晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

雨読 「風呂と日本人」(4) 10/17

2016-10-17 | 雨読

2016.10.17(月)曇り 

  綾部市には石風呂地名が二カ所ある、味方町と井倉新町である。綾部市街からみれば郊外の住宅地といったところだが、地名が付いた時分には由良川沿いの荒れ地だろうと予想する。仮に風呂ノ本、風呂ノ谷などが室を語源とする地形地名であったしても、石風呂という直接的な地名の場合、やはり石風呂があったのかなあと思ってしまう。味方の場合は東側が斜面になっており、そこに石風呂が存在していたとしたらロマンである。しかし井倉新町は平地であり、あったとしたら石と土でこしらえた窯のようなものと想像する。一応現地調査はしてみようと思っているが、真偽の程を確認することは不可能と思われる。
 本書に「石風呂所在地と地名」というタイトルで実際に石風呂が確認できる場所の地名が15カ所載っている。風呂ノ谷が6カ所、風呂ノ元が2カ所、あとは小風呂、風呂ノ久保などの地名が1カ所ずつ7カ所あるのだが、石風呂という地名は無いのである。このことは石風呂は単に風呂と呼ばれていて、石風呂とは呼ばれていなかったのではないかと考えられる。本書でも「また、各地に見られる伝統的蒸し風呂には、その土地独自の呼び方がある場合も少なくないが、その総称として本書では「石風呂」の語を用いている。」(P18)と書いている。 
 となると、綾部市の石風呂は一体何なのだろう。各地に石風呂いう風呂の元祖が実際に存在したことは確かだが、それと地名との関係を完璧に解明したということではない。ただ究明のきっかけを提示されたことは大きな意義があると思う。おわり

【今日のじょん】蟹食い旅行にそなえてバリケンに入る訓練をしたが嫌がって入らない。やむなく上部を取り去って、かつて愛用の布団を入れてやったらようやく入ったが、これじゃ座席で寝かしてるのと変わらないので意味が無い。


嫌々入ったが、見てくれこの情けない顔

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