「貝獣物語」 プレイ日記 by 髭人 ～バブ、頑張る～ 第５貝

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
バブ：隣の客は…良く…柿…食う…客だ。これを早口で言ってください
ひげじん：え？隣の客は良く柿食う客だ。これでいいか？
バブ：すごい！これならイケる！
ひげじん：これがどうしたん？
バブ：ある町のばあさんが早口をしてくれって言ってきてボクそれで負けちゃって悔しくて
ひげじん：敵討ちをしろと？
バブ：そうです
ひげじん：今、片言だったけど、早口で言ってみて…
バブ：隣の客は良くきゃき食う…あ！
ひげじん：うーわ！間違えた！きゃき食うとか言って！ハハハ！きゃき食うだってさ！
バブ：ぐっ！（あのババアと同じタイプ！！）

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
北へ向かい、悪魔の罠を越えバルタリーでひげじん用に「勇者の剣」と「戦士の兜」を買い
北へ向かうと酒場がある。
ジジイ「ううっ気持ちが悪い。お願いじゃ洗面器を持ってきてくれんかの」
バブ：急にそんな
ジジイ「も、もう間に合わん。ゲロリンチョ」
ひげじん：面白い吐き方するんですね。（ニコニコ）
ジジイ：だから今から洗面器を。ゲロリンチョ
ひげじん：ハハハ！いいですね。もう１回（ニコニコ）
ジジイ：見せ物じゃねーんだぞ！ゲロリンチョ
バブ：完全に遊んでる…

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
北に向かい通路を越え、南下した町が早口のおばばがいる「ラーナル」である。
おばば：また来たのか。きゃき食う奴
バブ：グッ！でも、今回はこの人がやるんだ！頑張ってください！ひげじんさん！
ひげじん：分かったよ！きゃき食う奴！
おばば：お！お前さんも知っているんか？その貝獣がきゃき食うって言ったのを
ひげじん：知ってますよー。頭の中に深く刻まれちゃって～なんせきゃき食うですから
２人：（ニコニコ）
バブ：初対面ですぐに意気投合していやがる。この嫌なヤツ同盟…

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
おばば：では、お主行くぞ！『隣の客は柿食う客だ』
ひげじん：隣の客は柿食う客だ。軽い軽い。
ばあさん「そなたに早口二段を授けよう」
ひげじん：終わり？何だ楽勝じゃん。もう段位取っちゃってさ
ばあさん：まだじゃ！これからが本当の本番！
ひげじん：まだあんの？
ばあさん「青巻紙赤巻紙黄巻紙!さあゆうてみい!」
バブ：うわ！凄く言いにくそうな言葉！
ひげじん：青巻紙赤巻紙黄巻紙
ばあさん「うーむ参った。これでそなたも免許皆伝じゃ。
　　　免許皆伝の印にこの早口メダルを授けよう」
ひげじん：（こんなもんで免許皆伝ねー。どんだけハードル低いんだろう）
バブ：すごーい！１発で…（キラキラ…）
ひげじん：（まぁ…単純に尊敬してくれるならそういう事にしておこう）

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
更に通路を北に行き、レハレッタで「戦士の盾」を買い、南下、南下のひたすら南下。
トイノンのに戻る。かなりの遠回り。
ひげじん：偉い遠回りだったな…
これでマイヨーの占い師が言っていたボートを取りに行けるわけだな。


〔貝獣物語、バブ頑張る〕
トイノンの南、地図に見切れた部分に来ると…
ひげじん：師匠『トーセンボー』とか言う敵が出てきましたよ。
バブ：その額のバッテンは何なんです？
一応、通せんぼって事で道を塞いでいるって体なんでしょ？
名前が分からなければその意図がわかりませんよ。
それにしても腕、短かッ！！これじゃ簡単にすり抜けられますよね。
しかし、名前と言い、バッテンと言いセンスの欠片もありゃしない。
トーセンボー：ウウッ！ウワッ！（泣く）
ひげじん：師匠！トーセンボーのライフは０よ！もう勝負は着いたのよ！！



↑
トーセンボー：４匹で出ると１００パール持っている

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：でも、『トーセンボー』は足がめっちゃ速くて道ふさぎのプロなのかもしれませんよ。でしょ？
トーセンボー：コクッ！コクッ！（激しく頷く）
バブ：本当ですか？
ひげじん：じゃ、じゃぁ逃げのプロ、『バブ』さんがトーセンボーされるか試してみたらどうですか？
バブ：分かりました。じゃぁ…右行くと見せかけて左ーー！
トーセンボー：トコトコッ…
動いてみせるがまるで追いつけない。
バブ：次は左行くと見せかけて右ーー！
トーセンボー：トコトコッ…
『トーセンボー』は頑張って動いて見せるがまるで追いつけない。
トーセンボー：ゼェゼェゼェ…
ひげじん：走るのおっそ！！でも、何か癒されるわ～！

　←『トーセンボー』の取説イラスト

この辺りの他の敵



↑
グースカ：１～３ターン動きを止める魔法「オカリナ」を使う厄介なヤツ。守るコマンドは有効
どくとかげ：まんま毒のトカゲ。

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
毒のネズミが出現。
ひげじん：いつまでも信じていたい。最後まで思い続けたい🎵（略）
バブ（また歌だ…あ！あの歌か…フッフッフ…）
ひげじん：言いたい事も言えないこんな世の中じゃ
バブ：POISON！
ひげ＆敵：！？
バブ：ハッハッハ！言ってやりましたよ！


〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじんと敵の『ポイズンラット』は眉間に皺を寄せ口をポカーンと開けていた。
バブ：あれ？ツッコミ待ちなんですけど…ひげじんさん。『お前が言うんかい！』って…
ひげじん：何でお前そういう心無い事すんの？（真顔）
バブ：『POISON』って言うだろうからボクがやってやろうと思って…



↑
ポイズンラット：「どくとかげ」同様毒攻撃を仕掛けて来る。２つに大差はない。

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：だからそれだよ。何でそれをすんのかって
バブ：前の『ハッチポッチステーションの件』で…
ひげじん：だったら後でお前が
『またそのパターンかい！』とか『遊ぶんじゃねーよ！』
って素直に突っ込めばいいだけじゃん。
何、そのボケ潰しは！見てみろよ。『ポイズンラット』を！
ラット：ウワァァ～ッ！！（号泣）
バブ：え！？ガチ泣き！？何で！？

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：俺はお前はそんな奴じゃないと思っていた。
人の心の痛みや喜びが分かる奴だと思っていた。
バブ：そんな高がボケを１つ取ったからってそんな大げさな！
ひげじん：大げさぁ！？こんな重大な事をやらかしたのにそんな口を聞くのかぁ！？重症だな…こりゃ
バブ：というより何でボクがそこまで言われなきゃいけないんですかー！

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：お前よ。じゃ、聞くがこれから先、『ポイズンラット』の出番があると思うか？
バブ：出番？う～ん…それはきっと…ないでしょうね
ひげじん：だろ？その『ポイズンラット』の一世一代のボケをお前が潰したんだよ。
家族にも言っただろうよ。
『父さん頑張るぞ』って！子供も応援した筈だ。『パパ頑張れ』って
バブ：（アイツ父親だったんだ…）

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：仲間にも言っただろうな
『オレ、POISONって言うぜ』ってな。
この周辺って『どくとかげ』って敵が出るだろ？
『どくとかげ』は『ポイズンラット』に託したんだろう。
『俺は英語じゃないからダメだ…
だから俺の分も頼む。華麗ににキメてくれ！！』って…
最初の方で出て来た『ポイズグリーン』もこう言っただろう。
『オレには[ン]がないからダメだ。お前に任せる。
嫌われがちな毒キャラ全ての願いをお前に！！』ってな…



ポイズグリーン：前出て来たので省略。

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：そんなみんなの想いを全部お前の軽率な行動がぶっ潰したんだよ。今日帰ったら、関わった奴らみんなお通夜だよ。

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：ちなみにお前がさっき言ったハッチポッチステーションの『ダイア』ネタ
あれだってトランプ達がネタを決めたって事で他の『スペード』『クローバー』『ハート』
みんな集めて祝杯したんだってよ。一晩中沸いたって話だ。
『俺たち全員でロイヤルストレートフラッシュだぜ！』って風にな。
バブ：（種類違う時点でフラッシュじゃないじゃん…）

ひげじん：ええ？どう思ってんだよ。この状況。
バブ：そんな深刻には思ってなかったので…
ひげじん：どう落とし前つけるつもりだよ。
バブ：…。そ、そんな事言われましても…どうしたらいいのか…
ひげじん：じゃ、まず謝って
バブ：え？
ひげじん：謝れって言ってんの
バブ：謝るって…今、散々、説教受けたじゃないですかー。それでＯＫになりませんか？

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
ひげじん：なるかボケが！みんなの笑顔を泣き顔にしたんだからな。
ホラ、『ポイズンラット』に謝って！
バブ：ご、ごめん（なんでボクがこんな事を…）
ひげじん：何それ！そのボクがこんな事しなければならないって顔！
バブ（鋭い。バレてる…）
ひげじん：バカにしてんのか！ホラ！もっと丁寧に！心を込めて
バブ：ごめんなさい。
ひげじん：『ポイズンラット』許す？
ポイズンラット、首を横に振る。
ひげじん：ダメだってよ！バブ、お前もっと真剣になれよ！！お前の本気を見せてみろ！今の件は『ポインズンラット』だけじゃなくて毒モンスター界全部に対しての謝意とお前の誠実さをな！！

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
バブ：深く考えず『POISON』とか言って申し訳ございませんでした。
ボクがちょっとした悪ふざけのつもりでみんなに迷惑をかけて本当にごめんなさい。
深々と頭を下げるバブ。
それに対して『ポイズンラット』はゆっくりと静かにバブに近づく。
バブ：はぁ…（やっと許してくれたのか…）
カプッ
バブ：いたッ！噛んだこの野郎！気分悪っ！しかもコレ毒だ！うーわ！毒だ！
ひげじん：毒だって！？フフッ…バブ君、全身、POISONが回ったかい？
バブ：うるせーよ！何がPOISONだよ！毒をカッコ良く言ってんじゃねーよ！！

〔貝獣物語、バブ頑張る〕
バブ：ボクが悪役になった上に毒だよ！
ひげじん：え？毒薬だって？POISON状態だけど
バブ：洒落言ってんじゃねーよタコ！それにPOISON言うのやめろ！無駄に発音が良いのが腹立つ！
ひげじん：言いたいことも言えないこんな世の中じゃ♪
バブ：誰が言うかボケが！毒だ！毒！毒と言え！毒とーーーーー！
ひげじん：ハハハハハハハ！！

その日、ポイズンラット一家はささやかなパーティを開いたのでした。



ポイズン（原曲）

つづく…

NEXT ＞＞＞第６貝「大海原へ＋αの巻」：ポッサラ南部～マリナ・デル・ナン

「『貝獣物語』プレイ日記」リスト