2月13日
冬の夜は暖かなガス暖房の部屋で過ごしています。節電のため、テレビは消えて、とても静かな時間が流れています。さぁ読書! 市の図書館ができた時に登録した図書カードはもう古くなり、図書館の司書さんが、新しいカードを作ってくれました。
児童書をはじめ、ぐるっと図書を一巡りして、7冊借りて帰りました。児童書は一冊、岸武雄さんの「ブナ林の天狗さま」。天狗さまは高齢になり、死期を悟ります。落ち葉に埋もれて土に戻ります。その落ち葉の上に森のいきものたちはブナの種をまきます。「ブナの木は山に降った雨をじっくりとたくわえ、その根は土深く入って山くずれをさせません」「杉林にくらべ、ブナ林はおおらかで、多くの雑木が育ちます」山のいきものの食べる木の実や山芋もそだちます。「人の作った杉林は、根が浅く山をしばる力が弱く大雨で災害が起こりやすく、日の光も射さず、しーんとしてしめっぽく、山の炭焼き男は『死の林』と呼んでいます」
「ブナの種は天狗さまの身体の養分をもらって大木になるでしょう」そんなくだりを呼んでいると、昔見た「ブンナよ木からおりてこい」というお芝居を思い出しました。子ども向けの舞台でしたが、自然界の命の循環が描かれていました。
『苔とあるく』田中美穂著は苔をたのしむ本です。身のまわりにあるけれど、普段あまり気にもされない緑色の苔を訪ねる旅を、読者にもさせてしまいそうな雰囲気を持つ本でした。
『声の力』『種子たちの知恵』『はな ひと うつわ』なども読んでもらうのを待っています。
新年から読み始めた「三国志」は最後の8巻目に入りました。その頃日本はまだ邪馬台国の時代でした。中国の歴史年表に日本の年表を添えた簡易なものを夫が作りました。水墨画の仲間向けのものですが、一部もらって眺めています。三国志にはよく漢詩を朗詠する場面が出てきます。
本もいいのですが、詩吟の練習もしなくては! 26日に流派の年次大会が行なわれます。今回は「小谷城懐古」を吟じます。今は草が茂り竹の葉の揺れる音が静かに響くのみ・・・と詠っている詩です。昨年の賑わいが去り、城跡は雪に埋まりそれこそ静寂に包まれていることでしょう。
話は逸れますが、東近江市にできる仮称平和祈念館は、3月17日にオープンするそうです。多角的に平和を考えていく施設となるよう期待しています。母の預けた戦地からの伯父の手紙も、母の聞き取り記事もここに保存されます。残念ながら、一年前に亡くなった母も、天上からこの祈念館を見て、笑顔を浮かべることでしょう。

冬の夜は暖かなガス暖房の部屋で過ごしています。節電のため、テレビは消えて、とても静かな時間が流れています。さぁ読書! 市の図書館ができた時に登録した図書カードはもう古くなり、図書館の司書さんが、新しいカードを作ってくれました。
児童書をはじめ、ぐるっと図書を一巡りして、7冊借りて帰りました。児童書は一冊、岸武雄さんの「ブナ林の天狗さま」。天狗さまは高齢になり、死期を悟ります。落ち葉に埋もれて土に戻ります。その落ち葉の上に森のいきものたちはブナの種をまきます。「ブナの木は山に降った雨をじっくりとたくわえ、その根は土深く入って山くずれをさせません」「杉林にくらべ、ブナ林はおおらかで、多くの雑木が育ちます」山のいきものの食べる木の実や山芋もそだちます。「人の作った杉林は、根が浅く山をしばる力が弱く大雨で災害が起こりやすく、日の光も射さず、しーんとしてしめっぽく、山の炭焼き男は『死の林』と呼んでいます」
「ブナの種は天狗さまの身体の養分をもらって大木になるでしょう」そんなくだりを呼んでいると、昔見た「ブンナよ木からおりてこい」というお芝居を思い出しました。子ども向けの舞台でしたが、自然界の命の循環が描かれていました。
『苔とあるく』田中美穂著は苔をたのしむ本です。身のまわりにあるけれど、普段あまり気にもされない緑色の苔を訪ねる旅を、読者にもさせてしまいそうな雰囲気を持つ本でした。
『声の力』『種子たちの知恵』『はな ひと うつわ』なども読んでもらうのを待っています。
新年から読み始めた「三国志」は最後の8巻目に入りました。その頃日本はまだ邪馬台国の時代でした。中国の歴史年表に日本の年表を添えた簡易なものを夫が作りました。水墨画の仲間向けのものですが、一部もらって眺めています。三国志にはよく漢詩を朗詠する場面が出てきます。
本もいいのですが、詩吟の練習もしなくては! 26日に流派の年次大会が行なわれます。今回は「小谷城懐古」を吟じます。今は草が茂り竹の葉の揺れる音が静かに響くのみ・・・と詠っている詩です。昨年の賑わいが去り、城跡は雪に埋まりそれこそ静寂に包まれていることでしょう。
話は逸れますが、東近江市にできる仮称平和祈念館は、3月17日にオープンするそうです。多角的に平和を考えていく施設となるよう期待しています。母の預けた戦地からの伯父の手紙も、母の聞き取り記事もここに保存されます。残念ながら、一年前に亡くなった母も、天上からこの祈念館を見て、笑顔を浮かべることでしょう。










