故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

雪かき

2017-01-22 07:37:22 | よもやま話

昨日は、雪でした。
畑の中の梅の木を描きました。
ここでは、いつ頃咲くのでしょう。


妻が外を見てと叫んでいます。
25cmは積もったでしょう。
充分な支度をして、外に出ました。

今日のタイトルは、「雪かき」です。
この家にあったそり式のハンドダンプを持ち出しました。
道からやり始めました。
私より早くからやっておられた隣の方より声がかかりました。
道は、やらんでよいよ。後から機械が来るから。
自分のうちの駐車場と歩くところだけで良いんだよ。
それでも一時間かかりました。
運ぶ雪は、段々と重くなってきました。
道を越えた畑に落とし、我が家の根雪の上に重ねました。
溶け始めたからなのか、踏み固めたからなのか。
雪は重くハードな仕事でした。

機械(ショベルカー)が来たのは、11時頃。
アスファルトが見えるほどになるまで、あっという間のことでした。
東京都昭島市にいる時に、60cmの雪が降りました。
1週間後にまた60cmの雪が降りました。
昭島より奥の、1m以上降った奥多摩は、除雪機能を備えておらず一カ月間孤立しました。
新潟から除雪車を積んで応援にきてくれました。
最後まで残った民家には、ヘリコプターで食料と救援物資を運びました。
昭島で、物流も交通も正常に戻ったのは3日後でした。

雪国では、除雪仕事は日課です。
札幌でも、子どもをおぶった主婦が、スコップを持って路地の雪かきをしていました。
瀬戸内海育ちの私達には、何もかも初めてのことで、恐ろしい毎日です。
畑の土は、正月以降凍ったままです。
毎朝、水栓が凍っていないか心配しながら起きだします。

隣の人から、冬眠しているんかいと思った。と言われました。
山芋掘りを教えてくれた方です。
家の中で菓子やカレンダーを作っていますから、いわばその通りです。

ここでは、無理をせず備えを充分することです。
一年の流れが分かれば、なんとかやれるのではないかと思います。

島の道 水仙並び 白波の

2017年1月22日
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