忘れな草と青い鳥 (69歳のラブレターその後)

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(沖縄の薬草 4)苦菜とチシャ。二つの和え物。

2017-05-14 04:10:42 | 回想録

(2016年10月29日の投稿記事より。)

年中行事の沖縄で特に勝連地方では昔からの行事が現在も行わています。

冠婚葬祭で小皿に緑の野菜とお豆腐の和え物が小皿に入れて出されます。

お腹一杯でも、小皿に盛り付けされたこの一品料理だけは、必ず何方でも召し上

がって、帰って行かれます。初めて口にした時の感想はとてつもなく苦い!でした。

「貴女は苦味が不足している。」というのが、鹿児島で出会った東洋医学の先生の言葉

でした。苦い食べ物が苦手で、沖縄に来て10年以上も食することができませんでした。

お豆腐が唯一?好きになれなくて、二つ合わせた食べ物は苦手の苦手でした。

大勢の中で育ち、これまで少人数で食卓を囲む習慣が余りなく育ったために、つい大鍋

一杯こしらえてしまいます。見た目にはうんざりですよね。

小さな器に美しく盛り付けして行く母の手料理に、父の満足した顔を思い浮かべてしまい

ます。ブログではやはり大鍋に作った様をご紹介したのですが、この度の写真は地域の

レストランで作られたお料理からご紹介です。お豆腐と和えたグリーンのお皿に入れた

ものが、苦菜の和え物です。地域の行事に出されるものは、この半分の量です。

繁殖力があり、害虫に強く、簡単に育てられる苦菜は、各家庭の畑やお庭で見かけます。

苦菜(沖縄・ンジャナ)  キク科

お店にはこのように刻んで 一袋100円位で売られています。

苦菜の花が咲く季節はこれから冬になって、なのですが、苦菜の代用食として食される

お野菜に沖縄では「チシャ」と呼ばれているお野菜があります。ハーブのチコリです。

チシャの葉は苦菜のように苦くありません。少々固めのレタスを食べているようです。

我が家の狭い畑にもこの2種類の野菜を植えています。

 

 

チコリ(和名・キクニガナ)  キク科

苦菜やチシャがお年寄りに好んで食されるのには理由があったのですね。

猛暑続きの沖縄では食べ物が直ぐに傷んでしまいます。お料理は天ぷらが定番で

油ものが多いのです。これでは胃袋に負担がかかるように思います。

苦菜やチシャの和え物を食べることで、消化が助けられます。

貧血やむくみ、腎炎、気管支炎等々に効用がある薬用植物でもあります。

また、チコリ(チシャ)の根を乾燥させて、フライパンで煎り、煎った後挽き 

熱湯カップでドリップし飲む。つまりチコリコーヒーができます。

(当初思うことは、なんとコーヒーの好きな人たち…でした。何処へ行っても

コーヒーが出されます。学校勤めが多かったのですが、教科が終わる度にコーヒーを飲ん

でおられる先生たちに、良く胃袋が持つなぁ!と眺めていました。苦いコーヒーは苦手で

ありました。

(^^♪ 苦菜とチシャの和え物

 油少々でお豆腐を炒め、だしの素を加えます。冷まして苦菜を加え、ごま油を垂らします。

 あとは混ぜるだけの簡単料理です。冷蔵庫にお豆腐の痛めたもの(夏場だけで、冬には水切

 りしたお豆腐そのまま使用します。)をタッパーに入れ、お客様に随時出しています。

 訪問客が100人を超すことは当たり前なので、こうして準備する一品です。ゴマダレなどの、

 お好みドレッシングでどうぞ。

 嫌いな食べ物も所変われば・・・今では食しています。(お薬のつもりでね。)

チコリのお野菜はすでに終わりましたが、ニガナは冬の一時期収穫できないだけです。

2017年5月11日(零れ種を目当てに花を咲かせています。)

 

コスモス

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