のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都右京区は嵯峨の「天龍寺」です。
こちらは”世界文化遺産”です。
国内だけにとどまらない、わーるど・わいどなお寺ですよ。
正直、無料公衆電話とか、そんなん以外にさして記憶残っていませんでした。
…というのも、こちらは素晴らしいお庭メインのお寺で、ひでるさん苦手系なんですね。
暦応二年(1339)
当時の日本はまさしく南北朝時代の真っ只中で、若き英雄「北畠顕家」、北陸「新田義貞」らが戦死した次の年のこと。
吉野で亡くなった「後醍醐天皇」の菩提を弔うため、「足利尊氏」は「夢窓国師」を開山として「天龍寺」を創建するのでした。
ここはもともと平安時代初期、「嵯峨天皇」の皇后・知的美人で知られる「橘嘉智子(たちばなの・かちこ)」さまが創建した由緒正しきお寺「檀林寺」がありました。
その跡地に「後醍醐天皇」も幼少期を過ごした亀山殿(仙洞御所)があり、そちらを寺に改めたのが「天龍寺」なのでした。
なお、「夢窓国師」は堂塔建立の資金調達のため、「天龍寺船」による元との貿易を進言。
それによって、無事七堂伽藍が揃ったんだって。
これが四年後、康永二年(1343)のこと。
こちら、正しくは「霊亀山天龍寺資聖禅寺(れいぎざん・てんりゅうじ・しせいぜんじ)」というそうです。
臨済宗・天龍寺派大本山の寺院で、時の権力者たちの支持を受けた「夢窓国師」、臨済宗は勢力を強め、その関係でこちらが京都五山(※由緒あって格式高い寺院だよー、というくくり)・第一位の寺格となるのでした。
いつの時代も権力者になびくのが、うまく生きる秘訣ですね(笑)
ちなみに、同じく臨済宗・南禅寺派大本山「南禅寺」が京都五山の別格、最上位たるお寺です。
こうして創建された「天龍寺」ですが、定番「応仁の乱」による戦火をはじめとして、なんと八回もの大火を受けてしまいます。
そんな訳で、現在残っている堂宇はほぼ明治に再建されたものだそうな。残念。
庭園「曹源池」の設計は開山「夢窓国師」でして、国の特別史跡名勝第一号に指定されております。
写真がソレですね。
本尊は「釈迦如来坐像」です。
なお、特別拝観で見れるのは法堂の雲龍図。
「まんが日本むかしばなし」のオープニング、龍の子太郎(…って言うんだよね)の騎乗していた龍とよく似た感じの絵ですよ。
……いや、バカにしている訳でなくて、イメージね。
まぁ、そんなんです。
[住所] 天龍寺 京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
[関連記事] 【中期・合戦祭り】
⇒ 史上最悪の市街戦「応仁の乱」[1 2 3 4 5 6]
⇒ 檀林寺 (京都)
⇒ 無料・公衆電話 (天龍寺)
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※むかしばなしと言えば…よっばり水木センセでしょう(←なんで?)
なんだかDVDも出るとか聞きました。
本日は京都右京区は嵯峨の「天龍寺」です。
こちらは”世界文化遺産”です。
国内だけにとどまらない、わーるど・わいどなお寺ですよ。
正直、無料公衆電話とか、そんなん以外にさして記憶残っていませんでした。
…というのも、こちらは素晴らしいお庭メインのお寺で、ひでるさん苦手系なんですね。
暦応二年(1339)
当時の日本はまさしく南北朝時代の真っ只中で、若き英雄「北畠顕家」、北陸「新田義貞」らが戦死した次の年のこと。
吉野で亡くなった「後醍醐天皇」の菩提を弔うため、「足利尊氏」は「夢窓国師」を開山として「天龍寺」を創建するのでした。
ここはもともと平安時代初期、「嵯峨天皇」の皇后・知的美人で知られる「橘嘉智子(たちばなの・かちこ)」さまが創建した由緒正しきお寺「檀林寺」がありました。
その跡地に「後醍醐天皇」も幼少期を過ごした亀山殿(仙洞御所)があり、そちらを寺に改めたのが「天龍寺」なのでした。
なお、「夢窓国師」は堂塔建立の資金調達のため、「天龍寺船」による元との貿易を進言。
それによって、無事七堂伽藍が揃ったんだって。
これが四年後、康永二年(1343)のこと。
こちら、正しくは「霊亀山天龍寺資聖禅寺(れいぎざん・てんりゅうじ・しせいぜんじ)」というそうです。
臨済宗・天龍寺派大本山の寺院で、時の権力者たちの支持を受けた「夢窓国師」、臨済宗は勢力を強め、その関係でこちらが京都五山(※由緒あって格式高い寺院だよー、というくくり)・第一位の寺格となるのでした。
いつの時代も権力者になびくのが、うまく生きる秘訣ですね(笑)
ちなみに、同じく臨済宗・南禅寺派大本山「南禅寺」が京都五山の別格、最上位たるお寺です。
こうして創建された「天龍寺」ですが、定番「応仁の乱」による戦火をはじめとして、なんと八回もの大火を受けてしまいます。
そんな訳で、現在残っている堂宇はほぼ明治に再建されたものだそうな。残念。
庭園「曹源池」の設計は開山「夢窓国師」でして、国の特別史跡名勝第一号に指定されております。
写真がソレですね。
本尊は「釈迦如来坐像」です。
なお、特別拝観で見れるのは法堂の雲龍図。
「まんが日本むかしばなし」のオープニング、龍の子太郎(…って言うんだよね)の騎乗していた龍とよく似た感じの絵ですよ。
……いや、バカにしている訳でなくて、イメージね。
まぁ、そんなんです。
[住所] 天龍寺 京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
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なんだかDVDも出るとか聞きました。