ビジネスショーの日本離れが叫ばれている状況下で、今年の東京ゲームショーは過去最大の参加者数となったと聞きますので大成功と言って良いのではないでしょうか?その大成功のゲームショー、私も参加してきました。
3DSのメタルギヤやVITAの実機等見どころ満載の中、私としては時代の流れを感じるためにGREEさんのブースをじっくりと拝見しましたのですが、正直色々な意味で衝撃の連続でした。
第一に試したゲーム全ての操作が「簡単」なのです。他社のコーナーにあるゲームは何となく操作は出来るものの、ちゃんとプレーしようと思うとアシスタントの方の説明を伺うか、掲示されている操作形態を読む必要があります。しかし、GREEさんが展示されていたゲーム(少なくとも私が試したもの)は、それが全く必要ありません。
基本全て操作は携帯電話の「OK」ボタンを押せば終わりました。稀に他のボタンを押す必要があることもありましたが、「OK」を押し続けることで不具合はなさそうでした。これはゲームウォッチ時代より単純といって良いレベルで、画面を見ていなくとも操作して話を進めることが出来ると思いました。
第二に試したゲーム全てが「オンライン前提」なのです。当たり前と言えば当たり前なのですが、オンライン機能も付けましたと全く違い、オンラインであることを大前提としたゲームシステムなのです。
例えば、「ゲームの中に出てきた女性を彼女にすることが出来るとすると、その彼女を他の誰かが口説いて奪う事が出来る。そして、またそれを奪い返すことが出来る」というように、他人のプレイが自分のゲーム結果に影響する、又は他人と競う事が出来るように作られています。言うならば、他人の行動とその影響を含めてゲームにしているのです。
上記2つの点から、「難しいゲームで挫折した人でも問題なく楽しめるのだろうな」「車を運転しながらでも簡単にゲームが出来るな」「競いたくなる要素が入っているな」「競うのが好きな人ならこれははまるだろうな」と売れている理由を「頭」では納得することが出来ました。
しかし、第三の点として受けた衝撃が問題でした。それは、試したゲーム全てが「『私には』つまらない」と「心」では感じたことです。
これは本当にゲームがつまらないのではありません。どれもが大ヒットしている面白いはずのゲームです。もしかして長時間やり続けると面白味が出てくるのかもしれませんが、ゲームショーの場で試す限りどれもつまらない…。これはつまり、私の感覚が追いつけていない証拠です。
第一と第二の点は勉強になったというレベルですが、第三の点は深刻です。ニコニコ動画等の新しいネットサービスも十分に楽しめる「感覚」「感性」を維持していたつもりだったのに、今大人気のゲームの面白さが分からない…。企画を考える立場の者としてこれは深刻で危機感を持つべき事態です。
残念ながらゲームをする時間はあまりないのですが、この危機感を胸に、これからは計画的に時間を作ってGREEさんやモバゲーさんのゲームを体験して、その面白さを「頭」ではなく「心」で感じることが出来るようになりたいと思っています。
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自分の感じでは、今までのゲームの延長で捉えている限りはたどり着くべき所にたどり着けないと思っています。全く別のものだと考えます。