ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

信州に冬がやってきましたよ。

2012-11-18 13:31:01 | 日記
 先週ですが、10年ぶりに39度の熱を出し、それ以来体調がイマイチのひげめがねです。こんばんは。
 先週のひげめがねの過労(と自己診断)による熱発に引き続いて、今週は嫁が感染性胃腸炎になりました。
 ただ、ひげめがねたちは一緒に生活しているわけではなく、週末婚とも別居婚ともいえる環境。何しろ、お互いの家が100キロ近く離れているのですからして!
 仕事中に「もう駄目」と嫁から電話のかかってきた先週水曜日、急きょ嫁の家まで遠征することになりました。
 しかしながら、よりによってその日は今シーズン最大級の寒気が日本上空に入ってきた日でありました。朝の交通情報では、「雪のため峠道には滑り止めが必要です」とのアナウンスあり。まだ11月中旬のため、ひげめがねの愛車アコードちゃんが履いているのはノーマルタイヤです。
 その日、仕事が終わったのは21時。職場近辺は晴れ。星がきれいな夜でした。でも、底冷え。そこで選択に迫られます。

1.普段通る大門街道を行くと、我が職場から嫁の家まで50キロ(ん?距離が合わないのでは?と思ったあなたは鋭い。実は我が家と職場は40キロ以上離れているのです!)。しかし、人家はなくシカとタヌキしか出ないような道。さらに言えば峠道の頂上は標高1,400メートル以上!職場の底冷えから判断すると、その日は氷点下5度くらい!朝降った雪がツルツルのブラックアイスに化しているやもしれぬ。

2.高速道路は大きく回り込んでつながっているが、全行程を走るとおよそ140キロ!時間はそれほど変わり無いが、やはり夜の田舎の暗くさびしいハイウェイドライブは疲れるのれす。

3.1と同じ峠道だけど、有料道路を使用する。もちろん、道路建設費を回収するための有料なのだが、そうは言っても雪や凍結に対するメンテナンスは一般道路とは雲泥の違い。ということは長野県人なら知ってるよね?!

 最後まで1と3で悩みました。「乾いた氷は滑らない」と織田裕二も言っていましたし(←いつの話?)。それでもリスクを鑑みて一応3にしてみました。若干遠回りになりますが新和田トンネルを通ることに決定。600円くらい…。いやあ、大人になると理性的な判断ができるようになるものだなあ。ケチひげが道路にお金払うなんて…、と自画自賛していましたが。。。

 最初は鼻歌気分&やっぱり600円もったいなかったかなあ、と思いつつ運転しておりましたが、標高が上がれば上がるほど暗くなり嫌な予感。そして、間もなく雪が降り始めました…。今シーズン初の雪見です。
 そのうち道路両脇に雪が積もり始めます。峠を登れば登るほど、雪はだんだん深くなり…頂上は20センチくらいの積雪!!!
 うおーーー。死ぬーーーーー!!!
 有料道路なので、もちろん道路は除雪&塩カルまいてあります。しかし、雪道を運転したことがある人はおわかりでしょうが、いくら道路は除雪されているとはいえ、いったん滑り始めるとコントロ-ルができません。まして山道でノーマルタイヤですからあー。
 前の福島ナンバーの軽自動車も同じくらいの速度で走っていただきましたので、50mくらい車間を取りながらそろそろと30km/hくらいで走りました。さすが福島の方も雪道の怖さはおわかりで。
 ゆっくりゆっくり下っていくと、雪はやみ、道にも雪がなくなり…、下りきったところにある諏訪湖の光が見えた時は、「ウオー生還したーー」と叫んでしまいました。こんな感慨を持って諏訪湖を見ることは2度とないでしょう。

 (長野県人として思ったこと)
・長野県の皆さま、スタッドレスには早めにかえましょう。
・冬はけちけちせず、有料道路を通りましょう。

 結局家に着いたのは23時過ぎ。看病もほとんどできず、なにしに行ったやら…。
 ちなみに本日日曜日。嫁はそこそこ元気になりました。まだ若干具合悪いようですが4日間寝すぎたため動きたくて仕方ないようで、なぜかケーキを焼いています。うまいケーキならいいなあ。


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