飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

いのししと飛騨

2017-07-14 21:32:16 | エッセイの部屋

「本日朝、イノシシが列車にぶつかって来たため、高山線が岐阜と猪谷の間で普通になっています」
一昨日の朝の忙しい出勤時間帯にnhkテレビでニュースが流れた。
「えーっ、ウソだろ?本当かい!」
一人暮らしの私も、思わず声を出した。
列車を待っている高校生達が聞いたら、何と叫ぶだろう。
それにしても、「猪谷」と岐阜の間で猪がぶつかって普通とは、当然「猪谷」付近での事故かなと思った。
高山線とnhkニュースでは言っていたが、正しくは「高山本線」だと私はかつて地元の友人に叱られた事があった。
まあそれはともかく、猪の話題と言えば、いつも車で連れていってくれる友人が、

イノシシや 首がまがらず 谷底へ 

と言う川柳を教えてくれた。
「ハッハッハー、なかなかうまい川柳だ、お前が作ったのかい?」
と聞いたら、小学生の時の同級生の句だと言う。
教室の皆で俳句を作る時間があって、友達の一人がこの句を作って先生に褒められたとの事だった。
その友達とは奥山の村から転校して来たばかりの生徒で、いかにもそんな要望だった事を想い出した。
この名句?は、よほど印象深かったのだろう、何十年も彼の記憶に残っていたようだ。

イノシシや 首が曲がらず 谷底へ

今回高山本線にぶつかって来た猪も、やはり「首が曲がらず・・」だったのか?
たぶん目が悪いせいだと思うが、やはり首のせいにしておいた方が分かりやすく面白いと思った。
それにしても、猪のニュースに猪谷とは、でき過ぎ!うまくはまったもんだ!と笑った。
高山本線と言えば岐阜駅と富山駅間の鉄道である。
どうして普通区間が岐阜ー富山間とか、岐阜ー高山間とならないで「猪谷」が出て来たのだろうか?と不思議に思った。
猪谷駅と言えば、今は廃線になってしまったけれど、ニュートリノで有名になった神岡駅への乗り継ぎ駅と言う事しか私は知らない。
どうして?と不思議に思ってネットで調べて見た。
すると、すぐ謎が解けた。
高山本線は岐阜駅を始点に富山駅を終点とする本州を横断する鉄道なのであるが、富山駅に近い「猪谷」駅を境に、岐阜側をjr東海が、富山側をjr西日本が分割所有しているのだった。
なので、普通区間は岐阜ー富山間でなく岐阜ー猪谷間のjr東海区間だった訳だ。
最近、田畑を荒らすようになった猪は鹿と共に石器時代から日本人の大切なタンパク源だった。
縄文弥生時代はもちろん、獣肉が禁止された仏教の盛んな時代も猪と鹿肉は食されたようだ。
ついこの前、知人が山畑に仕かけていた箱式の罠(餌は米ぬか)に猪が二匹入っていたそうだ。
しかし、猟師に頼んで処分してもらい地に埋めたと言っていた。
今の時期の猪肉は脂肪も少なく美味しくないとの事だった。
それはそうと、今、思いついたのだが、猪や鹿や猿を山畑から追い払うのに狼の鳴き声はどうだろう?
爆竹や空砲よりも効果があるかも?

(おわり)
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