陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

尾州廻船内海船船主内田家

2017-03-06 21:41:06 | ちょっとお出かけ
れもんです。
少し間が空きましたが、知多半島の続きです。
千鳥ヶ浜の後は、少し内海の町なかを歩きました。

と言っても当てがあるわけじゃなかったのですが、
たまたま小さな案内板が目に入り、行ってみたのが
内田家 です。

  
尾州廻船内海船船主内田家 

どこで区切ったらいいのか戸惑いますね
「びしゅうかいせん うつみぶね ふなぬし うちだけ」
 と読みます。

江戸時代、尾張の国の千石船を尾州廻船といい、
このうち、内海とその周辺を拠点としたものを内海船と呼びました。
「尾州廻船内海船船主内田家」は、
内海船の有力船主だった「内田佐七家」の家屋と、
その分家の「内田佐平二家」の家屋から成っています。


寺で会った白猫
町歩きで出会った白猫。

内海・西岸寺付近の路地
この猫が散歩していた西岸寺あたりには、いい感じの路地が残っていました。



知多半島内海の路地
橋を渡って対岸の集落へ。
道路のカーブに沿って弧を描く、板張りの塀が美しかったです。

尾州廻船内海船船主内田家
カーブを回るとすぐに内田家。 うん、なかなかいい雰囲気です。

内田佐七家・納戸蔵
北側の路地から、「内田佐七家」の納戸蔵あたりを切り取りました。


内田家のお雛様
最初に「内田佐平二家」を見学。 お雛様が飾られていました。

内田佐平二家 内田佐平二家・玄関
左は「なんど」(主人の寝室)。 右は玄関です。

内田佐平二家・ざしき
「ざしき」に入る光が綺麗でした。


内田佐七家
こちらが「内田佐七家」。
屋敷は「主屋」「座敷」「いんきょ」の3つの棟と、複数の小屋や蔵から構成されています。

土間と番傘 内田佐七家・竈と井戸
主屋の土間は「にわ」と呼ばれて通り抜けができ、かまどや井戸も設けられています。

内田佐七家・居り間
「だいどこ」と呼ばれる家族の居間。
この奥の部屋は「おでい」と呼ばれ、主人の居間と接客に用いられます。
ちなみに、更にその先は「座敷」に続いています。
「座敷」の棟は「上の間」「次の間」「茶の間」(茶室)などから構成され、
特別な時にしか使われない、この屋敷で最も格式の高い建物です。

内田佐七家・瓦屋根
「いんきょ」の二階から見た主屋。
「いんきょ」というのは、老夫婦のための別棟の建物です。

内田佐七家・別棟(いんきょ)
その二階の様子。 左には床の間のある座敷部屋があります。

内田佐七家・米蔵
米蔵。


佐七家の家屋は明治2年の竣工で、南知多町の文化財にもなっています。
また、修復を終えて一般公開されたばかりの佐平二家には、
千石船の模型や航海の道具など、廻船に関する資料が展示されています。

何も知らずに偶然見つけた所でしたが、見応えがあって良かったです
皆さんも、近くに行かれた折には立ち寄られてはいかがでしょうか。


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16 コメント

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路地 (みずあさぎいろ)
2017-03-07 10:16:15
野良猫のテリトリーは
暮らしやすそうな
いい感じの街並みが多いのでしょうか?
ちょっと鞆の浦に似た感じですね
此処は、それよりももっと生活臭がするので
私は好きです♪(笑
Unknown (ライチル)
2017-03-07 21:05:10
長い名前の旧家ですね。昔の旧家はどうしてあんなに素敵なのでしょうか!作品を拝見してシンプルさが品格となっていて昔の日常がこんなに格調高い住まいで営まれていたのは素晴らしいですね。特にお雛様の座敷に当たる光や構図、他にも座敷のある作品に魅せられました。とても好きです。25mmF1.2は大阪のオリンパスに行った時にプロの方のモノクロ作品展を見て衝動買いをしました。夜でもとても綺麗に撮れます。実はまだ余り使っていないのですよ。腕の弱さをレンズでカバーをと思いましたが、そういう訳にはいきませんよね。
Unknown (Blues Walk)
2017-03-07 22:30:55
味わい深い民家ですね。
カーブした板塀の道というのも初めてです。
5番目の構図が好きです。
屋根の庇で半分に区切られ、
上側の屋根のラインを生かした動きのある構図、
下側の窓のラインを生かした静的な構図と、
二つの構図が見事に組み合わさっているのは流石です。
8番目の障子から射し込む光が作る畳の上の影。
こういう切り取り方で見せてもらうと、
日本家屋の構成美の美しさが再認識できますね。
素敵なところですね! (DEKUNOBOU)
2017-03-08 10:02:18
知多半島ってこんなに素敵なところがあるのですね!
行ってみたいです。

このような町には猫さんがとても似合っていて、猫さんものんびりしているような♪
どのお写真も素敵
特に5・14枚目は古さの中にモダンさを感じる切り取りがアートを感じさせてくれます
9枚目の光も大好きです。
Unknown (sachi)
2017-03-08 12:09:16
内田家、立派なお家ですね。
保存していくのも大変でしょうけど、ずっと残していってほしいですね^^
昔の家って、南北に風が通って、夏は涼しいですよね^^
お花もさりげなく飾られていて良い感じ。
縁側でひなたぼっこしたいです^^
偶然とは、良い出会いでしたね!
鞆の浦とは比べられませんが… (れもん)
2017-03-09 23:03:45
みずあさぎいろさん、お返事が遅くなってすみません m(__)m
あれれ、鞆の浦って、生活臭が希薄でしたか。
私はそうは思わなかったのですが、私が行ったのは随分昔。
整備も進んで観光客も増えたようなので、変わってきたのかもしれませんね。

写真は確かに鞆の浦と似たところがありますが、
こんな路地があるのは、ほんの一画だけなんですよ。
でも、猫と出会ったあたりは車も他所の人もまず来ないので、
そういう意味では落ち着いて暮らせるところだと思います♪
Unknown (れもん)
2017-03-09 23:05:05
ライチルさん、お返事が遅くなってすみません m(__)m
この長い名前、一般公開にあたって町がつけたのですが、
もっと短くならなかったんでしょうかねえ。
これだけ長いと、記事のタイトルもつけようがありませんでした(笑)

座敷の畳と冬の光は相性がいいですね!
お雛様は何段飾りとかいったものじゃなくてシンプルでしたが、
格調高いもので、この座敷によく似合っていましたよ。
25mmF1.2、使いこなせば応えてくれると思います。
望遠のようにも広角のようにも撮れると思いますので、
寄ったりひいたりしながらライチルさんの世界を切り取ってみてください (^_-)-☆
Unknown (れもん)
2017-03-09 23:08:43
Blues Walkさん、お返事が遅くなってすみません m(__)m
カーブした板塀は珍しいでしょう。
このカーブを回ると5番目を撮った細い路地。
建物の上と下とは平行ではなく、30度くらいの角度で交差しているので、
屋根が複雑になっていて、その面白さも活かせたようです。

8番目に入る光は冬ならではですね。
障子に当たる光にもぬくもりを感じます。
平凡な写真ですが、平行には注意して慎重に切り取りました (^^)v
知多半島 (れもん)
2017-03-09 23:09:53
DEKUNOBOUさん、こんばんは☆
知多半島は、大きな見どころはありませんが、
昔ながらの路地のある町が点在しています。
シーサイドドライブも気持ちいいですよ!

1枚目の白猫は、全然可愛くないけど味のある顔をしていました(笑)
写真の方は特に凝ったものもない観光写真ばかりですが、
5枚目は、寄ったり引いたりいろいろ撮った中の一枚です。
9枚目と14枚目も気に入っていただけて嬉しいです♪
Unknown (れもん)
2017-03-09 23:14:13
sachiさん、こんばんは☆
ここを見つけたのが、今回の一番の収穫かもしれません。
佐七家は平成18年から、そして佐平二家は去年から、
修復工事を終えて一般公開されました。
佐七家は保存修理に8年、小さな佐平二家でも3年かかったそうです。
せっかく一般公開されたのですから、たくさんの人に見てほしいと思いました。

南北に風が通る家は過ごしやすいですよね♪
それにひなたぼっこも気持ちいい!
私が行った時にはほかに見学者も無くて、
佐七家の縁側では、管理の人とボランティアの人かな、
二人でひなたぼっこしながら話をしていました (^_-)-☆

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