「長靴をはいた猫」のゲーム
サイドビュー横スクロールアクション
開発はショウエイシステム
発売は東映動画
1986年11月21日発売
あらすじ
世界一周に150日もの月日がかかる時代に
主人公の猫の『ペロ』が『グルーモン』伯爵に
「僕なら150日どころか80日で世界一周出来る」
と言ってしまいそれが出来るか否か勝負する事となってしまった。
『ペロ』が勝てば『グルーモン』の財産をすべてもらい
『ペロ』が負ければ『グルーモン』の召使いとなってしまう。
80日の12:00までに『ペロ』は『ビッグベン』に鐘を鳴らす事が
出来るのか?
特徴
右上に時間と残り日数が表示される。
残り日数「0日」「12:00」までに金をならせないとゲームオーバー。
「P=5」というのはライフである。
残機は別にある。
『ペロ』を操作するのと他に様々な乗り物が登場する。
『船』『氷上ヨット』『車』『潜水艦』『気球』と5種ある。
『ぺロ』
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:短剣を投げる
『船』『氷上ヨット』
上ボタン:上攻撃
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:爆弾発射
『車』
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:爆弾発射
『潜水艦』
Aボタン:浮上
Bボタン:魚雷
『気球』
Aボタン:浮上
Bボタン:爆弾
点数は25点
良い点
・「長靴をはいた猫」のゲーム
悪い点
・2色しかない長靴に10種のアイテム
・当たり判定でかすぎ
良い点
・「長靴をはいた猫」のゲーム
まぁこれだけだわな。
東映はこのアニメの『ペロ』をマークとして利用しており
『ペロ』を見るとこのゲームを思い出してしまうわな…
悪い点
・2色しかない長靴に10種のアイテム
色は『赤』と『灰色』どうやって種類分けされているのか…
それは向きと点滅するか否か。
上下の向きと左右の向きである。
分かりやすく言えば、テトリスのL字ブロックの向きで効果が違うという所だ。
まぁ、取り敢えず取ればいいって思えばいいように思えるが
何と、効果マイナスのアイテムがあるのだ。
しかも、それって色とか向きとか関係ないのである。
しっかりとアイテムを区別するしかない。
一応、文字で解説してみようか?
「色」と「左右の向き」と「上下の向き」で解説する。
「点滅」は赤と灰色である。
『灰』『左』『正規』:Aボタンパワーアップ
『灰』『左』『逆さ』:Bボタンパワーアップ
『灰』『右』『正規』:回復+1
『灰』『右』『逆さ』:日数+5
『赤』『左』『正規』:A+Bボタンパワーアップ
『赤』『左』『逆さ』:画面上の敵全滅
『赤』『右』『正規』:日数-10
『赤』『右』『逆さ』:一時的に無敵
『点滅』『左』『正規』:1UP
『点滅』『右』『正規』:A+Bボタンパワーダウン
区別のつき方が分からん…
まぁ、マイナスアイテムは2種なので
『赤』『右』『正規』と『点滅』『右』『正規』の2種を
取らなければ後は好きに取ればいいって覚えればいいかも。
・当たり判定でかすぎ
このゲーム、ジャンプ中左右の操作は受け付けるが
ジャンプ力固定で当たり判定がでかいので避けるのが大変。
「こっちみんな!」
と言いたくなるぐらい敵はこっちを向いている。
『ペロ』もニュートラル状態だとこっちを向く。
海面は坂があるという重力もへったくれもない世界。
『潜水艦』は多くのブロックがあって爆弾で破壊しないと進めないのだが敵は無視して向かってくるんだよな。
どういう事なんだよ…不公平だろ…
と言うか乗り物つっても『ペロ』『船』『雪上船』『車』は操作感覚が一緒なんだよな。
曲も単調で数種類しかないのが10秒ぐらいでループしてしまう。
被ダメージ時の音が「東映動画」って事もあってか「北斗の拳」と一緒である。
無敵時間もないのも一緒!!
東映動画のゲームは「ペロ」の顔がタイトルにあるのを見てこのゲームを思い出してしまい
ガックリと来てしまうのを手伝ってくれる…
エンディングは何もなく当たり前のように2周目が開始される。
おい!『グルーモン』!80日以内で世界一周したぞ!
テメー!しっかり金払えや!コラァァァッ!!
ああ…広告のおせちとは似て似つかぬショボイおせちを出したもんな~。
詐欺みたいなもんだわな。
って、そりゃ、『モン』じゃなくて『ポン』の方か…
ええんか?こんなオチ。
ネタバレはなし
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