ぺんぺん草

うたごころ*こども・・・語りつむぐことなど

南木佳士の本を

2012-03-10 12:08:47 | 随想


3月10日
 1989年の芥川賞作家の作品を読んでいます。信州に住んでおられ、山の話も多々出てきますが、八ヶ岳の描写に出会って、蕎麦畑のスナップをアップしてみました。

 繊細な心の動き方に就いていくのがやっとという思いで、読み続けています。

 冬ごもりの間に増えた体重を気にして、図書館まで歩いています。3986歩で行ける距離だということが、携帯の歩数計でわかりました。

 「阿弥陀堂だより」という映画は心に残る作品でした。その原作者です。

 何があれば、どうすれば、人は安んじて生きて行けるのでしょうか。意志を述べたほうがいいのか、黙しているほうがいいのか。真実に思い及ぶには、永い時間がかかります。想うこと、語ること、心にしまいこんで温めておくこと、など、これまでの過ぎ越しをあれこれ思い出しながら、多様な人という「生きもの」のことに想いをめぐらせています。

 雪のたくさん積もった朝、庭は一変していました。昨夜まで寒そうに立っていた、葉をすべて落とした木々は、ふんわりと雪に囲まれて、そこには、ほっとした安堵感が漂っているようでした。雪の心が、辛い思いを隠してくれているように感じられた朝でした。

  淋しくてどうしようもない裸木をまどかに雪の包める朝

 栞を本に挟みながら、就寝までのひとときを、南木佳士さんの著書に浸っています。 
コメント (0) |