宇宙の独身者

日々思う事

地方こそ日本

2016-12-30 08:56:11 | Weblog
今日早朝に、72時間の年間ベスト10をたまたま見ました。国道439と長崎のお盆の花火を見ました。国道与作で感じたのは、表意文字と表音文字の違いを感じました。国道を酷道と書いただけでその道の在りようが一目で感じ取ることができることです。その中に登場した人物で一人は、案山子を作り続ける婦人で亡くなられた村の人達を案山子にして地域に配置されその数160人になるとのことでした。聞き間違いでなければ、確か村人は30人と言ってられたと思います。未来は案山子だけの村になるのかもしれないと悲しくなりました。次に天皇のようなオーラを醸し出す年を重ねられた婦人です。山深い里で暮らすご婦人が撮影者に貴重なドリンクを飲みなさいと差し出す姿は神々し光を感じました。後日お礼に訪れた撮影者との会派も神を感じた。あのように歳を重ねることが理想だと思います。長崎の花火は、お盆のしきたりだそうです。初盆を迎えた家族が花火や爆竹をするのだそうですが、半端な金額ではない花火や爆竹を老いも若きもある意味楽しみながら亡くなられた家族を迎え送る姿に見えました。日本の魂は地方に鎮座されている。その地方が崩壊の危機の中を静かに確実に進んでいる。
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