Will, Vision, Innovation

大企業を飛び出して起業した元経営コンサルタントの独り言

■流石のベテラン経営者の視点■

2009年01月23日 | 起業
先日、某有名オンライン販売会社の方にご馳走していただいてきました。病み上がりに優しい野菜焼きのお店だったお陰で、今朝起きてから胃がすっきりしていて非常に快調です。ありがとうございます!今日は、その際に伺った話がとても勉強になったのでご紹介したいと思います。

私が元金融ということで、金融についての話をした後に、某社社長とその片腕の方の違いについて話が及びました。そこでお二人の違いとして出たのが、「カジノでルーレットをやっています。9回連続で赤が出ました。次に出るのは赤でしょうか?黒でしょうか?」という質問に対する回答です。

片腕の方は、「9回連続で赤が出る確率はXX%。。。だから、次は黒!」という回答だったそうです。そして、何よりも面白かったのが、某社長の答えで、

「そんなの赤に決まっている。その台は壊れてるんだ

いやはや。この答えを聞いたときはしびれました。統計とか論理とか全く関係ありません。自ら前提条件を作って結論を出しています。起業家は、与えられえた命題を解く人ではありません。自ら前提条件を変え、自ら命題を作る人でなければなりません。某社長のこのふとした回答から、その姿勢がにじみ出ているように感じませんか?まさに起業家。まさに実業家です。

一方で、私の回答は「共に2分の1の確率です。前に何が出たかと次に何が出るかは一切関係ありません」です。うーーん。つまらない。頭の中に、制約を固定のものとして持っているがゆえに、こうした回答しか出てこないんでしょう。もっと自由な発想をしていれば、「9回も赤を連続で出せるディーラーなのだから、次も赤!」という答えもあったかもしれません。

今後も経営をする上では、私のタイプとして論理を優先してしまうので、永遠に私の回答は「2分の1」だとは思います。しかし、それ以外にも発想として、某社長のように

「所与の前提を疑う。所与の前提を生み出す。」

という姿勢を持ち続けて、思考の幅をもっともっと広げていかなければならないなと強く感じました。
ジャンル:
ITネットビジネス
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