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「ランボー」 レビュー (ファミコン)

2013-01-03 20:02:41 | ファミコンレビュー

「シルベスター・シュタローン」氏主役のアクション映画「ランボー」のゲーム
「ランボー~怒りの脱出~」がモチーフ
横スクロールサイドビューアクション
パック・イン・ビデオから発売
1988年12月4日発売

あらすじ
「怒りの脱出」を調べて下さい。

特徴
武器などを切り替えながら進んでいく。

敵を倒すと「1」とか「2」とか表示される。
すると左上の方の「ANGRY」という数字が増える。
これが一定以上になると攻撃力がアップするのである。他作品のレベルという奴だわな。
つまり、「ANGRY」はほかのゲームで言う「経験値」である。



点数は35点

良い点
・「ランボー」っぽく台詞が渋い

悪い点
・攻撃の出が遅い。
・ステージを把握にしにくい。
・ノックバック時落下

良い点
・「ランボー」っぽく台詞が渋い。
自分は映画自体を見てないが、台詞が渋いね。

上官「戦争のことを忘れろベトナムは死んだんだ」
ランボー「俺もベトナムも生きています」

悪い点
・攻撃の出が遅い。
ランボーの通常武器はナイフ。
他には「投げナイフ」「弓矢」「爆弾付き弓矢」「マシンガン」「手榴弾」となっている。
通常ナイフ以外は弾数制限ありで敵を倒して入手するという現地調達タイプ
基本はナイフなのだが、出が遅く判定も狭いので突撃してくる敵に間に合わない。
射程は短くても即座に繰り出せる「ワイワイワールド」を見習って欲しかったところだ。

・ステージが把握しにくい。
サイドビューアクションって事で左右にフィールドが広がっていて
マップ地面に表示された「N」「S」という文字で方位を示し上ボタンでそこに入れるのだが
左右はループしている所が多く非常に分かりにくい。

・ノックバック時落下
下+Aボタンを押すと降りられる床の上でダメージを食らうとそれだけで落下するのだ。
イラッと来るね。


パッケージに「男の怒りが爆発するバトルゲーム」と、書かれている。
斬新だわな。ゲームで初めて見たわ。

「このゲームプレイして、最終的に俺という
 『男の怒りが爆発するバトルゲーム』というネタになるんだろうなぁ」

と、思っていた。というかゲーム側が「怒り」を強調しすぎたゲームなのである。

特徴で書いた敵を倒すと「ANGRY」が上がる。
敵を倒してなぜ怒る?

ランボー「無益な殺生をさせやがって!」

と、怒っているのだろうか?無理ありすぎだろ。
普通に経験値(EXP)でいいやん。

仕様がステージがわかりにくくよく死ぬので無敵パスワードを使ってクリアしたんだけど
このパスワードが糞なげぇ。

文字数が何と32字もあって文字種が「あ~ん」の40字+「A~Z」の26字の計66種類となる。
場所と弾数と最大HPぐらいしか記憶する要素はないはずなのに・・・



ここからがネタバレ


















ラスボスはヘリコプターだが平地で頭上を飛んでいるのでジャンプしても届かない。
「ナイフ」や「弓矢」「マシンガン」では届かないのだ。
その為、弾道が放物線を描く「手榴弾」で倒せるのだが9発のみしか持てない。
だが、雑魚が湧き続けていてそいつが持っているので戦闘しながら現地調達しヘリに投げ込まなければならない。
しかし、何故か延々とヘリの上から爆弾が降り注いでいるという状況。
ひとりの敵に対して派手であると同時に、ヘリも危ないだろう。
まぁ、それはファミコン上の話だから目をつぶるとして

そのヘリを倒すと自分の基地にもどるのだが攻撃ボタンを押すと



などと発するのだ。まるで「ワギャンランド」の「ワギャン」のように…
で、当たった人間は「蛙」になる。もはや意味不明である。
ちなみにアメリカでも発売され「AVGN」だったっけな?
アメリカでクソゲーをプレイして批評する番組。
誰かが日本語訳を付けた動画があったりする。
それはご自分で探していただきたいところだが…
そのゲーム。
ラストの「
文字はアメリカ版にも搭載。
レビューしてる人がポカーンとしていたわ。
何故、修正しようと思わなかったのだろうか?


「男の怒りが爆発するバトルゲーム」

ゲーム側が「」に執着するがあまりプレイヤー側が「」めるゲーム

と言ったところかである…




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