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エーデルワイス③

2017-06-28 14:18:45 | お話
🍰🍰エーデルワイス🍰🍰③


🔸牧野、最近は随分時代も変わって、菓子づくりを巡る環境も様変わりしましたね。

いま私の会社には16人の社員が働いていますけども、

彼らを昔の我われと同じように扱ったら、もう3日も持ちませんよ。

3割くらいの厳しさで、ちょうどですわ(笑)。

🔹比屋根、確かに、いまの人に昔のような辛抱強さはなかなか求められない。

だからいま言ったように、社員には夢を与えなければならないと僕は思います。

一所懸命頑張ったら、こないことがあるよという夢を与えながら、ともに進んでいくことが大事だと思う。

🔸牧野、社員にはたまに話して聞かせるんです。

俺らの時代はこんな修業をしたんやと。

悪いけど、君らのやってることはホントの修業じゃない。

ただの研修だって。

🔹比屋根、だから可哀想なんだ、いまの子らは。

一流になろうと思ったら、やっぱり血の滲むような努力というのは不可欠だけども、

いまはそれが否定される風潮があるからね。

🔸牧野、私も、いまの子は逆に可哀想だと思いますよ。

🔹比屋根、うちも随分やり方は変わったけども、

それでも創業の頃の血は、いまの社員の中にも確実に流れている。

お店が終わった後も、コンテストに向けた作品づくりに皆で何時間も没頭しているし、

それで労働時間のことを問題にする人間は1人もいない。

そこまで頑張っているからこそ、うちでつくるお菓子はお客様に高く評価していただけるし、

コンテストでもきちんと結果を出せているのだと思っています。

🔸牧野、本当にそのとおりだと思います。

私は会長の下で働いている時、

どんなに労働時間が長かろうが、休みがなかろうが、

そのことで辛いと思ったことは1度もありません。

何が1番辛かったと言ったら、

自分でイメージするもの、納得いくものが提供できない時でした。

🔹比屋根、最近はそういう意欲のある子、コンテストでいい結果を出した子を順番に海外へ派遣しています。

一ヶ月して帰って来たら、また次の子を行かせる。

それがまた彼らの励みになるんです。

🔸牧野、そうやって創業時から培ってこられたDNAに、プラスアルファで新しい感覚も養われていくわけですね。

🔹比屋根、そうですね。

最近は優れた職人がどんどん少なくなっているから、

うちには海外も含めて、デパートからの出店要請が非常に多いんです。

その上うちのお店を営業させていただいている各デパートからは、

毎月のように優秀店や優秀社員に選ばれて表彰されています。


🔸牧野、私自身が人を育てる立場になってみると、

どんどん伸びていく子もいれば、

せっかくいいにセンスを持っているのに途中で伸び悩む子もいます。

やっぱり自分がいまやっている仕事がどれだけ好きか、

天職と思えるかどうか、

そこに大きな違いがあると私は思うんですけど、

会長はどう思われますか。

🔹比屋根、確かにあなたの言うとおり、

自分の仕事を神様から与えられた本当に素晴らしい職業だと思うことはとても大事だと思う。

そういう思いがあるからこそ頑張れるし、

人様に喜びを与えるような素晴らしい仕事ができると思います。

それから、やっぱり伸び悩む子は、素直さがないというのかな、

苦言を呈する人を避ける子はなかなか成長できないだろうね。

苦言を呈する人に、しっかり耳を傾けて、自分を失わないようにすることが大切なのに、

残念ながらそういう人を避けてしまうようだと、行き詰まってしまうのは確かだと思いますね。

あなたのように僕のところから独立していた弟子、

さらにその人のもとから独り立ちした孫弟子は、

もう全国で100人くらいいるけれども、

お店を繁盛させている人は、やっぱり素直だね。

もう立派な成功者になって、苦言を呈する人は僕くらいしかいないから、

結構厳しいことも言うんだけれども、

「分かりました、気をつけます」

「言っていただいて、ありがとうございます」

とすごく素直に受け止めてくれて、

お店をますます立派にしていく。

中には、俺に何を言うんだ、みたいな態度を取る人もいるけれども、

そういう人には、もう二度と言わないです。


(つづく)

(「致知」7月号、比屋根 毅さん牧野眞一さん対談より)
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