酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

デミチーズライス・・・?

2024-02-14 | こしらえた話。

挽肉が好きだ。

ミートソースはもちろん、麻婆豆腐なんかには、かなりたっぷり使う。
だからか知らないが、メンチカツとかハンバーグも好きなのかも。

という挽肉好きの胃袋を捉える商品を偶然見つけて、拵えてみたのがコレ。

合い挽き肉をチーズ風味のデミグラスで煮込んだ、ってことか。
味は想像通りであるが、パスタ用のミートソースのように玉ねぎとか野菜が入ってない、ある意味、自分には新食感である。

で、美味しいのかって?

挽肉もデミも好きなので、もちろん口には合いますがね。見た目通り、味は挽肉だけのビーフシチュー?
展開としてはライスとソースを葉っぱでくるんで食べるとか、パンにつけて食べるとか、ワインなんかと一緒に楽しむというシーンも似合いそう。

※パッケージの裏書にもちょっと提案が記してあるけどね

一度で食べきれず、残ったソースは、上にとろけるタイプのチーズを追い掛けして、ドリアのように焼いてみようかと。
それもきっと美味しいと思う。

野菜とか切らないから、ほんとに数分で出来たのだった。まじお手軽。

怪獣はおまけに付いておりません。


鉄分生活。

2024-02-08 | こしらえた話。

腹は減るが、食べたいものが思いつかない。

という、面倒な日々が続いている。
なんかねえ、退院後、集中力がないって言うか何と言うか。

それでも、年末からの「鉄分摂らなきゃ」というニーズのおかげで、どうにかこうにかメニューが成立。

つまり、鉄分と検索して出てくる食材が食欲のきっかけに。
先日はアサリが登場。

あさり炒飯をこさえたのだが、なんだかやばい絵になったな。
冷凍庫にあったしめじを思いつきで加えてみたのだが、しめじがあさりの吸水管のように見える^^; ほら、砂抜きしてたら貝の中からにゅ〜っと伸びてくるやつ(笑)

冷凍して売られてる剥き身を使ったが、思いの外悪くない。香りもして、それなりの出来上がり。
それなり、とは磯の香りがするってことさ。ほんのりだけどね(笑)、ああ、あさりを食べてるなという気分には十分。

で、旨いのかって?

うーん、自分アサリ好きだからね。深川メシとかボンゴレとか大好き。
というのをさっ引いても、イケると思う。
やっぱ貝は滋味がたっぷりだしね。

それよりも自分には鉄分。
鉄分自体は味がないが、鉄分が含まれてると思えばなお食欲が増すのだった。

あ、食レポとしては説得力がないか(笑)


消防うどん

2024-01-22 | こしらえた話。

正月休み。ぼーっとテレビを観ていたら、おおっコレは気になるぞと、作ってみたもの。

とある消防署の伝統あるまかないご飯。署内では「消防うどん」と呼ぶ。
うどんはのびにくいので、緊急出動がある署員向きなんだとか(食べてる途中で席を外しても食べ直せる)。

大まかに言えば、サバ缶(水煮)の身と汁をベースに、野菜や揚げを煮てこしらえる。
つゆは、いわゆる「つゆ」?。麺を食べるつゆ仕立て。

ということで、冷蔵庫(冷凍庫)の野菜を大量消費(笑)
画像、おつゆの具はほとんどが刻んで冷凍しておいたもの。いつも冷凍庫がぎゅうぎゅうで(計画的消費ができない^^;)困ることも多いのだが、まさかこんなに役に立つとは。
さば缶はいいよね。汁がいい出汁になる。ニラとの相性も抜群。
予想以上(想定以上)に美味しいものが出来たのだった。

サバ缶は、しばしば味噌汁に使う(トマト入りが好物)が、レパートリーがひとつ増えた。
正月、ぼーっとしていて良かった(笑)

 


よ〜く揚げたポテトフライ

2024-01-10 | こしらえた話。

テレビだったか、雑誌だったか、SNSだったか、何かで見たメニュー。


メニューというか、ポテトフライは時間をかけてこんがりとさせるとより美味しい、それがポイント。そんな話だった。

少し低めの温度でじっくり、じっくり。
うん、確かに。焦げる寸前的な香味がなかなかに良いね。
だけど、ちょっと面倒くさいかも(笑)

付け合わせはハム。同じ油でさっと温めただけ。
これは自分の即興で、あってもなくても構わないと思う。

それより問題は、このネタ、何で見たのかを思い出せないことだ。
今日に始まったことじゃないが、最近、そういうことがけっこうある。

加齢のせいじゃない(強がり)。
これもやってみよう、あれもやってみようという、一種の「欲」が強すぎるのかもしれない。
いや、それこそが加齢の傾向なのか ^^;


おかずで術後の身体メンテ。

2024-01-03 | こしらえた話。

前記事より続く手術後の話です。


帰宅してからは、努めて鉄分が補給できそうな食事をこしらえる。
いわゆる「鉄分生活」の毎日である。

砂肝をスライスしてバター炒めに。鉄分というと断然レバー!! というイメージだが、砂肝の方が飽きずに食べられる。調理も簡単。

加えて、もやしのナムルにはた〜っぷりのごま。これで亜鉛を摂る。

 

実は、手術直後、味覚がちょっとおかしくなりまして ^^;

如実にそれが分かったのは牛乳だ。
病院食では毎朝牛乳が1パックついてくるのだが、飲むと、あれ?牛乳の旨みとか甘味を感じない。まろやかな風味たっぷりだったはずの牛乳が、味気のない硬い風味と喉越しに。
例えるなら飲むと鉄の味。鉄を飲んだことはないけど(笑)そんな感じ。

気づけば、病院食は総じて味気ない感じ。
食材や調味の、旨みや甘味に対しての反応が希薄なようで、たとえば煮物や炒め物は出汁や調味料の旨みや甘味が飛ぶのでただ塩っぱい感じしかしない。

術後は、貧血(手術の出血が原因)、肝機能の悪化(手術時の諸々の薬が原因)が検査によって認められた。
これが起因していると言えなくもない。入院や治療のストレスも。
貧血や肝機能の不調は、薬が処方されたので、入院中に回復、すなわち味覚障害も緩和されるかも。

そう思っていたが、退院後も良くなった感じがしない。

という顛末を行きつけの小料理屋で話したところ、鉄分の多い食事はどうだろうと店主の提案もあり、前述のような献立になったという次第。
ほかに・・・

貝類からも鉄分が摂れると、深川めし。
元来好物なので、率先してメニューにラインナップ(笑)。使うのは手軽な冷凍の剥き身ですがね。

砂肝はヘビーローテーション。
食べきったら、またすぐに新しいのを拵える。毎日少量ずつツマミ的に食べる分には飽きるということがない。

という12月。

そして、明けて1月。毎朝牛乳を飲みながら、その味わいの感じ方をチェックしているが、有難いことに、だんだんと牛乳が美味しくなっているような気はしている。鉄分ばかりが功を奏したと思い込んではいないが、このまま復調してくれればと思う新年である。