新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

礼に始まり、礼に終わる。

2017-07-29 22:25:44 | 稽古
今日も比較的稽古しやすい温度でした。27度、77%
竹田支部が暑すぎるからかな?

本日は一般部4名、女子部2名、少年部6名の12名でした。
後半はボクシング教室で一般部3名、女子部1名、少年部1名の5名でした。

最近は格闘技ブームが去ったせいか、若い人の稽古意欲がないように感じます。空手は武道ですから、ブームに左右されてもダメなのですが・・・。
以前は前半の稽古で1時間半、後半も1時間から1時間半、その後ウェイトトレーニングしてました。今はほとんど前半の1時間半で終わってしまいます。少子高齢化も影響しているのかな?

苦言を呈するのは、指導している自分の落ち度をさらすようなもので言いたくないですが、来年50歳になる自分が一番稽古出席率が高いのも情けない限りです。「守・破・離」を考えて、黒帯は自分で工夫すればよいと、あまり技の良し悪しに口を出さないようにしてましたが、指導している黒帯も自分の技が劣化していることに気付かないといけません。茶帯の一般部は今の倍は稽古しないと黒帯は夢のまた夢です。老いぼれを基準に稽古しても仕方ありません。自分に厳しく頑張ってほしいものです。

ゆとり世代の影響や、働き方改革によって頑張らないことが美徳のようになっていますが、その感覚で道場に来てもあまり得るものはないでしょう。外部講師を招いているときに参加しないのは礼を失していることくらいは認識すべきでしょう。かなり前に、一部の稽古生がスポーツジム感覚で参加しているように感じると書いたことがあります。初級者はそれでも参加するだけマシだろうと言ってましたが、いまや全体がそのような感覚です。

できない理由はいくらでも作れます。それでは人の上には立てません。自分の生活くらいは自分でコントロールできるようになってもらいたいものです。武仁塾は空手道場です。
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