三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

呼吸の芸能。

2017年07月08日 | 三味線のはなし
三味線で弾く民謡、となると
基本的には八木節系統の
拍子感のはっきりした唄になるのですが、
たまには追分系統のフリーなのもやりたい。

すなわち
南部牛追唄をやりたい。

このアルバムのアレンジの
出だしの声の重ねかたが好き。
後半は私のやりたい方向とは違うんだけど。

02~黄金の里~
Neo Ballad
SHINKO MUSIC RECORDS


このアルバム、東北の民謡が多くて
けっこう響喜のレパートリーとも重なってて
面白いです。
みんな、やりたい曲って一緒なんだなぁー。


千のナイフ、千の目(まなざし) (ちくま文庫)
蜷川 幸雄
筑摩書房


昨日、読んでたら

外国の芸能は脈拍。
日本の芸能は呼吸。

という武智鉄二の引用があって、
それだ!と思ったところ。

唄がこう入ったら
箏がこう絡んできて
三味線はまた別の間でうたう

大きな波に乗って揺蕩うみたいな
器のなかで不規則な波が起きるような

そんなんができ、た、か、な、、、?



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