三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

初舞台。

2017年04月14日 | 三味線のはなし
ご丁寧に手渡しで案内状をいただいたので
学生さんたちのステージを見に行きました。

クラブ活動で1年くらい練習してきての本番。
もちろん、そんなハイレベルの演奏ではないけど、
楽しくてやってる姿は見ていて気持ちがいい。

考えてみたら
私も学生時代に三味線を初めて手にして
1年くらいで無謀なソロデビューをやったんだった。
本当に散々な出来だった記憶がある。
ピアノみたいにミスタッチさえなければ
少なくとも音程が狂うということのない鍵盤楽器と違って
三味線はフレットレスの弦楽器だから
どこかでツボが狂うと
果てしなく逸脱していってしまう。
開放弦に戻ってきて愕然とする音痴ぶり。
一人で弾くことの怖さ、シビアさを
思い知らされた初舞台でした。

いやー懐かしいなー。
ずいぶん大人になったものです。

そういえば当時は
着物も自分で着られなくて
いつも洋服でライブしてたなー。


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