HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

シモキタ倶楽部 Row your boatとハッピーバースデー

2017年06月18日 | レッスン日記(小中高生)
「シモキタ倶楽部」は 月に一度、日曜日の4時から集まることになっています。
本日のメンバーは 合唱団、インスト係、料理係など合わせて6名。
まずは第1部の合唱練習からです。
先月までに Cのコードによる3度のハモりと、簡単な輪唱を体験していたので、今回は少しバージョンアップして、英語のトラディショナルソング「Row Row Row Your Boat ( ボートを漕ごう) 」を 完全4部カノンで歌ってみました。
全員この歌は知っていたとのこと、さすが大人だ。
印刷しておいた歌詞だけで、立派に歌うことができました。
ちなみにこの歌、子どもの歌というには 歌詞が深淵じゃないですか?

Row, row, row your boat,
Gently down the stream.
Merrily, merrily, merrily, merrily,
Life is but a dream.

特に最後の Life is but a dream.ってところがね。
我々大人にはぴったりの詞です。

Row your boat がうまくできたので、さらにバージョンを上げ、Dmのハモりをやった後、「シャロム」という歌をみんなで歌いました。
これはイスラエル民謡で、マイナーキーなので物悲しい響きがあります。
歌を覚えたら、来月これも輪唱にして歌ってみる予定です。

持ち曲の「ローハイド」と「遥かなるアラモ」は、大分うまくなってきています。
歌詞を覚えて、手元の歌詞カードを見ずに歌えるようになれば、さらに説得力が出ると思うので、簡単な部分からでも少しずつ覚えていきましょう。

さて、楽しみの第2部 ( 反省会または打ち上げ ) 、今日も盛り上がりましたが、ヒバリの誕生日が近いということで シェフが キャンドル付きのバースデーケーキを用意してくれていました。
「ハッピーバースデー」の歌を ヒバリ以外の誰かに伴奏してもらわなきゃ、とのことで、急遽ドクターSに白羽の矢が立ちました。
ドクターは 突然の指名に 驚きはしたものの、ニッコリと立ち上がってピアノに向かい、鮮やかな音色の「ハッピーバースデー」を弾いてくれたので、みんなに大合唱してもらうことができました。
ドクターかっこよくて、株 急上昇です!
こんな風に、何かの時にサッと「ハッピーバースデー」が弾けたら最高に素敵ですね。
ピアノをやってるみんなも、ぜひ「ハッピーバースデー」を弾けるよう、ひそかに練習しておきましょう。

♯♯♯♯ 嬰ハ短調とホ長調

2017年06月18日 | レッスン日記(小中高生)
Sさん ( 大人 ) :
ショパンの「嬰ハ短調のワルツ」、それとポピュラー曲もやってみたいです、ということで 「ピアノで弾けるとかっこいい」というコンセプトの曲集から「イエスタデイ・ワンス・モア」を始めました。
今日は1人で練習してきたのを聞かせてもらったのですが、Sさん読譜力すごいなー、と感心です。

ポピュラー音楽のアレンジ譜というのは、独特なノリやリズムの揺れをそのまま記譜してあります。
そのため、クラシック譜面慣れている人にはとっても読みづらいと思うんですが、Sさんは丁寧に譜面を読んでいて、ゆっくりゆっくりの弾き方ながら、細かなリズムもきちんと合わせてあります。
予習でここまで音を取っていてくれたら、後はレッスンで フレーズの弾き方やノリのタイミングをマスターしていけばいいので、大いにはかどりそうです!

また、この「イエスタデイ・ワンス・モア」のアレンジはたまたまホ長調なんですが、奇しくも今 並行してレッスン中の「ワルツ嬰ハ短調」と同じ ♯♯♯♯ ( シャープ4つ ) の調号なのです。
この2曲とも、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、と7つある音のうち ド、レ、ファ、ソ、と半分以上が♯で黒鍵を弾かなければなりません。
すごーく複雑でたじろいでしまいそうですが、ピアノで弾く場合 黒鍵が多いというのは意外と弾きやすいキーなんですよ。
「ほとんど黒鍵ばっかり」と考えれば、手を黒鍵の上に滑らせていく感覚でOK。
ミスタッチも激減するはずです。
…ということを 前回Sさんにお話ししておいたところ、「今まで ド、レ、ファ、ソ、がシャープと考えていたのを ラだけシャープじゃないと思うようにしたら間違えなくなりました」と喜んでもらえました。
ショパンの好んだ「嬰ハ短調」のキー。
得意なキーになるといいですね!