくて

「マスコミや人からの情報で作られた、固定概念や偏見やイメージを
 いったん壊して、自分の五感で再構築しようと思ったら
 実際に体験するのが、一番いいきっかけになる」
という意味なのかもしれないなと、ようやく思いが至りました。




実は、まだブログに書いてなかったけど
先月は、シンガポールに一人旅をしてきたのです。

この時も、初めてのシンガポールで
普通の観光旅行ではまずしないような経験をいろいろしてきたので
早いとこ文字にしてアウトプットしたいのですが

自分のお腹の中で、有機的に結びつき、結晶化するのに、時間がかかっていて
まだ書けそうにありません。




今回の中国出張も。

青信号の交差点でも躊躇なく突っ込んでくる車やバイクに
しょっちゅうひかれそうになったり

不潔なトイレや、不衛生な飲食店や、お湯の出ないホテルのシャワーに
しょっちゅう絶句したり

ホテルのロビーや新幹線の車中であっても、やたら大声でうるさい話し声に
しょっちゅう圧倒されたり

その都度、考えさせられるものがあったので
それぞれのネタでブログが一本ずつくらい、書けそうな気もするのですが
(おもしろ写真もたくさん撮ったよ)

まだ、お腹の中で、結晶化前のドロドロしたカオス状態なので
もう少し時間がかかりそうです。

いつか、自分なりの「中国考」をまとめられたらいいなぁ。




 みんなこぼれて 鍋の底
 煮込んでしまえば 形もなくなる もうすぐ出来上がり
 あなたのために Chinese soup
 今夜のスープは Chinese soup

 (松任谷 由美)
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