新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

2017-03-20 21:20:21 | 日記
道場庭のしだれ梅は、今年枝を切る暇がなかったためか、スズメに芽を食べられてしまったせいか、下のほうしか花が咲きませんでした。


3連休は前半2日間が当番だったのでウォーキングで外出しただけでした。
粟鹿山の山頂付近にはまだ雪が残っているようですが、すっかり春らしくなりました。


日曜日にゆっくり寝ていると、大学時代のゼミの恩師からの電話で急いで飛び起きました。
先日、貴重な外科手術アトラスを送っていただいたところでした。大宮医療センターの時に胃十二指腸吻合を梶谷法でしたことがあったのですが、その吻合法を開発した癌研究会附属病院梶谷先生の本でした。恩師は外科手術全盛の時代に梶谷先生本人にスケッチ絵を見せてもらったそうです。

様々な吻合法のシェーマが載っておりワクワクします。現在でも工夫してつなぐこともありますが、基本的に定型法が中心です。梶谷先生は、「今後廃れてしまう手術法もあるであろうから記載して遺しておく。」と書かれています。消えてしまう手術法は少し残念な気もしますが、進化の途中に関わるっていうことも大事なことです。メスを信じて、何とか治したい一心で様々に工夫して切りまくるというのは外科医として憧れます。

ノーベル賞をもらう人も、人類の進化に関われて幸せを感じるのでしょう。自分はなにか進化の途中にでも関わっているのだろうか、と思うこともありますが、自分としては息を引き取る最後の一呼吸にどんな思いがよぎるのか、どう生きれば満足して息を引き取れるのか、を重視してきました。研究や手術に没頭するよりも人の生き方に影響を与えられる、それも身近な人と関わり続けたいと考えてやってきました。

宮本武蔵は、晩年霊厳洞に籠って五輪書を書いたといわれています。生涯を締めくくるのに自らを見つめなおすためでもあったのではないかと勝手に思っています。ただ剣をふるっていただけでなく、五輪書に見られる精神論が武蔵の存在を高めているのでしょう。

今日は彼岸でしたが、我が家の墓は曹洞宗の寺にあります。曹洞宗は達磨大師とも関係のある禅宗です。自分は50歳になろうかというのにいまだに迷ってばかりですからしっかり座禅でも組んで瞑想しないといけません。

23日の祝賀会は、優衣初段の医師国家試験合格と、黒瀬院長(武仁塾6級)ご子息の国立大学医学部合格祝いのダブル祝賀会です。
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