自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ルリタテハ,卵から羽化まで(18)

2016-10-13 | ルリタテハ

庭のホトトギスであれほど羽化してきたのに,ついに羽化の瞬間を画像に収めることができませんでした。残念! チャンスが何度もあったのに,羽化後数十分経っていたという失敗ばかり。

さて,今季最後の羽化激写のチャンスが訪れました。幼虫をミュージアムの飼育箱に入れ,食草としてサルトリイバラを与えていた個体です。それがサルトリイバラで垂蛹化し,体色がどんどん変わって来て,羽化しそうになったのです。それが今日10月13日(木)のことです。

もうすぐ羽化するのではないかと直感。机上に置いて気にしながらしごとを進めることにし,いつ生まれてもよいように撮影環境を整えて待っていました。

羽化直前の画像です。

 
11:12。「あっ! 出て来たー!」。慌てて撮影開始です。触覚が伸びて,脚が出て来て……。

 
すっかりからだが出ました。翅はまだそのまま。2本の口吻がちょっと伸びています。

 
からだが上方向に向いて,殻に付いたままぶら下がっています。

 
その間に頭部を撮りました。複眼に生えた毛が見えます。それにしてすごい毛です。

 
口吻が機能するか,試しているしぐさです。

 
複眼をさらに拡大して撮りました。個眼がたくさん。

 
前方向から撮りました。複眼いっぱいに広がる帯紋様が目を引きます。

 
11:37。ここまでで25分。翅が拡がって来ました。このチョウの名を特徴づける瑠璃色が光ります。無事に羽化して,「ほっ!」。


最後の最後に,なんとか羽化を見届けることができました。やはり大変化というものはスゴイ! 待ちわびて得た画像なので,忘れられないコマになります。来季は是非,自然環境の中で観察できたらなあと思うのですが……。 

 

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