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「ポポロクロイス物語」プレイ日記 第12回 ~男児が生まれたら『比干支路』にする予定(未婚者)~

2013-02-28 19:00:32 | 「ポポロクロイス物語」 プレイ日記
溺れる二人。

と、そこで急に画面に枠が…何事かと思っていると更に画面が引き、声が聞こえる。
ギルダ「はぁ。ホント見ちゃいらんないね。それにしてもマヌケだよこのお二人さんはさ」
ギルダとナルシアが井戸を使って二人の様子を伺っていたのだ。
ギルダ「船全体があの怪物が生み出した幻だってことくらい普通は気づきそうだけどね」(すんません。気づきませんでした。沈没船を引き上げて魔法で使っているぐらいの感覚でした~)
ナルシア「ギルダ姉さん。なんてことを言うの」
ギルダ「そんなに怒んなくてもいいだろう。大丈夫だろよ。あの近くには小島もたくさんあるしどっかには流れ着くだろう」(何とも楽観的だな。でなければ魔女なんてやってられんのかな?まぁ、森が火事でも焚き火扱いだもんな)
ギルダ「そんなことじゃなくて…」
その場から離れようとするナルシアをギルダが『お待ち!』と、強く引き止めた。
ギルダ「ナルシア、アンタ一体どこへ行こうって言うんだい」(ナルシア「ちょ、ちょっと散歩に…」震え声)
ギルダ「まさかピエトロ達を助けに海に出るつもりかい?」
沈むナルシア。
ギルダ「アンタもよく知っているだろう。森の魔女の掟を。あたしたちは森や山以外では力を発揮できない。それどころかもしも海に落ちたらあたしたちは泡になってとけちまう。
ナルシア「それはわかってる。だけどピエトロ王子や白騎士さんは私の友達なの。助けてあげたいの!」
ギルダ「そのためなら身体が溶けてもいいのかい?」
ナルシア頷く。
ギルダ「はぁ…何てこったい。森の魔女ともあろうものが…やっぱり人間なんかとは付き合わせるんじゃなかったよ。ちょっと待ってな」
ギルダが上に行き、降りてくる。
ギルダ「さぁ、手をお出し」
ギルダはナルシアに鍵を渡す。
ギルダ「それはね。『黄金の鍵』さ。そう。あたし達一族に代々伝わる。一級品の魔法道具さ。その鍵をしっかり握ってなりたい姿を思い浮かべてみな。そうさね。とりあえずは人間の女の子の姿だね。思い浮かべてみな」
すると、黒髪の少女に姿を変えた。
ギルダ「何慌ててるんだい?その姿ならたとえ海に落ちても大丈夫さ。人間だからね。お前に名前をやろう。うーん。そうだ!その姿をしてるとき、お前は『カイ』と名乗るんだ。そうだよ。ナルシア…じゃなかったかカイ。だけどね。これだけは忘れないでおくれ。黄金の鍵を使っていることは、森の魔女以外には絶対に秘密。それを知られるとお前は森の魔女としての力を失っちまうんだ」
カイ「分かった。ありがとうギルダ姉さん」
ギルダ「これは余計なお世話だけどアンタがピエトロ王子を助けてやったとしてもピエトロが感謝するのはナルシアじゃなくてそのカイって女の子なんだ。それでもいいのかい?」
(頷くナルシア…じゃなかったカイ。)
ギルダ「分かったらさっさと行ってやんな」

(上記のとおりこのPS版では黄金の鍵は「代々伝わる魔法道具」とされるが
PSP版では「ポポロ王家のもの」で「パウロから借りた」ということに差し替えられている。後のゲームなどのために設定などは色々と変更されていくものです。)

  

↑「カイ」右の方は何かセクシー

場面はピエトロ達に移り、ピエトロは島に打ち上げられ、白騎士は何故か逆さ状態で頭が埋まっていた。(八墓村か?)
そこへ少女が現れてピエトロを引きずっていった。(白騎士さんはぁぁぁ?)
気が付くと屋内にいてそこに老夫婦がいる。
じいさん「おぉ。よーやく目を覚ましたのかい?アンタ達は西に浜辺に流れ着いたんだよ。何はともあれ命が助かったのは良かった。神に感謝することだね」
ばあさん「アンタ達うのことを教えてくれたのはパミィって娘だ。礼の1つくらいいっておいたほうがいいよ」
(パミィ?聞いたことがあるような名前だけど誰だっけぇ?)

外に出るとそこは小島がいくつもあって人々はそこで流れ着いた流木などで簡素な家を作り生活しているようだ。
「ここはホント天国。サカナはとり放題。喉が乾けば果物があるし」
「島に流れ着いてすぐの頃は船でも通りゃしないか一生懸命合図を送った。だけどすぐにやめた。別にここは天国だからだな」
(陽気がいいからか気楽な人々が殆どのようだが、津波や嵐が来たら一発で終わりだろう)
とある家に入るとヤシの木をくれる。流しておけばそのうち付くだろうという話。(何といういい加減さ)
ほかの人々がいるので話を聞くがどうもパミィは皆から好かれているわけではないようだ。
「パミィってムカつくよな1貴重な流木使ってまで、勝手に船を作ったりしてさ。船なんか完成するわけないのに…
この浜辺にベンチでも作ったほうがずーっといいのにさ」
「この島にとって木はとっても貴重なんだ。朝晩の決まった時間にしか焚き火もしない」
「クジラ岩のてっぺんをハンマーでぶん殴るとすごい勢いで潮が吹き出るんだ。だから昔はみんなで毎日毎日通った。
ハンマーならパミィが持っているけど多分貸してくれないよ」

そんな人々の話を聞いてパミィの所に行くと彼女は船を一人で作っている。彼女に話しかける…前に、パミィを見つめる一人の男。
男「みんなホントだらしないよ。この島をでること、カンペキに諦めちゃってそれどころか1人船を作っているパミィちゃんの悪口を言ったりして…」
そしてパミィに話しかける。(残念ながら「パミィ」の画像は公式ガイドブックにはなし。「ラルフ」があって何故に「パミィ」がないんだ!)
パミィ「ああ…あんたたちか…一体何の用?ハンマーを貸せって?クジラ岩を?気持ちはわかるけど多分ムダだよ。
この村の連中だって昔は毎日のように試したんだから。でも、いいか。アンタ達の気持ちはアンタたちのもんだから誰にも止められないよね。好きに使っていいよ」
そう言って、丸太の上にあるハンマーを貸してくれる。(白騎士が剣で殴るとか体当たりすればハンマー替わりにならないだろうか?)
(というか、既にパミィはハンマーを持っていて、2本あったわけだから、別に問題なかろう)

再び、男に話しかけてみる。
男「でもホントにだらしないのはこのオレなんだよなぁ…みんなに文句言われるのが怖くてパミィちゃんの手伝いができないでいる。ああ。オレのバカ」

ハンマーを持ち、クジラ岩に向かう。浅瀬なら水辺でも歩いていける。浅瀬の色がややわかりにくいが…(俺が色盲だから?)
その道中で錆びた剣を発見する。取り敢えず手に入れておく。
クジラ岩まではグルグルと渦巻き状に浅瀬が続いているのでそのように歩く。そして、クジラ岩にたどり着き、ハンマーで叩いた。
勢い良く吹き出る潮。何も起こらないと思いきや、頭上に1羽のカモメが舞う。それを見ていたら何とそのカモメは女の子になったではありませんか!
ピエトロも白騎士も驚く。
カイ「こんにちは!もうやだなー。そんなに驚かないでよ」(いや、普通驚くよ)
カイ「あたしはナルシアの友達カイって言うんだ。ナルシアに頼まれたあんたたちを助けに来てやったのさ。
白騎士「ほーこれは恐れ入ったでござる。お主、姿を変える力をもってるでござるか」
カイ「エヘン。そのとおり」
白騎士「うーむ。人間に変身できる鳥とはすごいでござる」
カイ「違うでしょ。鳥に変身できる人間だって。まだ修業中だけど鳥だけじゃなくて色んな物に変身出来るんだよ。あんまり失礼なことを言わないでよね。オ・ジ・サ・ン」
白騎士「ナルシア殿の友人というのに乱暴な娘さんでござるな」背を向ける白騎士。
ピエトロ「あ、あのカイさん」(「僕はあなたの全部が好きというわけではありません。でも、今まで戦ってきた仲間じゃないじゃないですか?」そっちのカイじゃないわな…石に変えられた人ゲームの人でもない)
カイ「カイでいいよ」
ピエトロ「カイさん。頼みがあるんだけどボクたちのヨットとそれに乗っているポストフさん立ちを探して欲しいんだ」
カイ「そのことなら大丈夫」(何やら含みがある感じがする)
そして、カイが仲間に増えて3人は村に戻る。

カイは手に武器を持っていない。素手でありながら攻撃力はピエトロや白騎士に大きく遅れを取ることはない。
何故なら、攻撃時にヒョウやユニコーンに変化するからだ。(攻撃後に解除。だったら防御時にハリネズミとかになればいいのに…)
魔法は「トビケラ」という範囲攻撃や「トランスフォーム」という別のモンスターになってからの接近攻撃
エンジェルという単体、回復魔法も使えるが、
「ホーリーバースト」という全画面攻撃や「ヒールレイン」という全員回復があるナルシアに比べ戦闘時の使い勝手は劣る。
好みで使うのがいいだろう。

村に戻ると村人に少し反応に違いがある。
「昼寝の邪魔をしないでくれ。ヨットが来ようが軍艦が来ようが…」
ヨット?さらに奥に進むと何とフライヤーヨットが停泊していてポストフが出てくる。

ポストフ「生きていたのか。ずいぶん探して見つからんから半分諦めていたらこの子だ!
カイって子が鳥の姿でヨットの上に現れたんだ。こっちに人が住んでる島があるって。
もしやと思ってきてみるとお前さん達がいたって訳だ。ホントに会えるとはな」
カイ「えへへ。その通り。2人ともあたしに感謝してよね」(自慢げだな~)
白騎士「分かってでござるよ。それよりヨットは?」
ポストふ「修理しながらたどり着いたんだがな。カンペキに直すまでは後1日必要。修理が終わるまで休んでいてくれ」
(作るときは手伝わせたのに、直すのは任せろって言うんだな。それほど人がいらないのかな?)

それで、ポストフ達は一端、島に上陸する。
パミィを見ていた男は
男「あのヨットでパミィちゃんも島から出て行っちゃうのかな?」と、心配。(そりゃそうだろ)
パミィは急に現れた男たちが船を凝視しているのでキョロキョロしていた。
パミィ「このオジさんたち。あたしの船を見て一体どういうつもりなんだ?」(「船ばかりじゃなくてあたしを見て」って所か?)
それを見てポストフに話しかける。
ポストフ「この船。材料は流木か何かだな。こんな材料だけで良く形してるもんだ」
と、パミィの作りに感心。
フライヤーヨットも来たのでこの島ともお別れということになる。介抱してくれた老夫婦に挨拶をする。
「島を出ていくのか。それもよかろう。人にはそれぞれ自分の道がある」(ありがとうじいさん、ばあさん…)

そしてその日は休んで、フライヤーヨットの前に行くと突然ポストフが思いもかけない申し出をしてきた。
ポストフ「昨日の夜、パミィに色々、話を聞いているうちに考えたんだ。俺と船員は残ることにした」(船員「何で俺たちも!?」)
白騎士「どうしてでござるか?パーセラに帰りたくなくなったでござるか?」
ポストフ「いやいや、そういう訳じゃない。この娘の船を完成させたらパーセラに戻るつもりさ」
パミィ「ごめん。私が無理言っちゃったから」
白騎士「ポストフ殿の気持ちは分かる。拙者も悪党を見かけたら放って立ち去ることはできないでござる」
ピエトロ「それじゃあ。ボクが操縦方法を覚えるよ」
ポストフ「よしきた!今すぐ教えてやろう」(テスト飛行もしてないのに教えられるんか?)

カイ「いよいよ出発なんだね!あ、自分が作った船に乗れるなんて思いもしなかった!うれしーい!」
ピョンピョンと飛び跳ねるカイ。
白騎士「自分が作った?」
カイ「あ!えっとえっと…自分の友達が作った船に乗れるなんてあたし全然、思いもしなかった!」
ピエトロ「ブリオニアに向けて出発!」
ポストフ「気をつけろよー!」
手を振って見送るポストフ達。

ナレーションが入る。『何度か日を迎えた』

つづく…


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