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自然食🍚🍙 (コンビニ弁当を健康的にするには)

2018-02-04 08:57:48 | 新しい考え方
🍙🍚自然食🍚🍙
(コンビニ弁当を健康的にするには)


100年前、「自然食」という考え方はありませんでした。

すべてが自然なので当たり前です。

ではなぜ今「自然食」が注目されるようになったのか?

「見た目がキレイで、大きさも同じで調理しやすいほうがいい」

と皆さんが言うので、

お百姓さんは農薬や化学肥料を使うようになりました。

食品添加物も、多く使われるようになり、

私たちも見た目のきれいな野菜を喜んで買うようになりました。


私は以前コンビニの商品開発を手伝ったことがあります。

コンビニの商品は、2週間の売れ筋を見て、売れない商品はすぐに全国の店舗から消えていきます。

コンビニで売られている弁当を見ると多くの添加物が使われています。

でもこれは皆さんの「リクエスト」に応えた結果なのです。

「お弁当は腐りにくいほうがいい」

「色合いのキレイなほうがいい」

と言うので、皆さんに買ってもらえるように作っているわけです。

それが店頭に並び続けているということは、

皆さんが、その弁当を支持していることになります。

もし皆さんが

「防腐剤が入っていない弁当がいい」

「色合いが多少し悪くても、安全でおいしい弁当がいい」

と、今売られている弁当を誰も買わなければ、

2週間後にはきっとオーガニックな弁当が全国のコンビニに並びます。

商品が売れなければ生き残れないのはコンビニだって同じなのです。


私は自分自身と子どもの「命の質」を上げたかった。

それには食べ物を変えるしかありませんが、当時はそれがありませんでした。

だから私は1986年に民宿「百姓屋敷わら」を作り、

米、麦、大豆、そば、を自分で作ることにしました。

無施肥・無農薬の完全な自然栽培で、作物の乾燥もすべて天日干しです。

小麦アレルギーはなぜ起こるのでしょう。

一般的に小麦は、高い温度で製粉されると「異形たんぱく」が形成されます。

それがアレルギーを引き起こすといわれています。

私たちは小麦を天日で干し、石臼で挽いています。

そうやって作ったうどんやパンは、アレルギーやアトピーの子どもたちがいくら食べても反応は出ません。


私たち日本人は、60年経ってようやく気づき始めました。

「今の体の調子の悪さは、ずっと食べ続けてきた、この多量の食品添加物や農薬のせいなんじゃないか?」

と。

そして

「やっぱり農薬や化学肥料を使わないほうがいい。

添加物や着色料もないほうがいい」

と考える人たちが増え、

それが科学的にも証明されるようになってきたのです。


では、食事だけ自然に戻せばいいのでしょうか。

そうではありません。

今の社会の構図は、私たちが便利さや快適さを優先的に求めてきた結果です。

ですから私たちがこれからやるべきことは、

「可能な限り環境に負荷をかけない生き方をする」

というところまで考えて行動することなのです。


(「みやざき中央新聞」H30.1.29 自然食料理人 船越康弘さんより)