雨の記号(rain symbol)

Apinkとミラクル岡山学芸館高校

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 何と表現すればいいのだろうか…?
 野球観戦に浸る時間なんてもうないだろうと思っていたのだ。
 松井秀樹やイチローがアメリカのメジャーリーグで活躍しだしてから、日本野球への関心からは遠のいた。そして松井やイチローの活躍をひと頃は熱心に追いかけたりしたものだった。
 だが最近では寄る年波もあってか、好きだった野球を含め、スポーツへの関心は総じて弱まってきていた。
 寄る年波による気力や体力の衰えから、趣味のカテゴリーは狭めていかざるを得ない心境に置かれていたのだ。


 しかしここにきてそんな後ろ向きの気持ちに異変が生じている。
 まさかこんなことになるとは思ってもいなかった。このチームはノーシードから勝ちあがって甲子園行きの切符を手に入れた。クレオパトラの鼻ではないが、誰の目の前にもどんなドラマが用意されているか分からないのだ。
 この夏は甲子園で行われる高校野球から目が離せなくなりそうなのである。
 少年の頃は野球に夢中だった。あの頃の情熱を思い出させてくれたのはApinkのステージと岡山学芸館高校の連日逆転のミラクル勝利だったのだ。




 この話には伏線もある。
 先日、職場で西東京の地区予選で清宮幸太郎選手(早実)の活躍について同僚から話を聞かされていた。
 リトルリーグに物凄い選手がいるというのは耳にしていたが、彼が高校一年生になっているとは知らなかった。
 アメリカで彼を一目見てイチロー選手は「デカッー」と驚きの声を発したとか…。
 主軸を任された清宮選手(184センチ、97キロ)の活躍もあって早実高校も甲子園行きの切符を手にした。何でも今年は100回のメモリアル大会で始球式には王貞治さんが登場するのだとか…。神宮を沸かせた清宮選手が早実高校を甲子園に導き、その甲子園で早実を優勝させ、日本野球のスーパースターとなった王貞治さんが始球式をやる。
 ひょっとすると清宮選手は将来の日本野球の鍵を握る選手なのかもしれない。


 このように凄い話題があったからとて、岡山学芸館高校が甲子園の切符を手にしなければこの文章はなかっただろうと自分は思っている。久しぶりに今年は甲子園野球をTVでたっぷり楽しもうとの気持ちになれたのは、あの高校の体育館でApinkが「LUV」のステージを披露したからだろうし、Apinkの音楽を聴きながら、国際的なミュージカルアクターへの夢を育てている娘さんがいたのを知ったからだ。Apinkは生徒たちへの応援メッセージも送った。ある者には月並みな言葉かもしれなかったが、ある者には大きな力となったかもしれない。
 まさにクレオパトラの鼻…岡山学芸館高校が甲子園行きの切符を手にしたのは実力があったからには違いないだろう。しかし、連日のミラクルの中身にはどんな希望と情熱がこもっていたかは誰にもわからない。
 岡山学芸館高校には甲子園でも勝ち進んでほしいと思う。
 吹奏楽部はかなり知られているようだが、応援ソングに「Mr. Chu」や「LUV」があってくれたらTVの前で応援のし甲斐も得られそうだ。ぜひやってほしい。



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