お寺さんぽ Ver.03

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勢至菩薩 (仏像・菩薩) 

2007年12月24日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日はあんまり一般的ではないですが、おそらくたいていの人が目にしているだろう、こちら「勢至菩薩(せいし・ぼさつ)」についてです。

ちょっと仏像に詳しい方はとりあえずおいといて(笑)、皆さん聞いたことありますか??
ひでるさんはこの方の名前がなかなか覚えられなく、「阿弥陀三尊」を見たときなどでも、必ず名前が喉で引っかかってしまう方なのでした。

そんな訳で「勢至菩薩」について。
梵名は「マハースターマプラープタ」
…早口言葉みたいです。舌かみそうです。

正確には「大勢至菩薩」、他にも「得大勢(とくだいせい)」とか、「大精進(だいしょうじん)」などと訳されるそうです。
「勢至」ってのは、それらを略したものである様子。
こちらは「知恵の光をもってあまねく一切を照らし、その偉大な力で人々の迷いを除く」という、大層な菩薩なの。

ほとんどの場合は「観音菩薩(聖観音)」と共に「阿弥陀如来」の脇侍となっており、三名で”阿弥陀三尊”を形成することで知られています。
この三尊形式である場合、「日光・月光菩薩」と同じで右に位置(※むかって左ね)する「勢至菩薩」は対になる「聖観音」と対照的な同じ姿で作られます。
そんな訳で単独での信仰は非常に少なく、単独に「勢至菩薩」として祀られている際には”なんらかの理由があって本来の三尊から離れた”のだそうです。
…なんだか意味深。
気になりますね。
相棒の「聖観音」はあちこちやたらめったらあるというのに…。

なお、「勢至菩薩」が知恵の内容であるのに対し、一方の「聖観音」は慈悲を司ります。
この二尊はやたらめったら区別がつきづらく、「聖観音」は頭上正面に如来化仏があり、「勢至菩薩」はそこに水瓶があるのが唯一の基本見分けでして、他にはこれという特徴はないそうです。
そんな程度なんですよ。
当然、例外もあるので見分けについては諦めた方が良さそうですね(笑)

なお、長野「善光寺」での「阿弥陀三尊」への信仰が各地へ広がった結果、各地で善光寺式と呼ばれる「阿弥陀三尊」が制作されています。
こちらの場合、観音・勢至の両菩薩は胸前で左の掌に右の掌を重ね合わせる姿(梵篋印:ぼんきょういん)で作成されます。


[関連記事] 【観音・菩薩・天部などいろいろ】
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⇒ 弥勒菩薩 (仏像・菩薩)
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※そんなこんなで善光寺。
 うふふ…ロマンティック、ですよ(笑)
 結構本が発売されているんですね。
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4 コメント

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丙午 (悩める42歳)
2008-11-24 23:56:53
そうなんです ある時から自分の守り本尊が日本各地どこに行ってもいらっしゃらない…探しているのですそのお姿拝見したくて…
単独は見たことありません (あおぶひでる)
2008-11-26 00:30:52
そうですねー。
阿弥陀三尊の一員としてであれば、なんどかお姿は拝見してるんですけど。
仏像展みたいなのがオススメかもしれません。
Unknown (すいれん)
2010-04-23 09:38:53
私には勢至菩薩さまがついて下さっていると、先日言われたので勢至菩薩について調べています。
とても大きな力を持っていらっしゃる方なのに、観音菩薩に比べて名前が知られていませんね。
でもこちらのサイトにはちゃんと写真入りで紹介されていました。
ありがとうございます。
すごい (あおぶひでる)
2010-04-24 10:58:15
すいれんさん、コメントありがとうございます。
「勢至菩薩」さまが見守っておられるというのはスゴイですね!
うらやましー。
↑上で書いたように単独は少ないものの、阿弥陀様と一緒にあちこちで見られると思います。

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