情報科授業研究

一般にはなじみの少ない高等学校普通教科「情報」の教育実践・教材研究について紹介します!

神奈川県の情報科

2005-09-06 | 情報科・全般
私の住んでいる神奈川県の高校には情報科専任の教員がいません。私は、教科には専門性があると考えています。教科「情報」の授業は情報科専任の教員が指導にあたるべきで、他教科との兼任だと教科としての専門性が薄れると思います。

このような状況の中、神奈川県高等学校教科研究会情報部会では、多くの先生方が熱意を持って教材開発に取り組んでいるようです。私も昨年と今年の2回、研究会にお邪魔させていただきました。特に横浜清陵総合高等学校での実践は印象に残っています。

また7月の教育工学会の研究会でご一緒させていただいた神奈川県立高浜高等学校の間辺先生の実践も興味深く拝聴させていただきました。高浜高校は福祉の学校で、情報Aの授業に手話を取り入れているそうです。手話はまさに「コード化」ですね。また間辺先生が運営されているWEBサイト「海の近くの情報教室」を拝見させていただいたところ、情報のディジタル化や論理回路、情報通信ネットワークのしくみ、通信プロトコルまで授業で扱っているようです。普通科でもここまでやっている学校もあるんですね。教科としての専門性の高い意欲的な実践だと思いました。先生が開発されたFlashの教材は手が込んでいてとてもおもしろいです。

神奈川の先生方の実践を参考にさせていただきながら、私も教材開発に取り組んでいきたいと思います。そしていつかは母校(神奈川県)の教壇に立つことを夢見ています!
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