よむこと紡ぐこと 自分なりにつづけてみよう

文学にまつわることを自分なりにつづけてみよう
ブログに記録してみようというブログ

《短歌》春 お彼岸の神社で

2017年03月26日 | 和歌(短歌)



鳥憩ふ 笠木を見上げ お彼岸の
        参拝済ませ ひだまりを行く





とりいこふ かさぎをみあげ おひがんの
          さんぱいすませ ひだまりをゆく











ある晴れたお彼岸の日に氏神様へ行きました。

お参りを済ませ石畳を進むと鳥居の笠木の端で鳥がくつろいでいるようでした。

しばし見上げて、鳥居をくぐり春の日差したっぷりの街を散歩しました。




《ひとりごと つぶやき》かこさとし 別冊太陽

2017年03月21日 | ひとりごと つぶやき
書店で平積みされていたのですが、見た瞬間に思わず手に取ってしまいました。

立ち読みする事無く、レジへ直行。購入しました。

私にとっては豪華、納得が凝縮されている内容でした。

作家の加賀乙彦さんによって綴られたエピソードを読み、かこさんと加賀さんのつながりを知り驚きましたが、同時にとても嬉しかったです。お二人のつながりを御存知の方は御存知だったのでしょうけれど、不勉強な私は全く知りませんでした。

ほかにも、まあ、豪華、豪華、贅沢、贅沢。嬉しい時間でした。

まだ、書店に有ると思います。

六年

2017年03月11日 | 随筆
3.11
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東日本大震災
(平成二十三年[西暦2011年]三月十一日午後二時四十六分発生)




この大震災を乗り越えて生きる多くの人々がいることを




愛しい人を残し、この世を旅立たなければならなかった多くの人々がいたことを




いまなお寄せられ続ける世界の人々から思いを



One Million People’s “FLOWERS WILL BLOOM”
Japan beyond 3.11
http://www.nhk.or.jp/japan311/flowers/





知っているはずなのに。知っていたはずなのに。




この六年。




生きている私は何を成し遂げることが出来たのだろうか。







自分に問いかけた時、沈黙だけが返ってくるのです。











亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。











参考

臼澤みさき(Google検索)
https://goo.gl/1w3oAH

臼澤みさき/故郷 ~Blue Sky Homeland~
https://www.youtube.com/watch?v=5H2c0qVyOVc

《短歌》春の宵 平成二十九年

2017年03月08日 | 和歌(短歌)



春の宵 半月見上げ CDを
      手にして急ぐ 家路嬉しき




はるのよい はんげつみあげ しぃでぃいを
          てにしていそぐ いへぢうれしき











先月、ラジオで偶然聴くことが出来た湯木慧さんの「一期一会」が収録されている 1st Mini Alubum 決めるのは “今の僕” 、生きるのは “明後日の僕ら”を購入しました。
(参考:《ひとりごと つぶやき》表現人 湯木慧 さん「一期一会」)





















『生きろ。』







そうですね。
そうでしたよね。


と思うと同時に、心に静かに築かれ、形作られた確かなものを感じました。





湯木慧さんに感謝を込めて。
















「一期一会」湯木慧 MV






《短歌》春を喜ぶ

2017年03月03日 | 和歌(短歌)



青空の カンヴァス彩る 君に會ひ
          春の光りと 風を喜ぶ





あをぞらの かんゔぁすいろどる きみにあひ
          はるのひかりと かぜをよろこぶ







某日、朝、散歩していたところ、写真にある光景に出会いました。

この木が春の光りと風を全身に浴びて喜んでいるように見えました。春を実感する全てが愛おしく思いがあふれました。

ことばにならないことばで、この仕合わせを共に喜ぶことが出来た瞬間だったと思いました。